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大富豪同心3第6話「大切な女(ひと)」感想とあらすじ紹介!

大富豪同心
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前回、みすずと離れ離れになってしまった卯之吉。

その続きが気になる第6話です。

タイトルも、「大切な女(ひと)」と

わけありな感じがしますね。



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大富豪同心3第6話「大切な女(ひと)」あらすじざっくり紹介!

下総から戻った卯之吉は

三國屋の商売に打ち込む日々。

南町奉行所の同心たちは

夜な夜な暗躍する世直し衆に振り回される日々。

美鈴の行方は相変わらず分かりません

荒海の親分も必死に調べるものの

なんの手がかりもないのです。

卯之吉は、

美鈴はどこかに生きている、

と信じて待つだけです。

 

 

そんな時、美しい女性から、

村田に文が届きます。

その女性の名前はお登勢、

江戸の町で倒れたところを

卯之吉に助けられます。

お登勢は労咳に侵されていたのでした。

ヤクザの女だったお登勢を救って面倒を見ていたのは

北奉行所の笹月文吾でした。

 

 

その頃、おカネは菊乃に本心を打ち明けていました。

おカネは、三國屋の大旦那から頼まれて、

美鈴と卯之吉の仲をなんとかしようと思って

荒療治に出ていたとのこと。

だけど、本当は美鈴のことを

強く認めていたのです。

こんなことになるのなら、、、と

おカネと菊乃は

悔やんでため息をついています。

 

笹月文吾が墓参りをしていた時、

村田がやってきました。

2人は昔、

ヤクザの惣兵衛を捕まえました。

その時助けた女性がお登勢だったんですね。

しかし、力を持つ惣兵衛が手を回し、

牢から出て同心仲間の辰之助を殺してしまったのです。

文吾と村田は、仲間の死を悼み、

奉行所を変えようと誓ったのです。

そうはいっても、

そんな簡単に組織が変わるものではない、

文吾はどうやら愛想をつかし、

世直し衆と手を組んでいるようです。

 

そんな文吾にとって

お登勢は大切な存在のようです。

https://twitter.com/manami84808/status/1684740351549186049



行方不明になっていた浜島与右衛門が

下総から江戸へ戻ってきました。

与右衛門は世直しを進めることを

自分の敵は将軍と三國屋だと

尾張藩筆頭家老の坂田に誓います。

 

卯之吉は、

源之丞たちに遊びに連れ出された帰り道、

世直し衆から襲われます。

源之丞がしこたま腕を打ち込み

皆逃げていきます。

しかし、その中に一際剣の腕が立つものが、、、

源之丞は怪しみます。

 

 

世直し衆の集まる与右衛門の家では

文吾もまた策略に加わっていました。

さらに、そこには謎の剣士も、、

なんとその正体は美鈴でした。

美鈴は事故に巻き込まれて記憶を失っていたのです。

与右衛門は、そんな美鈴に

同心八巻は仇敵と刷り込みます。

美鈴は、卯之吉を斬ると与右衛門に告げるのでした。

与右衛門は薬や催眠を使って

美鈴を洗脳していたのでした。

 

 

江戸の甘利の屋敷を訪ねた卯之吉。

自分は、今まで多くの人の世話になっていたことに気づいたと言います。

甘利は上様を守りたいという気持ちを

卯之吉に伝えます。

そんな会話を、隣の部屋にいた三國屋の大旦那も聞いており、

成長した卯之吉に喜ぶのでした。

 

三國屋は江戸を救うために必要な金額を見積もったものの

それを実現するのは江戸中の両替商が

力を合わせなければ困難と告げます。

ここにはここの戦いがあるのです。

 

 

市中を怪我をしているものを探している南町奉行所

怪しい男を捕まえるのですが、

その男は北町奉行所の笹月文吾を呼べと言い張ります。

文吾は、その男の身元を証明します。

でも、怪しい空気です。

男を追って行った同心たち、

そこに現れたのが清少将。

男を斬ってしまいます。

 

