仲野太賀さん、現在大人気の俳優さんですよね。
ここ数年の出演作品も多数ありすぎて紹介しきれません。
他にも2019年の大河ドラマ『いだてん』や、2020年TBSで放送された『この恋あたためますか』
つい先日最終回を迎えた日本テレビの『コントが始まる』でも活躍されています。
まさに今が旬のブレイク俳優の一人ですね。
そんな仲野太賀さんのお父さんは、
Vシネマや『アウトレイジシリーズ』を中心に活躍されている
強面俳優の中野英雄さんなんです。
こちらでは仲野太賀さんのお父さん、中野英雄さんについて調べてみました。
仲野太賀の父は中野英雄だった
まずはじめに、仲野太賀さんのプロフィールから。
仲野大賀のプロフィール
仲野 太賀(なかの たいが)
本名
中野 太賀別名義
太賀(旧名義)生年月日
1993年2月7日(28歳)出生地
日本の旗 日本・東京都身長
168 cm血液型
A型職業
俳優ジャンル
映画、テレビドラマ、CM、舞台活動期間
2006年著名な家族
中野英雄(父)事務所
スターダストプロモーション
仲野太賀さんは、13歳の2006年に芸能界に入り同年フジテレビのドラマ『新宿の母物語』に出演して役者デビューします。
その後、大きな役は少ないものの、すごい数のドラマや映画に出演し、キャリアを重ね、
2016年、『ゆとりですがなにか』のめんどくさい後輩山岸役で脚光を浴びます。
そして翌年にスピンオフドラマ『山岸ですがなにか』が作られるんです。
これってすごい話ですよね。
私が一番好きなのは2018年日本テレビのドラマ『今日から俺は!』の今井勝俊役です。
主人公三橋のことをライバルだと思っているが、三橋側からはそうは思われておらず、毎回のようにいじられていました。
純粋で熱いし友達思いだけど、すごくおバカ。
というコミカルなキャラクターをしっかり演じてすごく目立っていたように思います。
この今井役が好評だったからだと思われるんですが、二年後の2020年夏、劇場版の公開直前には、
太賀さん演じる今井を主人公にしたスピンオフの、スペシャルドラマが放送されました。
『今日から俺は』は福田雄一さん、『ゆとりですが』は宮藤官九郎さんが書いています。
どちらもビッグなコメディーの巨匠たち。
仲野太賀さんは、そんな二人にプッシュされる実力派なのです。
中野英雄のプロフィール
そんな仲野太賀さんのお父さんが中野英雄さんなんです。
では、中野英雄さんのプロフィールです。
中野英雄(なかのひでお)
本名
中野 英雄生年月日
1964年12月22日(56歳)出生地
京都府京都市左京区国籍
日本身長
172 cm血液型
A型職業
俳優 映画プロデューサー
衣料プロデューサージャンル
テレビドラマ、映画、舞台、Vシネマ活動期間
1985年 –活動内容
1984年:劇男一世風靡入団配偶者
あり著名な家族
仲野太賀(二男)事務所
ギャッツビーエンタテインメント
中野英雄さんは平成初期のトレンディードラマや任侠ものなどを多く扱うVシネマに数多く出演される強面の俳優さんです。
最近では北野武監督の『アウトレイジシリーズ』で活躍されています。
写真を見ると少し似ていますね。
怖そうなお顔で怖そうな役をされていますが、息子さんの太賀さんのことは可愛くてしょうがない様子。
ご自身のSNSで、度々太賀さんの出演作品について紹介しているようですよ。
太賀さん28歳の立派な大人なんですけどね、
素敵なお父さんですね!
