「ライジング若冲~天才かく覚醒せり」、2021年のNHK正月時代劇です。
江戸時代の天才絵師伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と
相国寺の僧大典顕常(だいてんけんじょう)との出会い、
そこで生まれた傑作「動植綵絵(どうしょくさいえ)」の誕生秘話を
描いたドラマだそうです。
現在でも展覧会をすると長蛇の列、という大人気絵師伊藤若冲を中村七之助さんが演じることも
大きな話題となっています。
「ライジング若冲~天才かく覚醒せり」のあらすじ、キャスト、見どころなどをまとめて紹介します。
2021年の新春を華やかに彩ってくれるドラマと期待しています。
男たちの愛が、めくるめく美の世界を生んだ!?衝撃の最高傑作「動植綵絵」誕生の秘密! 正月時代劇「ライジング若冲(じゃくちゅう)~天才 かく覚醒せり~」 2021/1/2(土)NHK 総合 BS4K #中村七之助 #永山瑛太 #中川大志 #大東駿介 #門脇麦 #石橋蓮司 https://t.co/H6XuFuc8Ix
— kabukist (@kabukist1) December 21, 2020
ライジング若冲~天才かく覚醒せりは、NHK放映の正月時代劇です
NHK恒例のお正月の時代劇、
2021年は、「ライジング若冲~天才かく覚醒せり」を放映します。
主人公は、武士ではなく町人です。
それも、超絶技巧の絵師、伊藤若冲。
若冲については、青物屋の息子で、絵に魅せられた人ということ、
彼が描く鶏に翼があっても飛べない無念さが込められているのではないかということ、
そんなことくらいしか知りません。
私は、伊藤若冲の絵にひょんなことをきっかけに出会ってから、
魅せられるようになりました。
名だたる展覧会には足を運んでいますし、
このドラマのもう一人の主人公である大典顕常とともに完成させたと言われている
「動植綵絵」を相国寺まで見に行ったこともあります。
その大好きな若冲を、
これまた大好きな中村七之助さんが演じるドラマということで、
期待が高まりまくっているところです。
NHKのことですから、
きっと若冲の作品をドラマの中で美しく見せてくれるに違いありません。
そして、芸術性の高い中村七之助さんの演技は、
若冲の鬼才ぶりを余すところなく表現してくれることとも思っています。
番組情報には、次のように書かれています。
江戸時代の天才絵師・伊藤若冲。
謎に包まれた天才の実像を初めて本格的にドラマ化、
綿密な考証と大胆な仮説に基づき、アートなエンターテイメントとして、
世に問う問題作。
問題作ってどういうことかしら?
とにかく絶対に、見逃せないドラマですよ。
放映予定:
2021年1月2日(土)NHK総合/BS4K 19寺20分~20時35分
1月16日(土)NHK BSプレミアム 21時~22時30分(完全版)
作・演出:源孝志 音楽:阿部海太郎
ライジング若冲~天才かく覚醒せりのあらすじは?見どころは?
宝暦年間、岩次郎がでっち奉公する京の玩具屋に、僧侶・大典がやってきた。
そこで謎めいた絵に大典は興味を引かれる。
描いたのは錦市場の青物問屋の主・桝屋源左衛門。
女性や芸事に一切興味がないが、いい年で始めた絵にすっかりはまってしまった男だという。
その源左衛門はある時、路上で茶をたてる謎の仙人・売茶翁と偶然出会い「若冲」という名を譲ってもらう。
そして売茶翁の紹介で、大典と運命的な出会いを果たす。
大典は若冲にこう告げた。「あなたにはこの世の森羅万象を描いてもらいたい」。
そして若冲は大典の取り計らいで、京の寺にある絵の模写修業に努めるのだが・・・
番組公式ページより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伊藤若冲というと、孤高の絵師というイメージが強いのですが、
このドラマでは、それを覆す設定をしています。
若冲の周りには美意識の高い芸術肌の男たちがいたということ、
その人たちとの交流なくしては、
若冲の才能は発揮されなかった、、という解釈のもと創造されたドラマです。
大典と若冲は愛と絆で深く結ばれ、その結晶が「動植綵絵」である、
という大胆な仮説のもと展開するストーリーからは
目が離せませんね。
放送時間決定!正月時代劇 彩りを与える衣装を初公開 正月時代劇「ライジング若冲(じゃくちゅう)~天才 かく覚醒せり~」 2021/1/2(土)後7:20 NHK 総合 BS4K #中村七之助 #永山瑛太 #中川大志 #大東駿介 #門脇麦 #石橋蓮司 https://t.co/EcwTIfpwLl
— kabukist (@kabukist1) December 21, 2020
ライジング若冲~天才かく覚醒せりのキャスト、中村七之助が若冲役!
それでは、「ライジング若冲~天才かく覚醒せり」のキャストを紹介します。
主演の伊藤若冲、本名枡屋源左衛門に中村七之助さんが扮します。
本業は青物問屋ですが、画業に魅せられ、取り憑かれたように作品を描きあげる凄腕の絵師です。
もう一人の主演は、僧侶大典顕常、若冲のよき理解者となる美しき僧を永山瑛太さんが演じます。
若冲を取り巻く芸術家集団?
円山応挙(本名岩次郎)には、中川大志さんが扮します。
幽霊の絵で有名な絵師ですね。こんなにイケメンだったのかしら・・。
後に山水画の大家として有名になる池大雅に大東駿介さん、
その妻の玉蘭やくに門脇麦さん。
路上で茶を点てる売茶翁は、ベテランの石橋蓮司さんが演じます。
なんか、風貌からして怪しい翁ですね。
その他にも個性的な役者の名前が並びます。
中島勘兵衛役に、市川猿弥さん!(やったー)
宗次郎役に渡辺大さん、山師役に木村祐一さん、与兵衛役に加藤虎ノ介さん。
そして、無聞禅師役に永島敏行さん。
演技派揃いなので、短いドラマですが、きっと心に残る作品に仕上がってるに違いありません。
お正月は、お家で「ライジング若冲」を見る!
また、放映前に色々情報が出てくると思うので、
追記していきますね。
読んでくださり、ありがとう存じまする。
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