歌舞伎役者尾上菊之助の息子が尾上丑之助くんです。
本名は、寺島和史くん。
まだあどけないその表情は、
見る人を虜にしちゃうかわいさです。
2019年5月に襲名してから、
幼くても歌舞伎役者として、がんばっているんですよ。
尾上丑之助(おのえうしのすけ)の学校は?家系は?本名は?プロフィール紹介
尾上丑之助くんについてまずは紹介しましょう。
名前:7代目尾上丑之助
本名:寺嶋 和史(てらしま かずふみ)
生年月日:2013年11月28日
家系 祖父:7代目尾上菊五郎、2代目中村吉右衛門、
父:5代目尾上菊之助、従兄弟:寺嶋眞秀
愛称:じゅふたん
好きな食べ物:ブロッコリーとかぼちゃ
屋号:音羽屋
定紋:重ね扇に抱き柏
初お目見え:2016年「勢獅子(せおいしし)」
2019年「絵本牛若丸(えほんうしわかまる)」牛若丸役で7代目尾上丑之助を襲名
まだあどけない、この表情。
5歳にして、歌舞伎界の大きな名前を背負った丑之助くん。
襲名披露のときに、歌舞伎座に飾られていたのが、
こちらのご挨拶です。
襲名前には、父尾上菊之助さんと一緒に、
「徹子の部屋」に出演されました。
お家でのお稽古の様子や、家ではパパと一緒にご飯を食べたいという
小さい子どもならではのエピソードがたくさん紹介されました。
その様子をこちらに書いていますので、よかったらお読みくださいね。
お父さんが尾上菊之助さん、お母さんが中村吉右衛門さんのお嬢さんの瓔子さん、
音羽屋と播磨屋の血を引く、スーパープリンスです。
その家系図はこちらです。
丑之助くんに至るまで、多くの役者の名前がありますよね〜。
生まれながらにすごい家系を背負ったおぼっちゃまです。
和史くんは、現在6歳です。
ということは、小学校1年生ですね。
初めて見たときはまだ幼稚園に通っていた小さなお坊ちゃんだったけど、
これからどんどん成長していきそうですね。
では、和史くんの通っている小学校はどちらでしょうか?
これを調べたのですが、残念ながら公開されていませんでした。
でも、おそらく、青山学院初等部の可能性が高いと思います。
その根拠は、
お父様の菊之助さんも、叔母さまの寺島しのぶさんも
こちらの学校を出ているとのことなので、
きっと同じ私立の学校だと思うのです。
それに、歌舞伎役者のご子息は、多いんですよ。
市川海老蔵さんのお子さんの勸玄くんもそうらしいし・・。
エスカレーター式で(とちゅう試験などあると思いますが)、
大学まで上がれるとなると、
役者しながら学業との両立にはいいですよね。
はっきりとした情報が出たら、追記していきますね。
尾上丑之助は尾上菊之助の息子、名門音羽屋のプリンス
尾上丑之助という名前は、
歌舞伎の名門音羽屋に代々伝わる由緒ある名前です。
現在の当主である尾上菊五郎も、
父親の尾上菊之助も、
丑之助を名乗り、役者としての道を
歩んできたものです。
*父、尾上菊之助とはどんな人?こちらをお読みくださいね。
その音羽屋である寺島ファミリーは、
芸能人一家でもあるのです。
まず、父親、祖父が歌舞伎役者の尾上菊之助、尾上菊五郎。
祖母が、女優の富司純子さん、
叔母が、女優の寺島しのぶさんです。
従兄弟が、しのぶさんの長男である
寺島眞秀くん。
眞秀くんも、歌舞伎の舞台を踏んでいて、
共に幼いながらも役者なのです。
*寺島しのぶさんと眞秀くんについてはこちらもご覧くださいね。
そして、祖父が2人とも人間国宝!!
丑之助の母は、中村吉右衛門(播磨屋)の4女瓔子さんです。
両親の両親ともに歌舞伎の名門、
まさにプリンスなのですよ。
尾上丑之助は、人間国宝、尾上菊五郎と中村吉右衛門の孫、じいじはデレデレ
2019年の歌舞伎座での襲名公演は、本人の堂々たる演技と、
祖父2人のデレデレぶりが、大きな話題になりました。
舞台に並んでも、おじいちゃん達は、
目尻が下がりっぱなし、
口元ゆるみっぱなしでした。
特に、自身に息子がいない吉右衛門にとっては、
男の子の孫ができたことは、
本当に嬉しいことだったそうです。
ではその祖父2人について簡単にご紹介。
*尾上丑之助さんと吉右衛門さん、菊五郎さんのそっくり度をこちらで検証しています!