仲野太賀の父中野英雄の若い頃
中野英雄さんは1964年生まれの56歳。
若い頃は暴走族に所属する札付きの不良だったようです。
喧嘩をきっかけに出会った哀川翔さん(一発で負けたそうです)の勧めで
劇団一世風靡(一世風靡セピアの前身)に入って芸能活動をスタートします。
ちなみに暴走族時代には宇梶剛士さんの所属していた暴走族とは
敵対関係にあったそうです。
宇梶さんもそっちの人だったということを今知りました。
昔は不良の絶対数も多かったからでしょうか、
やんちゃ出身の俳優さんが案外おられるんですね。
今とはだいぶ様子が違います。
その後たくさんのトレンディードラマやVシネマに出演をするのですが、
中でも中野英雄さんが脚光を浴びたのは、1992年、
フジテレビで放送された『愛という名のもとに』というヒットドラマに倉田篤役で出演したことがきっかけです。
こちらの作品については後ほど詳しく紹介しますね。
そして中野英雄さんの奥さん、つまり太賀さんのお母さんは中野英雄さんが中学時代から好きだった先輩だそうです。
やっぱり、あれでしょうか、クルクルパーマで長いスカートを履いてたんでしょうか。
と想像してしまいますが、その辺は不明。
奥さんのお名前は中野多加美さんという方で、
現在は「バグジー」という芸能事務所の社長をされているそうです。
「バグジー」は1996年に中野英雄さんが立ち上げたようなのですが、
今は経営を多加美さんに任せて
なぜかご自身は「ギャッツビーエンタテインメント」に所属されています。
ちなみに息子の太賀さんは「スターダストプロモーション」所属。
三人三様といった感じなんですね。
仲野太賀の父中野英雄が演じたチョロとは
『愛という名のもとに』チョロ役・中野英雄が初めて語る、唐沢寿明との“苦い思い出” https://t.co/Np0pIIWuu4 @shujoprimeより
— kabukist (@kabukist1) July 8, 2021
仲野太賀さんのお父さんの中野英雄さん、先ほども書いたとおり『愛という名のもとに』で世間の注目を集めました。
こちらではこの作品と、中野英雄さんが演じた役どころについて紹介します。
『愛という名のもとに』は、1992年にフジテレビで放送された連続ドラマです。
脚本は野島伸司さんが書いています。
野島伸司さんは当時人気ドラマを続々と生み出したヒットメーカーで、
ほかにも人気作品は『高校教師』『ひとつ屋根の下』『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』『聖者の行進』などたくさんあります。
私も何話かは見たことがある作品もあるのですが、
基本的には不幸な話が多く、何でこんな人になったんだというよな悪い人間が出てきて、
主人公がこれでもかというほど苦しめられるみたいなパターンが多かったような気がしますが、
それらの野島作品は批判も多くありながら毎度大ヒットし、高視聴率を取るのです。
この『愛という名のもとに』も不幸や苦しみ、葛藤を描いた作品の一つであり、すごい高視聴率を取ったみたいです。
大学のボート部の仲間たちが、社会人になってから顧問の先生のお葬式で再会したところから物語が始まります。
時々会ったり連絡を取るようになってその中で恋愛があったり
各々が不倫や横領など、少しヘビーな問題を抱えていたりして、
悩み苦しみながら生きていくというものです。
主演は鈴木保奈美さん、相手役が唐沢寿明さんで、
そこに江口洋介さんが絡んでくるという恋愛パートが
物語の中心になっていたようです。
この物語の中で中野英雄さんが演じた倉田篤は、
メインメンバーであるボート部の仲間の一人であり、
卒業後証券会社に就職したサラリーマンです。
上司にキツめのパワハラを受けながら働いていて、
そのうちにルビーモレノさん演じるフィリピン人に入れあげ、
貢ぐ金欲しさに会社のお金を横領した後、
それがパワハラ上司にばれてしまったことでその上司を刺し、
逃亡するも行き場を失い、
最後にはボート部の仲間たちとの楽しい思い出が詰まった、
合宿でよく使っていた場所で首を吊って死んでしまうという
ショッキングな役です。
これは確かに話題を呼んだでしょうね。
なんというか、まさにザ・不幸という感じです。
チョロの死後も仲間たちはチョロの事を思い出しながら
それぞれの問題と向き合って生きていったようです。
これが中野英雄さんに世間が注目した『愛という名のもとに』の紹介です。
ちなみにこの作品での中野英雄さんはいかつさは全くなく、
頼りないイジられキャラだったそうですよ。
いろんなキャラクターができるカメレオン俳優ですね。
仲野大賀の父、中野英雄の現在は?
一世風靡セピア、トレンディドラマ、Vシネマと
様々な作品で重要な役どころを演じてきた中野英雄さん。
そういえば、最近はあまり姿をお見かけしていません。
調べたところ現在も俳優さんとしてご活躍されていました。
テレビや映画の出演もあるようですが、
Vシネマでの強面のお役が多いようです。
私はあまり見たことがないのですが、
ファンの間では熱狂的な人気を誇る作品に出演しているそうです。
また、YouTubeチャンネルも持っていらして、
SNSを使った情報発信もされているようです。
タイトルが、「YouTuBAR」で、
バーでお酒を飲みながら語り合っている、という動画です。
ゲストも強面の方が多くて、、、
でも2万3千人ほどのチャンネル登録があるので
こちらも人気があるんだなあと感じました。
ファッションブランド「THE MOBSTAR JAPAN」のプロデュースも手がけているようですね。
こちらはオンライン販売のみのショップのようです。
運営会社が、バグジーとあるので、先述の事務所と同じなのでしょうね。
中野さんが身につけていらっしゃる服は、
こちらのブランドのものみたいです。
俳優さんというと、今まではドラマの中での活躍が全てと思っていましたが、
様々なメディアをプロデュースしたり、そこで演じたりと
活躍の方法がいろいろあることを知りました。
実業家型俳優とでもいうのかしらね。
仲野太賀さんのお父さん、中野英雄さんについてお伝えしました。
過去の記事でも書きましたが、いつか仲野太賀さんとの親子共演が見たいですね。
*中野英雄さんの二人の息子さんについては、こちらにも書いています。
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