中村七之助が黒髪に!?中村勘九郎が使いっ走り?芸談も楽しかった中村屋特別公演生配信7/19見ました!レポと感想

歌舞伎役者中村勘九郎と中村七之助兄弟が企画した

中村屋特別公演生配信、7月19日の部を視聴しました。

オンラインではありましたが、

劇場の舞台上での生公演、

その空気感は、画面越しでも伝わってきました。

その様子を少しではありますが紹介します。

中村勘九郎と中村七之助、中村屋一門が、 ゆかりの浅草の地で歌舞伎公演を再開します!! 6月末から、歌舞伎界に嬉しいニュースが続々...



「猿若揃江戸賑(さるわかそろうえどのにぎわい) 厄祓浅草祭(やくはらいあさくさまつり)」 が華々しかった

上演演目は、舞踊劇である

「猿若揃江戸賑(さるわかそろうえどのにぎわい) 厄祓浅草祭(やくはらいあさくさまつり)」一本でした。

中村屋兄弟からは、

終演後のトークで、この演目について説明してくれました。

元になっているのが、歌舞伎舞踊でも人気の「お祭り」です。

これを、藤間勘十郎さんが新たに構成し直したそうです。

「お祭り」自体は上演時間が短いこともあり、

それをどうにかできないかという工夫から、

浅草ゆかりの三社祭も演目に組み入れたそうです。

そういえば、今年は、三社祭も中止になりました。

浅草が大好きな方々にとっては

本当に悲しい決断だったでしょう。

その思いを払拭するかのような、とても華やかで賑々しい舞踊でしたよ。

鳶頭姿の中村勘九郎、芸者姿の中村七之助、

見慣れていますが、やっぱり超綺麗でかっこいいです。

そこに、ちびっこ鳶に扮した

中村勘太郎と中村長三郎が絡みます。

自粛中、家での稽古に余念がなかったということ、

振りもしっかり覚え、体もブレることなく

踊り切っていました。

勘太郎君が難しかったと言っていたのが

かっこいいポーズを作るところなんだそうです。

どうやら、勘太郎君は足が長いらしく、

本来良いポーズといわれる位置に足を合わせるのが

大変だったんですって。

そんなことも感じさせない、2人の踊りは

とても素敵でしたよ。

この演目、途中で、

「待ってました」のかけ声がかかります。

この舞台でも、大向こうさんに協力していただいて、

「待ってました」の声が入りました。

すると、画面のチャット上にも

「待ってました!」

「中村屋!」

「ご両人!」

「8888888888888888888」と

観客からたっくさんのチャットが入りました。

もちろん、私も入れましたよ。

中村七之助は、

前日の舞台終了後、チャットを見て感激したと言っていました。

チャットを通じて、オンラインでも

役者と観客のやりとりができたのは嬉しいことでした。

お祭りに続いて、

獅子舞が現れます。

軽やかなステップ、息のあった獅子の動き、

三社祭の舞踊です。

獅子舞から現れたのは、

マスクをした中村いてうと中村鶴松。

中村屋の人気者役者です。

2人のキレの良い動きに、

すっかり目を奪われてしまいました。

エンディングは、出演者総出で立ちポーズ。

素晴らしい、と一言では言い尽くせない、

なんとも幸せな時間でした。



中村七之助の黒髪と中村勘九郎のパパぶりで盛り上がったトーク

芸談では、衣装と化粧を落とした、

中村勘九郎、中村七之助が、インタビュアーを交えて

様々な話題について語りました。

なんといっても、印象に残ったのが、

中村七之助が黒髪で登場したことです。

そんなこと?

って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

七之助と言ったら、若白髪というくらい、

ぴったりハマっていたので驚きだったんです。

心機一転、とご本人は言っていましたが、

チャットでは、髪型について意見が分かれたようです。

最終的には、白髪の人気が高く、金髪も見たいという声も

上がりました。

七之助の髪型は、襟足が長いのも特徴なのですが、

これはくせっ毛をきちんと鬘で抑えるために、

必要なのだそうです。

また女方ということもあり、

うなじは綺麗にしておく工夫でもあるとのこと、

役者さんは、日頃のケアから大変なのですね。

金髪にしてもいいけど、舞台があるからね~~と。

公演がない月にやってみるけど、なんてことも言っていましたが、

私としては、金髪よりも舞台での七之助を見たいので、

そんな機会がないことを願いたいです。

一方勘九郎は、自粛中は家族との距離を縮めたそうです。

とは言っても、

日頃の家事は、妻の愛さんがしているので、

アイスの使いっ走りと

子どもの宿題を見ることをしていたらしいです。

途中で、勘太郎君、長三郎君も登場。

二人で話すたびに、マイクを取り合うのが、

子どもらしくて、笑いを誘いました。

二人が着ていたのが、オレンジ色のチェック柄のシャツ、

それを

「団七郎格子」と呼ぶセンスが、

歌舞伎一家だなあって思いましたよ。



中村屋特別公演、客席に勘三郎が!!映像でも懐かしさが・・・

中村屋ヒストリーと名付けられた、

中村屋の巡業公演の映像が、

舞踊と芸談の間にありました。

以前テレビで拝見していますが、

また、見られて嬉しかったのが、

勘三郎の熱演です。

私は、中村勘三郎が大好きだったんです。

だから、その映像が見られて

やっぱり熱演に引き込まれました。

また、客席にも勘三郎がいらしたんですよ。

か列18番の座席に、

「勘三郎の目」というものが

しっかり貼られていました。

舞台ではなく、客席を向いているところが

勘三郎らしいです。

思い出話を聞かれて、

「マグロのように動いていないとダメな人だったから、

この自粛では、参ってしまったと思います。」

と勘九郎が答えていましたね。

その精神を受け継いでいるから、

生配信、という形で歌舞伎を届けてくれたんだな、

中村屋兄弟は、ってことも思いましたよ。

そうそう、

中村七之助は、テクノロジーは得意ではないそうですが、

チャットを見て、会場にはいないお客様について

感謝の言葉を何度も口にされていました。

そういうファンを大切にする気持ちは、

中村屋兄弟の大きな魅力だとも思っています。

素晴らしい、機会をつくってくれたことに

私も心から感謝の思いを伝えたいです。

そして、8月の歌舞伎座が、

無事に開くことを、

切に切に願います。



中村屋特別公演の演目と出演者

一、 オープニング映像(日替わりの映像だそうです)

二、 「猿若揃江戸賑(さるわかそろうえどのにぎわい) 厄祓浅草祭(やくはらいあさくさまつり)」

清元連中・藤間勘十郎 振付

・中村勘九郎

・中村七之助

・中村勘太郎

・中村長三郎

・中村鶴松

華やかでおめでたい雰囲気で人気の舞踊「お祭り」、

この演目を日本舞踊「宗家藤間流」の宗家、藤間勘十郎氏が

アレンジした舞踊劇

三、 映像(中村屋ヒストリー 予定、日替わりだそうです)

四、 芸談

・中村勘九郎

・中村七之助

・中村勘太郎

・中村長三郎

詳細はこちらに書いていますのでお読みいただけると嬉しいです。

中村勘九郎と中村七之助、中村屋一門が、 ゆかりの浅草の地で歌舞伎公演を再開します!! 6月末から、歌舞伎界に嬉しいニュースが続々...

読んでくださり、ありがとう存じまする。