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大富豪同心3第8話「天下無双の型破り」感想とあらすじ紹介!

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大富豪同心3、私の心の癒しでした。

なんと、最終回になってしまいました。

8話なんて短すぎます。

この倍はほしい〜〜〜〜〜〜

最終話への期待と終わっちゃう悲しみを込めて

あらすじとネタバレ感想をお伝えします。

https://twitter.com/nhk_dramas/status/1689959847981207552




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大富豪同心3第8話「「天下無双の型破り」あらすじ紹介!

美鈴が世直し衆にいること、

卯之吉に刃を向けたことを

訝しく思う卯之吉ファミリー。

おカネと菊乃も

甘利備前守や江戸のこと、

そして卯之吉と美鈴のことを心配しています。

当の卯之吉は、

「八巻覚悟!」

と剣を突きつけられたことが

頭から離れません。

 

 

秋月の局のところに香住家がきています。

上州屋が襲われたことから

江戸にお金を置いておくのが心配だと思っている様子。

尾張の貸付を利用したら、、と算段を巡らせておりました。

甘利備前守は尾張に金が回ることを心配して

卯之吉、三國屋徳右衛門とともに

策を練ります。

尾張藩、坂田は、秋月の局がなびけば

江戸の商人が尾張に金を流すことは確実、

江戸の経済はしっちゃかめっちゃかになり

ご公儀の威信もガタ落ち

そこで尾張藩が代わりに治めることになると睨んでいるのです。

そうなると、

坂田が老中になることは必須、

香住屋にも褒美が出るとかなんとかと

悪人たちは胸算用しています。

 

 

卯之吉は

「信頼できる人が講元になればいい」と

将軍が講元になれば全て丸く治ると考えます。

将軍が講元の頼母子講なら

商人たちも安心してお金を預けることができるし、

預けたお金をうまく回して

江戸の経済を立て直したり

人々の暮らしを助けたりできるということなんです。

そこで、卯之吉が将軍を説得する役目を担うことになりました。

普通なら町人が上様にお目通りは叶わないけど、

幸千代のふりをすれば問題なく将軍に御目通りがかないました。

江戸の商人の代表として

将軍にものを申す卯之吉です。



 

その頃心配している甘利の元に、

なぜか本物の幸千代がやってきました。

江戸の様子が大変と聞きつけ

自分も江戸の守り神として江戸を守るために来た

というのです。

 

 

将軍に講元の話をする卯之吉に対し、

将軍は

「なぜ甘利の助けをするのか?」

と聞きます。

それに対し、卯之吉は、以前祖父から聞いたことを語ります。

「坂田は天才、甘利は凡才、

その代わり、甘利は自分がわからないことは周りの人に聞いて

最終的に正しい道に辿り着く。

坂田は一人で勝手に決めて突っ走る。

甘利はその上、寝ても覚めても

将軍家のこと、江戸のことばかりを考えている

いつも上様が第一と申されている。」

と、

だから甘利様を助ける人が多いのだと

訴えます。

その話は、

どうやら将軍の心を動かしたようです。

甘利は父から甘利こそが忠義の臣と言われたことを

思い出したのです。

 

 

秋月の局は芝居見物の後、

檜屋で卯之吉扮する幸千代から

宴席を設けてもらい上機嫌です。

そして、

甘利の儲け話があると秋月の局に伝えます。

将軍が講元になるという話です。

それを聞いた秋月の局は

目がキラリと光ります。

しめしめ、どうやらこちらにつきそうです。

 



数日後、

江戸の商人が三國屋に集まります。

卯之吉は、

将軍が講元になり頼母子講をするという話を伝えたのです。

上様が後ろ盾だから

何があっても貸し倒れがなくなるということ、

秋月の局ものっているときいて

商人たちは、

次々に香住屋から将軍が主催する頼母子講に

乗り換えました。

 

 

尾張藩の屋敷では

香住屋が甘利に先手を討たれたと

泣きついています。

 

 

弥五郎は世直し衆の根城に行きます。

そこで、美鈴を見かけますが

美鈴は気がつきません

そして、その知らせは卯之吉の元にも届きました。

 

 

幸千代は、将軍が命じた

お金を江戸城に運び入れるときに

悪党に狙わせろという策にまんざらでもない様子。

 

 

与右衛門は、最後の盗みに入ると

そのお金で橋を作ってもらうと美鈴に告げます。

ずっとそばにいて欲しいと訴えるのです。

 

 

坂田と世直し衆の金のつながりが

南町奉行所に知らされます。

どうやら、終わり屋敷にいた侍は

奉行所のスパイだったようですね。

 

その翌朝、

江戸城への金の受け渡しが

南町奉行所と荒海一家の護衛付きで行われます。

 

三國屋では尾張藩の帳簿を見ながら

悪事の証拠を探しています。

同心も商人も

自分たちの現場で悪と戦っているのです。

 



ついに世直し衆が現れ大立ち回りとなります。

鳥居の相手をする村田

名うての悪党たちとの争いを

隠れたところで見るのは卯之吉。

清少将の相手をするのは卯之吉、、じゃなくて幸千代です。

激しい斬り合いののち、

少将は傷を受けて倒れます。

 

