北大路欣也さん,ずっと昔からテレビに出られていて、
時代劇でのかっこいいヒーローで人気がある俳優さんです。
実はお父様は歌舞伎役者で、市川家とも繋がりがあったらしいんです。
北大路さんといえば、
最近だと大ヒットドラマ「半沢直樹」で、
東京中央銀行のトップである中野渡頭取の役で、
「出向を命じる！」と、絶大なる存在感を示していました。
そうかと思えばソフトバンクの白い犬が演じる
白戸家のお父さんの声を長年されていると知ってびっくり！
大俳優は、なんでもできちゃうんですね。
様々な作品に様々なキャラクターで出演されているので
幅広い世代間での知名度が高い役者さんです。
そんな北大路欣也さんのルーツや最近の様子をお伝えします！
北大路欣也の父、市川右太衛門も歌舞伎役者だった！？
半沢直樹では、主要な役を、歌舞伎役者が演じている！
と注目されているのが嬉しいです。
北大路欣也さんのお父さんも、
歌舞伎役者だったという噂もありますが本当なのでしょうか？
北大路欣也の父は、歌舞伎役者だった！市川家との関係は！？
北大路欣也さんのお父さんは、
市川右太衛門（いちかわうたえもん）さんという役者さんだったそうです。
お名前が歌舞伎役者のようですね。
市川といえば、
海老蔵の成田屋を筆頭に、猿之助・中車の澤瀉屋、
左團次の高嶋屋、男女蔵・男寅の滝野屋と
お家もいろいろあるのです。
そして、うたえもんと言えば、
歴史に残る名女形、中村歌右衛門（なかむらうたえもん）が
いらっしゃいます。
その2人の名前がミックスされているのですから、
歌舞伎ファンとしては、黙ってはいられません。
調べたところ、意外なことがわかりました。
北大路欣也の父は、市川右一という歌舞伎役者だった！？
北大路欣也さんのお父さん市川右太衛門さんの
本名は淺井善之助（あさいぜんのすけ）さんです。
幼い頃、ご両親の勧めで、日本舞踊を習っていたそうです。
そのご縁なのでしょうか、
６歳にして、「菅原伝授手習鑑」の菅秀才役で舞台デビューをされています。
菅秀才といえば、梨園のおぼっちゃまたちが演じる役としても
名高い高貴なお役です。
小学校卒業後は、上方歌舞伎の人気役者、
2代目市川右團次に弟子入りし、
市川右一（いちかわういち）という名をいただいたそうです。
屋号が高島屋だったということ、
その２代目右團次の孫が２代目市川歳入、3代目市川右團次ともに屋号は「高嶋屋」です。
関係は弟子筋、ということですね。
海老蔵や猿之助、中車（香川照之）とは別のお家です。
のちに関西青年歌舞伎団の役者となり、
主要な役も任され。活躍されていたそうです。
勧進帳の弁慶を演じたこともあったらしいですよ～～。
すごいですね、弁慶は歌舞伎役者にとって憧れの役ですものね。
しかも、同じ劇団には、
のちの長谷川一夫さんや嵐寛寿郎さんといった大役者も
いらしたそうです。
これって、夢のような劇団ですね。
でも、推測できることなんですけど、
当時の歌舞伎は今以上にお家の縛りもあったんじゃないでしょうかね。
できる芝居に限界もあったようです。
その後、映画会社からの誘いもあり、
映画俳優に転向することになります。
その時に、市川右太衛門という芸名に変わったのだということです。
北大路欣也の父は、市川右太衛門。銀幕の大スターだった！！
映画俳優になった時の芸名が「市川右太衛門」、
これは、師匠の市川の名と、
5代目中村歌右衛門に右團次を合わせて、
右太衛門になったのだそうです。
映画俳優に転向してからはさらに大活躍だったようです。
代表作の『旗本退屈男』はシリーズが30作にも及び、
当時共に人気時代劇役者として銀幕を飾った
阪東妻三郎さんや大河内伝次郎さんなどと一緒に「時代劇六代スタア」と呼ばれていたそうです。
この中には、長谷川一夫さん、嵐寛寿郎さんも含まれているので、
やはり、一般人の歌舞伎劇団には、
困難があったんじゃないかなって思いました。
戦前から戦後にかけての銀幕の大スターの一人、
私は見たことがありませんが、
映画主演は、300本以上と言うのですから、
映画俳優に転向してこその大成功だったのかもしれませんね。
ですので、
北大路欣也さんのお父さんが歌舞伎役者だったというのは
本当の事でしたが、それは数年の間のことで、
人生のほとんどは映画俳優をされていたというのが結論です。
素晴らしい役者さんだったようですし、
役者の血は北大路さんにしっかり引き継がれたようですね。
北大路欣也の実家はどこ？現在は老人ホーム住まいって本当？兄弟との関係は？
北大路欣也さんは京都の生まれで、
中学の頃に東京に引っ越しているようです。
北大路さんの芸名の由来は、
お父さんである市川右太衛門さんのお家が
京都の北大路にあって、
市川さんが「北大路の御大」と呼ばれていたことからだそうです。
