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尾上松緑の家系図、父母、妻との関係と再婚の噂を調査!

歌舞伎役者
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歌舞伎界の名門・音羽屋を担う四代目尾上松緑さん。

力強い芸とトークで見せる気さくな人柄で人気の実力派役者です。

この記事では、その華麗なる家系図、若くして亡くなった父・初代尾上辰之助さんや母の容子さん、

元宝塚の珠希かほさんとの離婚理由、役者としての評価、そして気になる再婚の噂まで、詳しく調査しました。

祖父・二代目松緑から受け継ぐ芸、父への思い、師・七代目菊五郎との絆、

息子・左近への期待など、知られざるエピソードも交え、その魅力に迫ります。

この記事を読めば、尾上松緑さんの魅力がより深くわかるはずです。

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四代目尾上松緑の家系図

四代目尾上松緑さんは、歌舞伎の名門中の名門に生まれました。その家系図を見てみましょう。

  • 尾上松緑の祖父: 二代目 尾上松緑 (人間国宝。七代目松本幸四郎の三男。「紀尾井町の松緑さん」として知られる。)
  • 尾上松緑の父: 初代 尾上辰之助 (人気絶頂の中、40歳で早世。死後、三代目尾上松緑を追贈。)
  • 尾上松緑本人: 四代目 尾上松緑 (本名:藤間 嵐(ふじま あらし))
  • 尾上松緑の長男: 三代目 尾上左近 (本名:藤間 大河(ふじま たいが))

屋号は音羽屋(おとわや)、定紋は四ツ輪に抱き柏(よつわにだきがしわ)です。

また、尾上松緑さんは歌舞伎役者としてだけでなく、

日本舞踊の世界でも六世藤間勘右衛門(ろくせい ふじま かんえもん)として

藤間流勘右衛門派の家元を務めています。

彼の舞踊は美しいというよりは力強さと独特な身体表現による、

彼ならではのパフォーマンスと言えると思ってます。

私は、2023年の歌舞伎座公演で上演された「韃靼」の

迫力ある群舞と繊細な心情描写が強く印象に残っています。

尾上松緑さんは、

まさに、日本の伝統芸能を一身に担う存在と言えるでしょう。

尾上松緑の父は初代尾上辰之助、40歳で早逝の理由は?

四代目尾上松緑さんのお父様は、初代尾上辰之助さんです。

尾上辰之助さんは、当時の市川新之助(後の十二代目市川團十郎)さん、

尾上菊之助(現・七代目尾上菊五郎)さんと共に

「三之助」と呼ばれ、次代の歌舞伎界を担うスターとして絶大な人気を誇りました。

しかし、人気絶頂だった1987年、

初代辰之助さんは40歳という若さで急逝されます。

肝硬変による食道静脈瘤破裂、が直接の死因だったそうです。

当時、松緑さんはまだ12歳でした。

偉大な父を早くに亡くした悲しみは計り知れませんね。

歌舞伎役者は、父親という後ろ盾があって、舞台経験を積みながら技術を磨き、

一人前の役者となっていくのが王道とも言えます。

その後ろ盾がない当時の尾上松緑さんは、

偉大な祖父と繊細な父に圧倒されながらも、

現在の地位まで登り詰めてこられました。

多変なご苦労があったこととも想像できます。

 

2019年2月には、歌舞伎座で

「初代尾上辰之助 三十三回忌追善狂言」が上演されました。

松緑さんは昼の部『義経千本桜 すし屋』のいがみの権太、

夜の部『江戸ッ子繁盛記 名月八幡祭』の縮屋新助という、

父が得意とした二つの大役を見事に勤め上げ、父への思いを舞台で表現しました。

特に『名月八幡祭』の新助役については、

「父の演じ方はストーカーまがいではなく、

ニュートラルな田舎の商人が人生初めての恋をし、それが自分の中で消化し切れない、

というやり方で演じていたと思うので、それを踏襲したい」

と語っており、

父の芸を深く理解し、受け継ごうとする姿勢がうかがえます。

私もこのお芝居は拝見しています。

素朴で真面目な商人である新助が、恋によって、だんだんと正気を失っていく様子を

息を呑んで見守ったことを覚えています。

尾上松緑の母親は誰?

