大富豪同心、悪者たちの企みが徐々に見えてきた第７話、
そしてとうとう替え玉作戦がバレてしまった第７話。
そのネタバレなあらすじと感想をお伝えします。
大富豪同心２第７話「小判狂乱」のあらすじ
富士島たち、にとうとう、
卯之吉が幸千代君の替え玉になっていることがバレてしまいます。
そんな時に町で偽金騒動が起きるのです。
三国屋でも、多くの両替商が集まりが、
皆、偽小判が市中にあふれていることに頭を悩ませています。
ほくそ笑んでいるのは一人だけ、
そう、あの富士島の弟、住吉屋藤右衛門です。
偽小判が出回っているから、
お米を商人が買占め、高い値段で売買するため、
米や物が値上がりしてしまい、町人も苦しい思いをしているのです。
奉行所もこの騒動にはお手上げです。
しかし幸千代にはなんの手を打つこともできません。
「米が値上がろうが、お上はだんまりだ・・」と言われ考え込みます。
老中甘利も富士島に謁見して、将軍への御目通りを願いますが、
しかし、うまくはぐらかされ、おまけに偽物を囲ってるでしょ、と暗に言われて
ドギマギです。
一方、幸千代を思う真琴姫は、
「帰れ」とつれない幸千代を案じています。
美鈴にも卯之吉を信じているのかと問います。
美鈴は、最近の卯之吉の様子に違和感を拭えず、
信じていいのかわからない様子。
そんな騒ぎの中でも、
卯之吉は蘭学を学ぶのに夢中です。
しかし、これが事態を好転させることに役立つのです。
卯之吉に変わって城に戻った幸千代は、自分が何もできないことへの歯痒さに加え、
町の人たちが同心八巻卯之吉を頼りにしていることを知り、
偽物である自分の無力さを嘆くのです。
真琴姫は、好きなことをすればもっと力を発揮できるし周りを幸せにできると訴えます。
住吉屋は、両替商久兵衛を使って、
米相場を見通せる怪しい呪術師を両替商に紹介します。
その呪術師に頼って米を買い占めれば、損を取り戻せるというのです。
皆がその気になったところで現れたのが三国屋徳右衛門です。
偽小判の出所がわかったから、
3日以内にお上がそこへ乗り込み事態は終結するだろうと言います。
実は、卯之吉が学んだばかりの知恵を使って、
小判を見分ける方法を考え出したのです。
秤と水を使うと、偽小判を炙り出せることがわかり、
早速小判の分別作業も始まりました。
裏で画策しているものを見極めるための
徳右衛門なりの罠をしかけたのですね。
三国屋の言うことを聞き、動揺する商人たち、
すかさず住吉屋は、この集会を解散させます。
そして、偽金造りのアジトへ行きすぐに逃げるように指図します。
そんな偽金造りの現場に乗り込んだのが三国屋の手代と南町奉行所の同心たち
助けに能われたのは、幸千代と美鈴。
二人の活躍で、賊は逃げますが
卯之吉は見回りではなくお酒を飲んでいたのかと誤解をされ、
美鈴に愛想をつかされてしまいます。
それぞれの思いに沈む、
卯之吉、美鈴、幸千代、真琴姫なのでした。
しかし、悪い奴らはまだまだ悪事をやめません。
尾張藩坂田玄蕃と富士島は、さらに何かを企む様子。
今後の展開がまたまた気になります。
大富豪同心２第７話「小判狂乱」のゲスト出演者
尾張藩坂田正重役：新藤栄作
壱岐屋久兵衛役：小宮孝夫
猿喰六郎右衛門役：山口祥行
呑龍役：温水洋一
いや～～な空気の悪いお侍さんを
新藤栄作さんが演じられているのですね。
将軍跡目争いに尾張藩の徳永家が絡んでくるのかしら～と
いう予測を立てましたがどうかしら？
今回も、脇役に渋い演技派俳優が入ってきていますね。
大富豪同心２第７話「小判狂乱」の感想
それでは、第７話の感想です。
だんだんと悪事が進むにつれ、緊張する場面が増えますね。
大富豪同心は、前作からお気軽、のほほんと見られるのが
好きなので、
緊張感のある場面はそのギャップにドキドキしてしまいます。
特に、将軍のお側に使える富士島が、
将軍に何かしているんじゃないかと勘ぐれる言動があったり、
事態をまとめようと動く徳右衛門に危険が迫りそうだったり、
美鈴と卯之吉の間の亀裂がこの後どうなるんだろうと不安になったり、
本当にドキドキハラハラする第７話でした。
小判に関しては甲州が、跡目争いには尾張が、何か関係していそうです。
そうなってくると
本当にお家の大事件になってしまいます。
大金持ちでも同心でも、
卯之吉たちは町人の身分、
なんか巻き込まれたら大変じゃない～～～って心配です。
甲州へ調査に行った源之丞が、
なんか鍵となる事実を掘り出してくるんだと思いますので、
その登場を心待ちにしているところです。
また、卯之吉と美鈴、幸千代と真琴姫、
それぞれの恋の行方も気になるところですね。
ということで、
不穏なストーリーへの不安がいや増す第７話でした。
ああ、第８話も楽しみだな～～
読んでくださり、ありがとう存じまする。
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