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市川九團次、坂東竹三郎の破門からの再出発、市川海老蔵との関係は?

歌舞伎役者
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揺るがない人気を誇る歌舞伎役者市川海老蔵、

その舞台を脇役として支える役者がいます。

四代目市川九團次、ライザップCMでの肉体改造っぷりも話題ですが、

今日は、その市川九團次のプロフィール、

歌舞伎界ではタブー?な破門からの再出発なども

紹介していきます。



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四代目市川九團次のWikiプロフィール

はじめにプロフィールのご紹介です。

市川九團次 本名:鈴木 道行(すずき みちゆき)

生年月日 1972年4月4日

出身地 千葉県

血液型 B型

趣味 カラオケ、観劇、料理、トレーニング

特技 舞踊、乗馬、居合 スキューバダイビング

屋号 高島屋

定紋 三升の中に九の字

襲名歴

1998年 五代目坂東竹三郎に入門

「ヤマトタケル」舎人、熊襲兵士役で坂東竹志郎を名乗る(大阪松竹座)

2005年 「菅原伝授手習鑑・車引」杉王丸役で四代目坂東薪車を襲名(大阪松竹座)

2006年 名題昇進

2014年 坂東竹三郎との芸養子解消(破門)

市川道行を名乗り、市川海老蔵の門弟として再出発

2015年 「石川五右衛門」ヌルハチ役で四代目市川九團次を襲名(新橋演舞場)

 

市川九團次、坂東竹三郎から破門から海老蔵の門弟へ、波乱の転身

市川九團次は、千葉県出身、

歌舞伎とは縁のない一般家庭に生まれ育ちました。

歌舞伎役者になったのは、関西で活躍していた

坂東竹三郎の部屋子となってのこと、

そこで稽古を積み、実績を積み、

坂東薪車という名もいただくことになりました。

この名は、師匠の元の名であり、

そのことからも、上方歌舞伎の機体を担っていたことが伺えます。

容姿もよく、口跡もはっきりとしていたことからも、

その実力は高く評価されていたと言います。

しかしながら、外の者にはわからない葛藤もあったのでしょうね。

だんだんと、師匠との関係が離れていったそうです。

そして、2014年に師匠に黙って、

「秋山道行」と違う名を名乗っての現代劇「サロメ」に出演したことや、

松竹にも無断で別の芸能事務所に所属したことから、

師匠が不信感を募らせ、芸養子解消ということになってしまったそうです。

歌舞伎の一門を出されたこと、松竹への不義理、

これでは歌舞伎の世界に残ることはほぼ不可能な状況です。

その時の九團次(当時新車)のぶr具には次のような紹介記事が書かれていました。

一部抜粋します。

先日は新聞マスコミの取り沙汰にいろいろとご心配おかけしております。

私はいたって元気に過ごしております~

今後も役者として頑張ります!

~略~

お世話になった師匠と離れること、芸養子解消~事実です。

細かい内容については、家の問題なので言えません。

もちろん私のいたらなさ、あったと思います。

残念な結果に、今まで応援していただいた方々には申し訳なく思います。

これを見る限りでは、

外にはわからない真相もありそうですが、

「役者」という言葉を使っているので、

歌舞伎とは縁が切れる覚悟もあったのかなと感じられます。

しかし、

その後市川海老蔵に声をかけられ、

市川道行として歌舞伎役者として再出発することが決まります。

何があったのか???

もちろんわかりません。

当時の騒動を見ていた海老蔵のブログにはこんなことが書かれています。

こちらも一部抜粋します。

なにがあったんだろ…

いい人だから悪くならないようにしてもらいたいです。

知ってたけどテレビで見ると深刻ですね…

役者としての素養を買っていた海老蔵が、

何らかの手を差し伸べたことは確実でしょうね。

海老蔵自身も父を亡くし、

一門の中に力がある役者が必要だったのかなあ・・・

なんて勝手に想像してしまいますが。

さて、再出発がかなった九團次(当時秋元道行)のブログ記事です。

またまた一部抜粋です。

この度、秋元は市川道行として海老蔵さんの門下となりました。

そして今日、無事に初日を迎えました。

半年のブランクは大きく、身も心も大変ですが一から修行と心に決めて、

緒先輩方に教えを乞うて、今日より明日とコツコツやっていこうと思います!

よかったですね~。

当時のブログを見ると、ファンからのコメントも多く、

役者として愛されていたことがわかります。

ファンにとって、必要とされる役者であったことも

復活への道を切り開いたのではないかと思います。

そして、2017年に晴れて、四代目市川九團次を襲名するのです。

この時も、

市川海老蔵のオフィシャルサイトには

市川道行丈が、四代目市川九團次を襲名いたします

この度、松竹株式会社ならびに諸先輩のご諒解をいただきまして、

私一門の市川道行に四代目市川九團次を襲名させ、當る新橋演舞場一月興行におきましてご披露申し上げる運びとなりました。

何分にも修業途上の若輩にはございますが、

今後の精進によりまして将来は名跡に恥じぬ一かどの役者ともなることができますよう、皆様方の御鞭撻を偏にお願い申し上げる次第でございます。

市川 海老蔵

きちんと各方面への義理を果たしての襲名だったことが伺えます。

通常はタブー視とされていることにも、

必要とあらば道理を通す海老蔵ってすごいなあと感じました。



市川九團次、渋い脇役としての存在感がすごい

役者としての九團次に話を戻します。

この方、本当にいい役者さんだと思います。

歌舞伎はお芝居ですから、主役ばかりでは成り立ちません。

脇役が重要なんです。

この役は、家の名や格式がほぼ決めてしまうところなので、

脇役専門のお家や役者さんもいらっしゃるのですね。

その中でも、九團次くらいの年齢、見かけ、演技力の役者さんは、

重宝される存在だと思います。

自分の修養の場として

「九團次の会」という自主公演を2016年から開催しているそうです。

先日の「古典への誘い」でも出演されていましたが、

役に合わせて立ち姿もイメージも変わるというのは、

演技力のなせる技だと思います。

今後も、役の幅を広げ、

舞台に欠かせない名役者となりそうですね。

*こちらも参考にお読みください。

平成最後の海老蔵を観る「古典への誘い2019」観劇レポ(内容&感想)! 右團次とのW口上、日本初上演「嫐」も!
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市川九團次、ライザップCMで話題沸騰、2018年に結婚も

最後に、話題のプライベートについて。

まず、ライザップCM、このインパクトはすごかったですね~~

3ヶ月で24kgの減量に成功したそうです。

これも、一門やファンの方のおかげとご本人は仰ってるらしいです。

その言葉の中でも重みを感じたのが、

「己と向き合う」ということです。

確かに、ダイエット、トレーニングというのは、

自分との戦いになります。

それを、根本を見直す機会と捉え、

挑戦しての目標達成は大きな自身にもなったのでしょうね。

それがきっかけになったのかはわかりませんが、

同時期に長年交際していた女性との結婚も発表しています。

海老蔵も「おめでとう」とブログで祝福した、

と報道にありました。

九團次自身もブログで報告しています。

最後にこの一文を紹介しますね。

これを機に地に足をつけ、人として役者としてより一層精進して参ります。

これ以外今後の発展はありません。

この言葉が、今の活躍の原動力であると信じ、

今後の舞台へ期待を持ちたいと思います。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

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