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大富豪同心2第8話「江戸動乱」のあらすじと感想

大富豪同心
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大富豪同心2第8話は「江戸動乱」です。

偽小判、米騒動、将軍の跡目争い、だんだんときな臭くなってきました。

その中で、血気に逸る若君幸千代と、のほほ〜んとマイペースを崩さない卯之吉の

対照的な姿が印象に残る話だったなと思います。



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大富豪同心2第8話「江戸動乱の」あらすじ

偽小判の判別はできるようになったものの、

市中に出回り町民の暮らしを圧迫しています。

住吉屋には困った両替商が集まり、米切手を買い占める作戦が進んでいます。

米相場が下がっているときに米を買い占め、高くなったら売り出すことで

金儲けをしようとしているのです。

占い師呑龍のお告げが、米十石の値段をピタリと当てたことから、

両替商たちは呑龍を信じきってしまいます。

富士島のところに住吉や藤右衛門がやってきて。

文鳥の餌と称して怪しい薬を手渡す藤右衛門とほくそ笑む富士島。

奉行所では、仇を討とうとはやる卯之吉(幸千代)を怪しむ同心たち。

お城ではいつも通り呑気な卯之吉

そして恋しい相手を思い悩む美鈴と真琴姫、

顔も性格も違う卯之吉と幸千代ですが、

女心をないがしろにするのは同じみたいです。

一方米相場は波乱を極めます。

両替商たちが、米切手を買い占めているので、

買いたがる米商人たちに住吉屋が高値で米を売っても

どんどん売れていきます。

そこへ、やってきた三国屋藤右衛門、二人の間には不穏な空気が流れます。

住吉屋は三国屋への思惑があるようです。

内与力沢田は老中甘利備前の守を訪ね、

幕府の御金造を開き、商人に正しい金を渡すよう訴えます。

しかし、甘利はそれができないと嘆きます。

将軍の容態が悪いことがその理由です。

そして、そこに富士島が絡んでいるのは明白、

甘利はなんとかすると決意します。

富士島と住吉屋は自分たちの悪事が完成するのがもうそこまでと

ホクホク顔です。

住吉屋は、三国屋を追い落として江戸一番の豪商の座を狙い、

富士島は徳川家の追い落としを図るのです。

それには、2人の幼少時に理由がありそうです。

江戸城を抜け出す卯之吉に、今はどんな時だと思うのか?と詰め寄る美鈴。

卯之吉は、どんな時にも手放せないものがある、

人には生まれ持った性分があると返して一人で出て行きます。

奉行所では、見回りに出る幸千代に

村田が弱い者を助けるのが本当に強いやつではないかと訴えます。

深川の檜には卯之吉、荒海の親分と弥五郎、由利之氶が集まり、

町を救うために何かできないかを知恵を寄せ合います。

徳右衛門は、米相場が漏れていると睨んでいるのです。

住吉屋の別邸で行われている密談、

占い師呑龍の米の値段のお告げがピッタリ当たる

そこにはからくりがあるのか?

荒海の一家の調べで、

住吉屋の別邸に鳩が集まっていることがわかります。

何か閃いた卯之吉です。

その次の日米の相場が十石十六両という高い値がつけられたことがわかります。

それを信じてお金をかけていた商人たち、

しかし実際の価格は十一両

実は、鳩が大阪の米の値を書いた紙を住吉屋まで運んでいたのです。

それを呑龍がお告げといって伝えていたことを

卯之吉と徳右衛門が見破り、高い価格の紙を鳩に付け替えたのでした。

両替商は怒って、住吉屋に詰め寄ります。

米騒動は収まりそうですが、

偽金騒動が収まってないと

卯之吉は、上様に目通りしたいと訴えます

一方富士島は、上様の命令により、謁見を拒まれます。

何者かが動いていると慌てる富士島姉弟。

その夜、盗賊を捕まえに奉行所の同心が出かけます。

幸千代もその一員に加わっています。

無事に捕り物を終え、悪人どもを捉える村田や幸千代。

しかし、卯之吉は何者かに襲われさらわれてしまうのです。

さあ、次回最終話。

卯之吉の運命はどうなっちゃうの?



 

大富豪同心2第8話「江戸動乱」のゲスト出演者

壱岐屋久兵衛役:小宮孝夫

猿喰六郎右衛門役:山口祥行

呑龍役:温水洋一

徳川家政役:尾上松也

第7話に引き続き、怪しい占い師と殺し屋。

セリフは少ないけれど、存在感はあります。

家政は、寝ているだけなのですが、

早く何か動いて欲しいなあという思いがあります!



大富豪同心2第8話「江戸動乱」の感想

幸千代の命を狙う賊たちの企みと、

偽小判づくりの狙いなどが、だんだん明らかになってきました。

のほほんとした捕物帖ではなく、

サスペンスタッチの謎解き時代劇という感じになっています。

その中でも、

「人生は所詮死ぬまでの暇つぶし」と呑気な卯之吉のマイペースは

変わりません。

美鈴が、卯之吉が変わってしまった、、と思っているようだけど、

全然本質的なところは変わっていないんですよ。

いつも卯之吉のことを

「ハチマキ」呼ばわりしている村田が、

幸千代に向かって、

「あいつは弱い者を助ける奴」という場面が心に残っています。

村田さん、どんどんかっこよくなっていきます。

荒海一家の親分も、卯之吉を信じきって(誤解してますが)います。

ドラマの筋立てが変わっても、

状況が変わっても、

その卯之吉の本質が変わらないところが私は好きだなって思います。

卯之吉の行動の根源にあるのは、

何かをしてやろうとか、手柄を立ててやろうとかじゃないんですよね。

誰かを助ける、それだけなんですよね。

正義の味方でもなくて、弱いものを助けたい人、

そこが卯之吉の行動の根幹なのだということをしみじみ思った回でした。

人には人の持つ性分がある、

それを失わないことが大事なんだという卯之吉のメッセージも

心に響きました。

意外と言ったら怒られそうですが、

深いメッセージが込められた回だったんだなあと思います。

さて次は最終回。

あー、また卯之吉ロスになっちゃう・・・涙

*大富豪同心2について詳しくはこちらもお読みくださいね。

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読んでくださり、ありがとう存じまする。



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