 

卯之吉はまたしても刀を見て気を失っています。

そこに現れたのは美鈴です。

「八巻覚悟!」

と言われて目が覚めた卯之吉。

美鈴に向かって

「信じていました、きっと生きていると」

美鈴さんと呼びかける声に、

やっと美鈴も気づいた様子、

卯之吉はなおも言葉を続けます。

「私がバカでした

あなたがいなくなって、あなたがどれほど大事かということに気づいたのです

お帰りなさい、美鈴さん。」

美鈴もやっと卯之吉を思い出しました。

美鈴さんの幸せが私の幸せですから、、、

やっとやっと

二人の気持ちが本当に通じ合いました。

 

 

複雑な表情の与右衛門ですが、

少将が振り上げた刀を

美鈴たちを庇って受け、倒れてしまいます。

苦しい息の下から卯之吉に

「この江戸を誰もが幸せに生きられるようにしてください、、」

と訴え、息を引き取ります。

強すぎる正義感を悪人たちに利用され

翻弄された悲しい結末でした。

 

 

三國屋では

香住屋に払われた金と

坂田が払った金が一致したと。

ついに、悪事の証拠を掴んだのです。

 

 

結局、尾張藩はそれを知らぬこととして通しました。

将軍も尾張62万石を取り潰せば

浪人が世に流れ平穏ではなくなるということから

お咎めなしと判断したのです。

坂田だけは切腹となりました。

 

 

全て治って平和になった江戸の町

卯之吉と美鈴も互いの気持ちを確かめ合います。

徳右衛門とおカネは卯之吉のことを見直した様子、

三國屋も超え、世の中のためになるだろうと

話すのでした。

 

 

将軍の前には、

幸千代と卯之吉と甘利が鎮座しています。

卯之吉を側用人として取り立てたいという将軍。

卯之吉は、隙だらけだから置ける、

人が安心して心を開かせるというのです。

卯之吉は、「困りましたね〜」と言いながらも

「上様にはこの世を皆が暮らしやすくしてもらいたい。

その役に立つのならお引き受けします。」

と答えます。

将軍もそれは満足、

その上、お勤めは月に8日程度にしてと頼む卯之吉に

「甘利は大器だけど、れを打ち破る天下無双の型破り」

と言うのでした。

 

 

その日の夕方、食事の支度をする卯之吉と味見をする美鈴。

いい感じの二人です。

今度こそ、ハッピーエンドですよね。



 

 

大富豪同心3第8話「「天下無双の型破り」のネタバレ感想!

あああ〜〜

ついについに、最終話です。

続きは気になるけれど、

終わってしまうのが悲しい最終話です。

最終話らしく、

1話の中にたくさんの見所が詰まった話でした。

見終わっての一番の感想は、

シーズン4もやってほしいなあということ。

そして、清少将が双子の弟として復活してほしいなあということ。

将軍役の尾上松也さん、

甘利備前守の松本幸四郎さん、

そして卯之吉役の中村隼人さん、

この歌舞伎ブラザーズでスピンオフもお願いしたい!

と!

これは感想とは思えない感想で失礼しました。

 

 

では改めて感想です。

やはり一番は、

登場人物たちの息がぴったりあっていて

存在をリアルに感じられることが

この話の魅力だなと思います。

卯之吉ファミリーはもちろん、

将軍サイドも悪役サイドも

なんなら、端役の方たちもです。

人間味があるっていうことだと思います。

 



そして、

中村隼人さんは

ボ〜ッとしている卯之吉さんがめっちゃハマっています。

特に、気絶するところなんか

そのものになりきっていますよね。

なのに、

幸千代になると、キリリと顔が変わるところもすごいです。

歌舞伎の舞台でも

立ち回りはめっちゃ上手でかっこいいのですが、

ドラマのちょっとした場面でも

刀の使い方や身の捌き方が

キレッキレで見惚れます。

同じ人が演じているのに

同一人物には見えないというところに

隼人さんの演技力を感じます。

最近、隼人さんの実力は評価が上がりっぱなしですが、

役者さんとして本当に力をつけていると実感します。

 

 

最後に、

悪もやっぱり人間なんですよね。

坂田にしろ、少将にしろ

突き動かすエンジンが人間臭い理由すぎて

憎めない悪人でした。

浜島与右衛門はさらに哀れさもありました。

いるよな〜こういう人、

真面目すぎて、行きすぎちゃう人。

悲しい過去を払拭できずに

過去の自分を助けるために生きている人。

本当は、美鈴に会って救われたかもしれないのに、

それを受け入れられずに

結局一人で背負い込んで亡くなってしまいました。

ここは、ちょっと悲しいです。

 

 

笑あり、涙あり、ほっとするところあり、

心を温めながら見ることができた作品でした。

しつこいけれど

またの復活を願っております。

ここまで読んでくださり、ありがとう存じまする。

*大富豪同心3の全8話のあらすじまとめはこちらからご覧になれます。

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