四代目尾上松緑さんのお母様は、藤間容子(ふじま ようこ)さんです。

お父様である初代尾上辰之助さんと容子さんは、松緑さんが幼い頃に離婚されています。

当時、その離婚原因について、辰之助さんの女性関係や、

梨園のしきたりに容子さんが馴染めなかったことなどが噂されたようです。

噂はあるのですが、実際のところ、詳細は不明です。

容子さんの心情を想像すると、人気歌舞伎役者の妻としてのプレッシャーや、

独特な環境が関係していたのかもしれませんね。

尾上松緑、妻との離婚の理由は?

四代目尾上松緑さんは、2001年に元宝塚歌劇団雪組の娘役スター・珠希かほ(たまき かほ)さん(本名:藤間素子さん)とご結婚されました。

お二人の間には、2003年に長女、そして2006年には長男で後に三代目尾上左近を襲名する大河(たいが)さんが誕生しています。

しかし、結婚から約15年後の2016年に離婚を発表。

離婚理由については「価値観の違い」と説明されています。

一部で噂されたような女性問題や、多忙な仕事によるすれ違いが直接の原因ではないようです。

報道によると、離婚の約1年前から別居状態にあったとのことでした。

お子さんたちの親権は、元妻の素子さんが持っています。

また、ブログなどの情報からは、梨園の家ならではの確執なども、

夫婦関係に影響を与えた可能性が示唆されています。

お互いが理想とする夫婦の形を築くのが難しかったのかもしれません。

宿曜占星術の観点では、お二人の相性は

「安・壊(近距離)」という、惹かれ合う力も強い一方で、

破壊的な関係にもなりやすい、注意が必要な相性だったとも言われています。

この時も、尾上松緑さんは多くを語っていらっしゃいません。

トークや、ブログ記事では、かなり本音を話されるのですが、

プライベート、特に家族については口を固く閉ざしていらっしゃいます。

そういうところは、夫、父親としての責任を強くお持ちのようにも思いました。

尾上松緑のプロフィール

改めて、四代目尾上松緑さんのプロフィールをまとめました。

* 本名: 藤間 嵐 (ふじま あらし)
* 生年月日: 1975年2月5日
* 出身地: 東京都
* 屋号: 音羽屋 (おとわや)
* 定紋: 四ツ輪に抱き柏 (よつわにだきがしわ)
* 襲名歴:
* 1981年: 二代目 尾上左近 (おのえ さこん)
* 1991年: 二代目 尾上辰之助 (おのえ たつのすけ)
* 2002年: 四代目 尾上松緑 (おのえ しょうろく)
* 初お目見え: 1980年 歌舞伎座『熊谷陣屋』
* 初舞台: 1981年 歌舞伎座『御対面』の亀井六郎
* 日本舞踊: 六世 藤間勘右衛門 (ふじま かんえもん) – 藤間流勘右衛門派 家元
* 父: 初代 尾上辰之助 (三代目尾上松緑を追贈)
* 祖父: 二代目 尾上松緑 (人間国宝)
* 師匠: 七代目 尾上菊五郎
* 長男: 三代目 尾上左近
* 趣味: 映画、時代劇、漫才、コント、アニメ、音楽鑑賞(ヘヴィメタル好き)、読書、漫画、プロレス、講談

