歌舞伎座タワーの中に、歌舞伎座ギャラリーという体験型施設があります。
東京の新しい観光名所の1つとして数えられている、
この歌舞伎座ギャラリーについて紹介します。
歌舞伎座ギャラリーとは
歌舞伎の舞台裏に触れられる、体験型施設です。
歌舞伎座タワーの5階に位置し、
歌舞伎の衣装や小道具をまじかに見ることができます。
それだけでなく、実際に舞台に登った気分になれる展示もあるので、
歌舞伎初心者にも歌舞伎大好き人にも楽しめる空間となっています。
加えて、
ギャラリー回廊と言われる建物の4、5階一帯には、
屋上庭園、個性的なおみやげ屋さんや喫茶室。
歌舞伎の歴史を楽しみながら学べる一角もあります。
過去の役者の業績や舞台写真を一堂に見ることもでき、
それだけでも行く価値はある場だと思います。
そうそう、もう1つ【トリビア】な話題もあります。
屋上庭園から4階へ降りる「五右衛門階段」を降って行くと、
歌舞伎座の座紋「鳳凰丸」をかたどった瓦がずらりと並んでいる様子を
見ることができます。
その中に、1つだけ鳳凰の顔が逆を向いている瓦があるのです。
「逆さ鳳凰」と言って、これを見つけると幸せになれる、
なんてことも言われています。
お立ち寄りの際には、チェックしてみてはいかがでしょう。
歌舞伎座ギャラリーでできる体験やイベントはどういうもの?
歌舞伎座ギャラリーのキャッチコピーが、
「歌舞伎にタッチーしる・みる・ふれる・やってみるー」
というそうで、
まさにこれができる施設ということです。
ちなみに、ギャラリーと名のついた体験型施設だけは、
有料ですのでご注意ください。
さて、ここで体験できることは、
・歌舞伎の動物たちを見て、実際に乗ってみること
・芝居にも出てくる舟や籠に乗ってみること
・花道と呼ばれる舞台に立ってみること
・吉原のセットの中を歩きその風情に触れること
・歌舞伎に出てくる音楽を聞いたり楽器を見たりすること
など、
舞台の上で見ているもの感じているものを
まじかに見たり体験したりすることができます。
また、歌舞伎や古典芸能に関するイベントも適宜行われています。
トークイベントでは、生の役者さんの声を聞くこともできます。
これは、
松竹のウェブサイトから日程をチェックすることができるので、
そちらをご覧になって、興味があるイベントに参加するといいと思います。
歌舞伎座ギャラリー、和風喫茶やお土産店も楽しそう
歌舞伎座タワーの地下一階には「木挽町広場」というスペースがあり、
そこに多くのおみやげ屋さんや飲食店が屋台を出しています。
ここをぶらぶらと見て歩くのも楽しいですよ。
ギャラリー回廊には、5階に「楽座」というお土産やさんと、
「寿月堂」という喫茶スペースがあります。
「楽座」では、歌舞伎に関する書籍やDVDなども置いてあるので、
歌舞伎についてもう少し知りたい方には
オススメのお立ち寄りスポットです。
「寿月堂」は、丸山海苔店が、
日本茶の美しさや魅力を伝えるために始めた日本茶専門店です。
歌舞伎座店は、建築家の隈研吾氏の設計により、
3000本もの竹林に囲まれた「禅」をイメージする空間となっています。
軽食やスイーツを楽しむことができるほか、
お茶にまつわるイベントを開催したり、
おみやげ商品も販売したりしています。
また、ギャラリー切符売り場で買えるのが、
「愛羊羹(らぶようかん)」、
これは歌舞伎役者片岡愛之助とのコラボ商品。
愛之助の梅王丸のにらみが効いたパッケージも話題です。
歌舞伎座ギャラリー基本情報:いき方・料金・所要時間
では、その歌舞伎座ギャラリーの基本情報です。
アクセスは、
東京メトロ日比谷線/都営浅草線 東銀座駅から直結。
定休日は不定休だそうなので、ウェブサイトでの確認が必要です。
開館時間は、10:00~17:30(最終入場は17:00)
*イベント開催時は変更もあるそうなので、こちらも要確認ですね。
入場料は、1名600円。
ただし、次の場合には100円割引で入場できるそうです。
・小・中学生
・20名以上の団体
・当月、歌舞伎座にて観劇(当日の幕見を含む)した方 (切符提示要・1枚につき1名様1回限り)
・松竹歌舞伎会会員カード(有効期限内)を提示の方
・イヤホンガイド「くまどりんカード」を提示の方
・中央区民(現住所明記の証明書等提示要)の方
その他、イヤホンガイドや3分間の歌舞伎見学付きの特別コースもあるようです。
有料施設であるギャラリーの1回の所要時間は50分ほど。
あちこち、お土産屋や食事や、建物見学を入れたら、
2〜3時間かかるかもしれませんね。
それだけ楽しく遊べそうですね~。
私も歌舞伎鑑賞の折には、ちょくちょく立ち寄っているのですが、
全ての施設を体験しているわけではないので、
これから気になる施設は積極的にチェックしていこうと思います。
東京観光に歌舞伎座ギャラリーコース、
今までにない面白い体験ができそうですよ。
今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。
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