七代目尾上菊五郎のプロフィールと芸歴
尾上菊五郎 本名:寺島 秀幸(てらしま ひでゆき)
生年月日 1942年10月2日
出身地 東京
家族 父:七代目尾上梅幸、妻:富司純子(女優)、息子:尾上菊之助、娘:寺島しのぶ(女優)、孫:寺島和史、寺島眞秀
屋号 音羽屋
定紋 重ね扇に抱き柏
芸歴 1948年「助六曲輪菊」禿役で、五代目尾上丑之助を襲名し初舞台(新橋演舞場)
1965年「寿曽我対面」曽我十郎役他で、四代目尾上菊之助を襲名(歌舞伎座)
1973年「弁天娘女男白浪」弁天小僧菊之助役、「京鹿子娘道成寺」白拍子花子役他で、七代目尾上菊五郎を襲名
2003年 重要無形文化財保持者認定(人間国宝)、祖父六代目尾上菊五郎、父七代目尾上梅幸、に続き親子3代での受賞となる
二代目中村吉右衛門のプロフィールと芸歴
中村吉右衛門:本名 波野 辰次郎(なみの たつじろう)
生年月日 1944年5月22日
出身地 東京都
血液型 B型
家系 父:初代松本白鴎、養父:初代中村吉右衛門、母:藤間正子、兄:二代目松本白鴎、妻:波野知佐
屋号 播磨屋
定紋 揚羽蝶
趣味 スケッチ(画集を出版したり、個展を開く腕前)
襲名
1948年「俎板長兵衛」の長松役ほかで中村萬之助を名のり初舞台
1966年「金閣寺」の此下東吉ほかで二代目中村吉右衛門を襲名
2011年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
2016年 文化功労者に認定
尾上丑之助、初お目見えは、照れちゃった・・
丑之助くんの初お目見えは、襲名に遡り3歳の時になります
その時は、父の菊之助さんに手を引かれての花道からの登場だったのですが、
照れてしまって、顔を上げることができなかったんです。
スーパープリンスと言われていますが、
やっぱりはじめては緊張したんですね。
きっと、このエピソードも、
いずれは、笑い話になるんじゃないかなあって思います。
尾上丑之助、堂々の襲名披露から子役として成長中!
初舞台は、「絵本牛若丸」。
舞台上のご挨拶には、
父と2人の祖父と並んだ丑之助でした。
菊五郎は
「音羽屋の家にとって大切な丑之助を襲名し、ここに初舞台を踏ませていただきます。幼き者にございますが、先輩方のご指導を仰ぎまして立派な役者になってもらいたい」
と挨拶。
菊之助も
「行く末は両祖父のような役者に」
と期待を込めて。
吉右衛門は
「元号もめでたく新たになりまして、令和の丑之助の誕生でございます!」
と、晴れやかに声を響かせました。
丑之助も3人に続き、大きな声で
「どうぞよろしくお願いいたします!」。
ほのぼのとした舞台挨拶でした。
*襲名舞台の様子はこちらからもお読みいただけます。
その後も、自ら舞台に立ちたいと
尾上菊五郎に志願したこともあるほど、
歌舞伎が大好きになっている様子です。
その後も、9月には、「寺子屋」で菅秀才役を演じ、
祖父の中村吉右衛門と共演しました。
11月には、「髪結新三」で丁稚長松役を演じ、
祖父の尾上菊五郎と共演しました。
2020年3月には、
父、尾上菊之助が3役を演じる「義経千本桜」で、
安徳天皇役を演じることが決まっています。
子役として、着々と経験を積んで
成長している様子が頼もしいスーパープリンスです。
*残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大に際し、公演は中止となりました。
【3月歌舞伎】『義経千本桜』主な配役
尾上丑之助も銀平娘お安 実ハ 安徳帝でAプロに出演決定!
父・尾上菊之助演じる渡海屋銀平 実ハ 新中納言知盛が営む船宿に匿われる幼帝です。
親子共演にもご期待ください✨お得なセット割引もござます!
公演詳細>>https://t.co/JPXrPzUClE pic.twitter.com/JpLJmaKyz8— 国立劇場(東京・半蔵門) (@nt_tokyo) January 16, 2020
子役の時期はとても短いです。
だからこそ、今の輝きも目に収めたいと思っちゃいます。
可愛い可愛いその姿を、今年も拝見したいものです!
読んでくださり、ありがとう存じまする。
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