幼少期から舞台に立ち、二代目尾上左近、二代目尾上辰之助を経て、

2002年に四代目尾上松緑を襲名します。

辰之助時代には、十一代目市川新之助(現・市川海老蔵)さん、

五代目尾上菊之助さんと共に「平成の三之助」と呼ばれ、

次世代の歌舞伎界を担う若手として人気を集めました。

三之助は私も大好きで観に行きました。

誰が一番好き?って言われて私が答えたのは

「市川亀治郎!」って三之助とは全く別人というエピソードもあります笑

尾上松緑さんは、12歳で父、14歳で祖父を相次いで亡くすという辛い経験を乗り越え、

父の盟友であり音羽屋宗家である七代目尾上菊五郎さんに師事し、芸を磨いてきました。

現在のご活躍を何よりも喜んでいらっしゃるのは、

七代目尾上菊五郎さんかもしれませんね。

尾上松緑の評価は?

四代目尾上松緑さんは、現代の歌舞伎界を代表する立役(男役)の一人として高く評価されています。

尾上松緑の芸風

荒事(勇壮で力強い役柄)や世話物(江戸庶民の生活を描いた作品)など、

男性的な役柄を得意としています。特に、舞踊や立廻り(立ち回り)には定評があります。 尾上松緑の演技の魅力

清潔感のある雰囲気と、男らしく豪快なスケール感を併せ持ち、

大きな役どころで観客を魅了しています。

祖父譲りの力強い眼差しや声も特徴です。

一方で、『盲長屋梅加賀鳶』の道玄や『髪結新三』の新三、

『魚屋宗五郎』の宗五郎のような、色気や情のある役も巧みに演じ分けます。

尾上松緑の 当たり役

『義経千本桜』の狐忠信・源九郎判官知盛、『菅原伝授手習鑑』の松王丸・武部源蔵、

『勧進帳』の弁慶、『連獅子』の狂言師右近 実は親獅子の精、

『名月八幡祭』の縮屋新助など、数々の大役を当たり役としています。

最近では講談シリーズに力を入れ、『荒川十太夫』は新作ながら再演されるという

人気の作品になっています。

尾上松緑の多才な活動

定期的に開催しているトークイベント「紀尾井町家話」では、

席亭(主催者)として気さくで飾らない人柄を見せ、

ファンに舞台の外にある歌舞伎の楽しさを伝えています。

また、自身のブログでは、歌舞伎のことだけでなく、

時事問題などにも独自の視点で鋭く切り込み、その内容の濃さが評判です。

12歳で父を、14歳で祖父を亡くすという苦難を乗り越え、

師である七代目尾上菊五郎さんの指導のもと、

芸を磨き続けてきました。その経験が、彼の芸の深みとなっているのかもしれませんね。

 

尾上松緑、再婚はある?

2016年に離婚されてから数年が経ちますが、

現在のところ、四代目尾上松緑さんの再婚に関する具体的な情報や報道はありません。

松緑さんはまだ50代を迎えられたばかりであり、

歌舞伎役者として、また二人の子を持つ父として、

充実した日々を送られていることと思います。

トークイベントやブログでの発信も積極的に行われており、

プライベートよりも芸の道やファンとの交流に力を注いでいる印象です。

豪快な兄貴分としての人柄は、若手からも慕われていますし、

その反面繊細な内面をブログなどに告白している二面性もお持ちなんだなと思います。

もちろん、今後素敵な出会いがあれば再婚の可能性もゼロではありませんが、

現時点では再婚の噂はないようです。

今後の動向に注目したいところです。

まとめ

四代目尾上松緑さんは、歌舞伎の名門に生まれ、若くして父・祖父という大きな存在を亡くす悲しみを乗り越え、

師や仲間たちに支えられながら、現代歌舞伎を代表する役者として活躍をされています。

元妻との離婚という私生活での変化もありましたが、

舞台にかける情熱は変わらず、息子・三代目尾上左近さんの成長も楽しみなところです。

伝統を受け継ぎながらも、トークイベントやブログなど

新しい形での発信にも挑戦する松緑さんの、今後の更なる活躍から目が離せません。

お読みくださり、ありがとう存じまする。

 

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