また、現在は、
お父さんの市川さんもお母さんも他界されているので
北大路さんに実家というものはないですね。
北大路さんと奥さんは、現在高級老人ホームに入所されていて、
ホテルのような施設で暮らしているそうです。
奥さんとは非常に仲が良く、
お二人で悠々自適な暮らしをしているようですね。
また、北大路さんにはお兄さんとお姉さんがおられるようです。
しかしそのお兄さんお姉さんとは
あまり仲が良くないというウワサがあります。
原因としては、お父さんが亡くなる数年前に、
北大路さんが
お父さんとお母さんを老人ホームに強引に入れたため、
という話が囁かれていますが、真相はわかりません。
お母さんが亡くなった後に北大路さんがしたコメントによると、
強引に入れたことは全くないという事です。
お兄さんやお姉さんと仲があまり良くない、
というのは本当のことみたいですが
せっかくの兄弟なので、今後和解できたらいいですね。
北大路欣也の妻はどんな人？息子がいる？
北大路欣也さんの奥さんはどんな方なのでしょう。
北大路欣也さんは1977年、
北大路さんが34歳の時に結婚されています。
奥さんは吉屋祥子さんという一般の方で
貿易会社の社長の娘さんだそうです。
なんと、この祥子さんと北大路さんが出会ったのは
結婚から13年も前、
祥子さんは15歳、北大路さんが21歳の時だそうです！
13年もの長い交際を実らせての結婚って、
すごい愛情を感じますよね。
そんなお二人の夫婦仲は、やっぱりとても良いようです。
祥子さんは北大路さんのことを「欣也様」と
呼んでおられるようですし、
北大路さんは海外の仕事に
祥子さんを連れていったりするそうです。
また、北大路さんは2007年に紫綬褒章をもらいますが、
その時の会見で祥子さんへの感謝の言葉を述べたそうです。
北大路さんの本名は淺井将勝（あさい まさかつ）さん
というそうですが、結婚しても芸名で呼んでいるんですね。
なんだかくすぐったいですが、
お二人にとってそれがいいんでしょうね！
先ほども書いたとおり、
2015年からお二人は高級老人ホームに入所されていますが、
まだまだ現役でお仕事をされているのにホームに入った理由が、
仕事で祥子さんを一人にすることが多いため、
他の入居者の方とも交流がとりやすいし安心できる、
という理由でホームに入ったというものだそうです。
本当に奥さん思いですね。
お二人には息子さんがいるというウワサもありますが、
お子さんはいないそうです。
夫婦仲睦まじいお二人なら寂しくなさそうですし、
お子さんがいないなら確かに高級老人ホームが安心ですね。
老人ホーム住まい、ってどんなんだろ？
と思っていましたが、
北大路さんの様子を見ると、なかなかいいものだなあと
考えを改めてしまいました。
北大路欣也と香川照之は、昔から縁があったって本当！？
北大路欣也さんは、あのドラマ『半沢直樹』に
中野渡頭取役で出演されています。
他のメインの役者さんのように激しく主張する場面も、
顔芸かのような感情を表現する場面もなかったのですが、
しっかり存在感のあるお芝居で物語を締めておられました。
そして、功労者の半沢を子会社へ出向を命じたり、
裏切り者の大和田常務を手元に置いたりと
なんだかよくわからない人物でもありますね。
この７月から放送されている続編でも
銀行内派閥や半沢直樹と彼を恨む人たちの間に
騒動が起きそうですが、
中野渡頭取の、あの超然とした態度は健在ですね。
しかも、
前作で中野渡を引きずり下ろそうと奔走した
大和田常務が、中野渡に助けてもらった恩返しをする
と言って忠誠を誓うシーンがありましたが本当でしょうか・・
ところで、この北大路さんと香川さんは
かなり昔から縁があって出会っていたそうです。
それがなんと40年以上も前！
香川さんが暁星小学校５年生の時に、
学校の教会で結婚式があって香川さんは聖歌隊として駆り出されました。
休みの日に出て行くのが億劫だった香川さんが
一体誰の結婚式だよと思いながら行ってみると、
なんとそれは北大路さんと祥子さんの結婚式だったのです！
北大路さんも暁星学園の出身で、
母校のチャペルで挙式されたんですね。
すごい運命を感じませんか？
それから数十年後に二人で大ヒットドラマで共演されてるなんて。
今後のドラマでのお二人の関係も気になります。
＊先日ご出演のぴったんこカンカンの記事はこちらです。
北大路欣也さんは、歌舞伎界の方ではありませんが、
調べてみると、
歌舞伎とは色々なつながりがあり、
面白いものだなあと感じました。
読んでくださり、ありがとう存じまする。
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