大富豪同心３も第5話、後半戦に突入です！（早すぎる・・涙）
第5話は、ここまで静かに対立していたものたちが
表に出てきます。
そして、なんと大変なことが起きてしまうのです。
初めに、ざっくりとしたあらすじ、後半は感想をお伝えしますね。
大富豪同心３第５話「化け物あらわる」のあらすじをざっくりと
卯之吉に作った朝ごはんを「美味しい」
と言われて微笑む美鈴
のどかな朝の空気を打ち破るのが
荒海の親分です。
なんと、下総地方の村に身の丈10畳の化け物が、
口から火を出し暴れまくるというのです。
卯之吉は、その化け物にいたく関心を寄せた様子、
幽霊は怖いのにね。
三國屋には、南町奉行所の与力沢田が、
幕府のご領地てもある下総の葛橋村が大雨で
大水の危機を防ぐため
力を借りにやってきました。
そんなことから、
卯之吉らは沢田とともに、葛橋村へ視察に向かいます。
化け物が見られると、ニンマリの卯之吉
沢田と下総へ向かう卯之吉一行を
見張る怪しい人影がありますが、
卯之吉たちは気付きません。
江戸城では大雨による利根川の氾濫を心配する将軍が。
老中の甘利備前守は、将軍に日光参りを再考してほしいと
頭を下げますが、
その願いは聞き入れられません。
民が不景気で貧しいおり、
甘利はなんとしても止めたいと思っています。
その頃甲府では
幸千代が三國屋に
なぜ不景気に上様が日光参りをするのか
不審に思って尋ねます
その発端は尾張藩、
甘利備前守と尾張藩筆頭家老の坂田は因縁の仲。
以前二人は、親類同士。
甘利家の養子に誰がなるかを競い合った仲で
勝った甘利は老中になれたものの、、と
坂田は恨みを持っている様子。
尾張藩の屋敷には、笹月文吾が呼ばれています。
坂田は大雨の中、堤を壊し、村を水浸しにする作戦のようです。
民が困るのではないかと渋る文吾でしたが、
今の世直しのためには、多少荒療治をしても
しょうがないという坂田の言葉に巻き込まれてしまいます
葛橋村に着いた卯之吉一行
そこは、銀八の故郷でもありました。
銀兵衛の家に厄介になった卯之吉一行
なぜか村には、坂田の名を受けた世直し衆の燕二郎たちも来ていました。
彼らは、堤を壊して幕府に大損害を与えようという作戦。
それを知ってか知らでか、村には浜島与右衛門も来ています。
この辺りの田畑が大水でダメになると
上流の新田に池を作り、水を逃すという案を訴えます。
それを聞いた卯之吉は、
弱いものを切り捨てることになると言います。
所詮現実を知らない若旦那、と卯之吉に怒りをぶつける与右衛門に、
美鈴は卯之吉は誰よりも人のことを考えていると言います。
さらに、村に源之丞と荒海一家の寅三もやってきます。
二人とも、卯之吉を心配して様子を見にきたのです。
堤沿いで、堤を壊そうとする燕次郎たちを見かけた与右衛門。
夢を語るのはいいが手ぬるい！と非難され
頭を殴られ倒れてしまいます。
それを美鈴、卯之吉に救われます。
意識を取り戻した与右衛門。
火事で母を失った与右衛門は、
火除け地があれば母も、皆も助かったのに、、
美鈴に悲しみをぶつけます。
美鈴は何も答えられません。
そんな折、卯之吉は、雨の中川を見に行きます。
化け物の正体を見たい気持ちもあるようです。
しかし、堤の爆破計画を企む燕次郎たちに
見つかり、捕まってしまいます。
その隠れ小屋で、火薬を見つけた卯之吉
火薬の誤爆発が化け物に見られたのだと推理します。
卯之吉を探しにきた美鈴と源之丞、
源之丞はその様子を沢田に伝え、
美鈴は卯之吉を救い出します。
夜更けすぎ、
堤を爆破しようと現れた世直し衆たちは
沢田と寅三率いる荒海一家に捕えられ、
爆破計画は防ぐことができました。
しかし、浜島は大水が起きることを心配し
火薬を持ち出して、自論の通りに堤を破壊し、
新田へ水を逃し下流の畑を救おうとします。
結果的に、大水の被害は少なくて済みましたが、
数日経っても浜島とみすずの行方はわかりません。
心配する卯之吉たち、美鈴はどうなってしまうのでしょうか？
NHKBS時代劇「大富豪同心3 」第5回の再放送は
7/23(日)夜6:45から、BSP/BS4Kで放送です。よろしくご視聴お願いいたします。https://t.co/2PkGRAwrj7— 幡大介 (@uhqEW5dT0RFiiyn) July 21, 2023
大富豪同心３第5話「化け物あらわる」のネタバレ感想
第5話は、江戸から舞台を下総に移しての展開です。
幕府転覆を目論む坂田は
大きな賭けに出るのです。
とにかく、将軍の威信を汚すこと、
そして将軍になり変わって、
自分たちが世の政を行おうというのです。
非常にわかりやすい、悪役ぶりなこともあり、
そこに巻き込まれる笹月文吾や世直し衆たちが
なんとも情けなく見えてしまいます。
今回は日頃傍に回る登場人物にスポットライトが当たったことも
面白い展開だなと思いました。
1人が銀八です。
故郷の葛橋村では、銀八は同心八巻の1の子分で
村一番の出世頭と煽られます。
また、子供の頃を知るお初が自分を好いていると勘違いし、
勝手に将来を妄想までしちゃうんです。
お決まりのように、
最後はお初の思い人が現れて、
それは夢と消えるんですけどね。
いつもは、卯之吉と美鈴の仲を心配する役回りが
自分に回ってきちゃった感じでした。
故郷だけあって？、
いつも以上にのびのびとした活躍が楽しかったです。
もう一人は、寅三です。
いつもは、荒海の親分の下で
地味に働くお役回りですが、
第5話では、親分から任されて
卯之吉を助けにきたのです。
活躍の場面はそれほど多くありませんでしたが、
ドヤ顔を連発するのが面白かったですね。
そして、どんな時でも飄々としている卯之吉、
久しぶりに幸千代が登場したので、
そのへなちょこぶりに拍車がかかったようにも見えました。
その、飄々さ加減が私は大好きで、
毎週卯之吉の言葉や仕草に癒されています。
気の失い方も本当にさまになって、
こんな弱気のヒーローがいても
いいよねって思えます。
とにかく、楽しく心が緩むドラマなんです。
次回、
美鈴がどうなっちゃうのかが心配だけど、
きっと大丈夫！
卯之吉が助けてくれるはずと信じて、
行く末を見守りたいと思います。
そうそう、将軍様もまた顔を出してくださいね〜
読んでくださり、ありがとう存じまする。
あらすじ全話はこちらにまとめています！
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