歌舞伎座の8月は毎年「納涼歌舞伎」です。
3部制なので、1部の時間が短いです。
その分、チケットもお安くなっています。
若手、の役者さんが中心になっていて、
肩肘張らずに楽しめるゆるい演目が多いです。
つまり、まだ歌舞伎を観たことがない人にとっても
ハードルめっちゃ低いので
ぜひ8月納涼歌舞伎を楽しんでほしいです。
その参考に、演目のあらすじや配役、上演スケジュールと感想までを
こちらに書いていきます。
8月納涼歌舞伎の演目、あらすじ、配役など
三部制の納涼歌舞伎、長編物語から舞踊まで魅力ある演目を
実力ある俳優たちが見せてくれます。
その演目と配役と簡単なあらすじについて紹介します。
第一部の演目、あらすじ、配役
通し狂言怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)
三遊亭円朝 原作・大西信行 脚本
第一幕 大川の船より・新三郎の家まで
第二幕 野州栗橋の宿はずれより・幸手堤まで
【配役】
伴蔵 坂東 巳之助
お峰 尾上 右近
お国 坂東 新悟
宮野辺源次郎 中村 橋之助
萩原新三郎 市川 染五郎
お露 尾上 辰之助
乳母お米 尾上 緑
仲働お六 尾上 菊三呂
医師山本志丈 澤村 清四郎
女中お竹/酌婦お梅 中村 玉太郎
酌婦お絹 澤村 宗之助
飯島平左衛門 河原崎 権十郎
三遊亭円朝/馬子久蔵 松本 幸四郎
【簡単なあらすじ】
旗本の娘お露は浪人の萩原新三郎と恋に落ちます。
しかし、強く恋慕うあまりに病となり、命を落としてしまいます。
ある夜、新三郎の家をお汁と乳母のお米が訪ねてきて
二人の想いは再燃します。
新三郎の下男夫婦、伴蔵とお峰は二人の様子を覗き見し、
お露が悪霊であることを知ります。
新三郎はお露を招き入れないよう家中にお札を貼るのですが、
家に入りたいお露は100両で伴蔵夫婦を買収し、新三郎の部屋へと入り込むのでした。
1年後、幽霊からもらった100両を元手に
伴蔵とお峰は荒物屋を営み裕福に暮らしていました。
しかし、伴蔵は酌婦のお国に入れ上げ、
二人の仲はギクシャクしていました。
実はこのお国は、ヒモの宮野辺源次郎と結託して
お露の父を殺し金銭を奪って逃げてきたのです。
後ろ暗い過去を隠した伴蔵・お峰と源次郎・お国の2組の男女が
運命により破滅へと進んでいきます。
明治の噺家、三遊亭圓朝の名作落語、
圓朝の語りと共にストーリーを追います。
第二部の演目、あらすじ、配役
一、らくだ/四世片岡亀蔵を偲んで
岡 鬼太郎 作・榎本滋民 改訂・眠駱駝物語
【配役】
紙屑買久六 中村 勘九郎
手斧目半次 松本 幸四郎
家主女房おいく 笹野 高史
糊売り婆おぎん 中村 梅花
駱駝の馬太郎 片岡 市蔵
家主佐兵衛 坂東 彌十郎
【簡単なあらすじ】
遊び人の手斧目半次は悪友の馬太郎が死んだと聞き
家にやってきました。
弔いの金や酒を調達するために、
通りかかった紙屑買の久六を巻き込んで
大家さんの家へ馬太郎の亡骸を連れて乗り込みます。
2025年11月に火災に巻き込まれて逝去された
四世片岡亀蔵を偲んで、ゆかりの役者が演じます。
二、鬼神のお松(きじんのおまつ)
百千鳥沖津白浪
【配役】
鬼神のお松 中村 七之助
夏目四郎次郎 尾上 右近
主水妹藤浪 中村 米吉
下部柴平 中村 虎之助
茶屋女お福 中村 歌女之丞
盗賊小助実は木鼠 中村 歌之助
篠原一学 中村 福之助
夏目四郎太郎 中村 歌昇
牧村主水 中村 扇雀
【簡単なあらすじ】
盲目の浪人、夏目四郎次郎の妻のお松は、
裏では多くの手下を取りまとめる女盗賊「鬼神のお松」です。
それは四郎次郎を陥れ、主家の宝刀を奪い返すためです。
ある日、お松は旅人を殺めますが、それが夫の兄と知り
驚愕します。
さらに夫が悪人に騙されて、偽の宝刀をつかまされ
切腹を計ろうとまでします。
夫を止め、宝刀を奪い返すため
大奮闘します。
第三部の演目、あらすじ、配役
一、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)
【配役】
上の巻 さくら
桜の精 中村 七之助
中の巻 松虫
松虫 中村 勘太郎
中村 長三郎
下の巻 雪達磨
雪達磨 中村 勘九郎
【簡単なあらすじ】
中村屋のお得意の舞踊劇です。
春は桜の精、秋は松虫の兄弟、
冬は炭焼き屋の娘に恋した雪達磨が
それぞれの季節の魅力あるトーリーを
舞います。
二、雪
三、残月
【配役】
坂東 玉三郎
【簡単なあらすじ】
2曲の地唄舞を坂東玉三郎がしっとりと見せます。
上方の芸妓をモデルにした雪と
月が出た磯辺に現れるこの世のものではない娘を表す残月、
どちらも情緒たっぷりに見せてくれます。
8月歌舞伎座納涼歌舞伎のスケジュール
歌舞伎座8月公演納涼歌舞伎は、
8月2日(日)に初日、10日(月)、18日(火)を休演日に挟み、
26日(水)に千穐楽となります。
三部構成のため、一部は通常より若干短くなります。
その上演スケジュールは下の通りです。
| 第一部 | 11時開演 |
| 怪談牡丹灯籠 第一幕 | 11時~ |
| 怪談牡丹灯籠 第二幕 | ~14時15分ごろ |
| 第二部 | 15時10分開演 |
| らくだ | 15時10分~ |
| 鬼神のお松 | ~18時ごろ |
| 第三部 | 19時開演 |
| 舞鶴雪月花 | 19時~ |
| 雪・残月 | ~20時50分ごろ |
歌舞伎座8月公演納涼歌舞伎の感想は?
8月公演納涼歌舞伎、今年も観に行きます。
納涼だけあって、どこかこの世のものではあらずの世界が
繰り広げられる楽しい演目です。
今後観劇した順番に感想を書いていくので楽しみにお待ちくださいね。
お読みくださりありがとう存じまする。
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