歌舞伎役者の市川染五郎さん。
声優デビューした映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」の公開が待たれますね。
17歳なのに、色気ただよう美貌が注目の的です。
この表現は5年くらい前から言われていて、
見れば見るほど整ったお顔立ちにほう~となってしまいます。
ここでは、市川染五郎さん、声優デビューの舞台裏や、
「サイダーのように言葉が湧き上がる」公開についてお伝えします。
歌舞伎界の新スター・市川染五郎の素顔とは? https://t.co/SnrMj7uZKy @cinematodayより
— kabukist (@kabukist1) July 15, 2021
市川染五郎、声優デビュー「サイダーのように言葉が湧き上がる」
市川染五郎さん、アニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」で
初めて声優を務めています。
染五郎の役は主人公のチェリーです。
チェリーは、人とのコミュニケーションが苦手な少年。
他人から話しかけられないように常にヘッドホンをつけています。
趣味は俳句で、コミュニケーションが苦手な分、
自分の思いを俳句に乗せて発信している少年です。
自身のことを、父の遺伝を受け継いで「変人」と語る染五郎。
シャイで口数が少ないところが、
今どきの若者にしては、、と逆に魅力になっています。
朴訥な喋り方が、チェリーにもよく反映されていて、
リアルな少年像を描き出していると感じましたよ。
コンビを組むのは、昨年「おちょやん」に主演して、
その演技力をあますところなく発揮した女優の杉咲花さんです。
花さんも、染五郎さんの声優ぶりに、
大人っぽいと賞賛しきりでしたね。
一般の評価では、染五郎さんの声優は、二分していますね。
雰囲気が出ている、というものと、
棒読みで下手、というもの。
最終的には好みだと思いますが、
染五郎さんは感情表現はそれほど得意じゃないかもしれないなって感じます。
それを経たと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、普通の高校生ってこんな感じじゃないかな!
その染五郎さんを声優に抜擢したのが、イシグロ監督だったそうです。
2019年に出演した三谷歌舞伎「月光露針路日本 風雲児たち」の演技を見て、
チェリーの声だ!とピンときたらしいですね。
オファーをもらってびっくりしたものの、
父の松本幸四郎さんは、勉強になるからやるといい、と
背中を押したそうです。
しかし、何のアドバイスもなかったらしいから、
そこは幸四郎さん、なんか天然ですよね。
不安な中、監督と一緒に作り上げたチェリーが
映像の中で弾けてます!
市川染五郎、声優デビュー「サイダーのように言葉が湧き上がる」公開はいつ?
市川染五郎さんが声優デビューされる作品「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、
2020年に公開予定でしたが、覚えているとおり、
2020年の3月から7月までは緊急事態宣言の元、映画館も閉館していました。
そんなことから、公開が延期になっていたのですが、
2021年7月22日に公開されることが決定、当日のライブ配信まで決まっちゃいました。
我らが、染五郎さんが、公の場で注目を浴びるのか、、、と思うと
嬉しいようなちょっと寂しいような気もしています。
そこから、歌舞伎ファンが増えて、歌舞伎座にも若い方がいらしてくれたら、
歌舞伎ファンとしてはありがたいかな~って思います。
では、「サイダーのように言葉が湧き上がる」のキャストを紹介します。
市川染五郎主演、「サイダーのように言葉が湧き上がる」のキャストは?
映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」はアニメ映画です。
ですから、キャストは全て声優さんです。
チェリー
市川染五郎
スマイル
杉咲 花
ビーバー
潘めぐみ
ジャパン
花江夏樹
タフボーイ
梅原裕一郎
ジュリ
中島 愛
マリ
諸星すみれ
紘一
神谷浩史
まりあ
坂本真綾
フジヤマ
山寺宏一
つばき
井上喜久子
私は、声優さんに疎くてですね・・・
知っている方といえば、今をときめく花江夏樹さんくらいかな。
聞いてみたら、
「あ知ってる!」という方もいらっしゃるかもしれません。
市川染五郎、声優出演「サイダーのように言葉が湧き上がる」のOSTは?
「サイダーのように言葉が湧き上がる」の主題歌
「never young beach」を歌うのは、大貫妙子さん。
先ごろ、劇中歌の「YAMAZAKURA」も発表されました。
監督が、学生時代から大貫さんとファンだったことから、
熱烈オファーをしたようですね。
「サイダーのように言葉が湧き上がる」の原稿を書いている時も、
大貫さんの歌を聴いていたそうです。
この作品の世界観を、大貫さんの柔らかい声が彩るんですね。
PV聴いてみましたが、とてもいい感じです。
なんだか、夢の中で幸せな気持ちになれるそんな歌でした。
市川染五郎、声優出演「サイダーのように言葉が湧き上がる」の小説は?
染五郎さんが声優を務める「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、
オリジナルアニメーション作品です。
監督のイシグロキョウヘイさんが、アニメの世界を
小説に書き下ろし、それが文庫化されています。
タイトルも同じです。
ストーリーは、映画に準じているものの、
一部映画にもないシーンがあるとのことです。
どちらも楽しんではどうかしら?
全体のあらすじはこんな感じです。
17回目の夏、地方都市。コミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないよう、
いつもヘッドホンを着用している少年・チェリー。
彼は口に出せない気持ちを趣味の俳句に乗せていた。矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている少女・スマイル。
人気動画主の彼女は、“カワイイ”を見つけては動画を配信していた。俳句以外では思ったことをなかなか口に出せないチェリーと、
見た目のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルが、
ショッピングモールで出会い、やがてSNSを通じて少しずつ言葉を交わしていく。
地方都市の高校生男女の甘くてほろ苦い青春ラブストーリー、
そんな言い方したら無粋だよって言われそうです。
透明感のある映像や、音楽からは、
胸キュンなストーリーが期待できそうです。
8代目市川染五郎のプロフィールは?
それではここで、8代目市川染五郎さんのプロフィールを紹介します。
八代目市川染五郎:本名 藤間 齋(ふじま いつき)
生年月日 2005年3月27日
出身地 東京
血液型 AB型
身長 174cm
家族 祖父:二代目松本白鸚、父:十代目松本幸四郎、母:藤間園子、妹:藤間薫子(松田美瑠)
屋号 高麗屋
定紋 三つ銀杏
襲名
2007年 「侠客春秋傘」で初お目見え
2009年 「門出寿連獅子(かどんでいおう ことぶき れんじし)孫獅子役で、四代目松本金太郎を襲名し初舞台
2018年 「勧進帳」源義経役で八代目市川染五郎を襲名
とにかく美しいのです。
そして華奢なので、プリンス系、姫系をやると
ハマる気がしています。
演技力はもうちょっとがんばってね、って思うこともありますが、
まだ若いですからね。
しっかりお稽古して、舞台を積んでいくうちに、
魅力溢れる役者さんになることは間違い無いでしょう。
2021年6月の「京人形」では、
人形に扮した染五郎さんがとても綺麗で儚くて、見惚れたものです。
まだ高校生なので、学業との両立が大変でしょうけど、
舞台でも素敵な姿を見せて欲しい方です。
その前に、映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」も
ヒット間違いなし!
染五郎さんの優しいお声を聞きに行きたいな。
読んでくださり、ありがとう存じまする。
コメント