その夜、豪商を狙う企てをお登勢に伝えた文吾。

お登勢は悪事に手を染める文吾が心配でした。

 

村田のもとに、文が届きます。

やっと、村田も沢田も笹月が世直し衆を率いていたことを

気づいたのです。

世直し衆がはいった店に張っていた南町奉行所の同心たち、

すんでのところで盗みを防ぎ、

笹月、世直し衆、共にお縄にかかりました。

 

そこに現れたお登勢、

好きになったのは悪党ではない、同心なんだと訴えます。

死ぬまで同心の文吾を好きでいたいと

自分も世直し衆として捕まえて欲しいというその前で、

文吾は自分に刀を突き刺します。

お登勢だけは見逃してくれ、、と言って息を引き取るのでした。

そのお登勢は、しばらくして牢で亡くなってしまいます。

 

 

その二人を思う卯之吉の表情には

何か変化が見られます。

源之丞は荒海の親分に

あの剣士は美鈴であると告げています。

一方美鈴は、八巻を斬ると決意を固めるのでした。



 

 

大富豪同心3第6話「大切な女(ひと)」ネタバレな感想

ここへ来て、大きく物語が展開し始めました。

見どころは3つです。

世直し衆たちの動きが活発になります。

その裏には、

大事を成すためには小事は切り捨てろと

幕府、三國屋への敵意を新たにする与右衛門の存在がありました。

下総の事件で姿を消した与右衛門は

記憶を失った美鈴を連れて

江戸に戻っていたのです。

真面目な好青年だった表情が

急に冷酷になりました。

私は、卯之吉推しなので、

与右衛門にはそれほど興味はないのですが、

誤った正義を振り翳す

歪んだ意志が

好青年から悪人の顔へと変えたように思いました。

世直し衆と語っていても

やっていることはチンピラの悪事です。

お金に目が眩んで心が卑しくなっていくように見えました。

2つ目の見どころは、

笹月とお登勢です。

笹月は北奉行所の筆頭同心でありながら、

腐った組織に嫌気を感じて、

世直し衆に見方をしています。

それを、坂田に利用されますます悪事へと

足を突っ込んでいってしまう、

言ってみれば哀れな存在です。

とはいえ、どんなに正当な理由をつけても

やっていることは悪事です。

どこかでその決着をつけることになります。

そんなギリギリのところで生きている笹月が

大切にしているのがお登勢なんですね。

お登勢の存在が彼を人間らしくさせているのです。

でも、

お登勢は病に侵されそう長くはない命、

それを知っているからこそ

笹月は自分の使命よりも

お登勢との幸せを選ぼうとしたんだなあと

私は、しんみり感じいってしまいました。

罪を償い、自ら命を絶った笹月、後を追うように亡くなったお登勢。

悲しくなる結末でした。



3つ目の見どころは、

卯之吉と美鈴です。

卯之吉は人が変わったように

仕事熱心になってしまいました。

立ち回りではいつものように気絶しちゃうんですけどね。

この気絶の仕方は

会を追うごとに見事になっていってるようで

私は感心して見ています。

はーちゃん(中村隼人さん)の演技力が

ますます磨きがかかってます。

あ、ずれました。

今まで、卯之吉にとって美鈴はいて当たり前の存在、

だからこそ

いなくなって、いかに自分が守られていたのか

大切な存在だったのかに気づいたんでしょうね。

卯之吉が時折見せる表情がとても苦しくて悲しくて

なんとかしてって言いたくなっちゃいます。

そうしたら、こともあろうに、

与右衛門に洗脳されていて超ビックリ!!

これからどうなってしまうのか

気が気ではないですね。

2人のハッピーエンドを今シーズンでは

見られるといいなあ・・・。

蛇足ですが、

毎回のエンディングの踊りが私は大好きです。

カットがすぐに切り替わっちゃうのですが、

テレビの真ん前でガン見しています。

読んでくださり、ありがとう存じまする。

*全話まとめはこちらからどうぞ

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