7月4日、歌舞伎座では7月大歌舞伎が初日を迎えました。
私も、幕見席を目当てに行ってみましたが、
10時過ぎには長蛇の列でした。
予想していたことなので、
改めて出直すつもりです。
これから感激を楽しみにしていらっしゃる方に、
7月大歌舞伎情報をお伝えします。
7月大歌舞伎、演目と主な配役
まずは、演目と主な配役です。
どこをみたらいいのか悩んじゃうほど、
魅力的な演目、役者陣ですね。
【昼の部】午前11時開演
一、新歌舞伎十八番の内 高時(たかとき)
北条高時 市川 右團次
二、西郷と豚姫(さいごうとぶたひめ)
お玉 中村 獅童
西郷吉之助 中村 錦之助
三、新歌舞伎十八番の内 素襖落(すおうおとし)
太郎冠者 市川 海老蔵
姫御寮 中村 児太郎
大名某 市川 左團次
四、歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)
堀越勸玄早口言立て相勤め申し候
外郎売実は曽我五郎 市川 海老蔵
貴甘坊 堀越 勸玄
小林朝比奈 中村 獅童
化粧坂少将 中村雀右衛門
工藤祐経 中村 梅玉
【夜の部】午後16時30分開演
通し狂言星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)
成田千本桜
市川海老蔵十三役早替り宙乗り相勤め申し候
左大臣藤原朝方 市川海老蔵(以下13役全て)
卿の君
川越太郎
武蔵坊弁慶
渡海屋銀平実は新中納言知盛
入江丹蔵
主馬小金吾
いがみの権太
鮨屋弥左衛門
弥助実は三位中将維盛
佐藤忠信
佐藤忠信実は源九郎狐
横川覚範実は能登守教経
梶原平蔵景時 市川 左團次
源義経 中村 梅玉
7月大歌舞伎 幕見席情報(歌舞伎座当日券)
幕見席情報は、
初日の朝に発表されました。
先にもチラリと書きましたが、
朝から並ぶお客様が多く、
10時過ぎには立ち見席のみの案内でした。
【昼の部】
発売予定時間 | 料 金 | 上演開始時間 | |
1.新歌舞伎十八番の内 『高時』 | 10:30- | 1,000円 | 11:00- |
2.『西郷と豚姫』 | 11:15- | 1,000円 | 12:09- |
3.新歌舞伎十八番の内 『素襖落』 | 12:25- | 1,100円 | 1:41- |
4.歌舞伎十八番の内 『外郎売』 | 1:55- | 900円 | 2:54- |
【夜の部】 | |||
通し狂言 『星合世十三團』 | |||
5.発端・序幕 | 3:05- | 500円 | 4:30- |
6.二幕目 | 4:45- | 1,200円 | 5:28- |
7.三幕目 | 5:45- | 1,300円 | 7:16- |
8.大詰 | 7:30- | 1,000円 | 9:00- |
ちなみに幕見席については、
松竹のウェブサイトに、以下のように記されています。
「好きな幕だけをお気軽にご鑑賞いただけるのが、一幕見席。 幾度もお運びになるお客様や、歌舞伎を初めてご覧になるお客様のための、歌舞伎座ならではの人気席です。 一幕見席は歌舞伎座4階に位置しております。 全てが自由席となっており、通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名の定員でございます。」~一部引用~
市川海老蔵のアメブロもチェック!!
市川海老蔵が、毎日アメブロを発信しているのは、
多くの方がご存知かと思います。
この何日間は、
勸玄くんのことだったり、お稽古のことだったりが
投稿されていて、
やっぱり、海老蔵本人としても、
勸玄くんの父親としても、
この日が心引き締まる日だったんだろうなあと思います。
今朝も、かなりの分量が投稿されていました。
その中から、2記事紹介させてください。
まずは、朝、緊張しているような
勸玄くんを見ながらの父としての言葉。
そこで
一番大切なの事は
わたしが
いつも以上に
緊張せずに大きく
存在してあげる事が
一番大切に
感じました。
ちょっとうるっとしました。
勸玄くんの、外郎売は、
父の海老蔵から見ても、とてもすごい出来なんだそうです。
そのことに対する投稿もあるから、
読んでみてね。
そして、
最高にうるっとしたのがこちら。
今日は特に
父のこと
麻央のこと
思います。
うーん、
今まで本当にがんばってきたんでしょうね。
そりゃ、市川宗家の当代ですからね。
人気者で、いやでも目立っちゃう方ですから。
プレッシャーも大きいでしょうね。
それをはねのける、強さもお持ちだと思うので、
やっぱり応援したい役者さんです。
今日は、長蛇の列で諦めましたが、
次はあの列の中に、できるだけ前の方に混じってやるぞ。
素晴らしい出来栄えの、外郎売を是非に観たいものです。
*追記です!7月5日の新聞報道から
昨日の初外郎は、大絶賛を浴びました。
中日スポーツの記事を一部抜粋しますね。
海老蔵と長男の堀越勸玄君(6)が共演した「外郎売(ういろううり)」では、稽古を重ねた勸玄君が鮮やかな早口の長ぜりふを披露。海老蔵も夜の部で約5時間の大作「星合世十三團 成田千本桜」で13役の早替わりに挑戦。来年5月の十三代目市川團十郎と八代目市川新之助の父子襲名を見据えた熱演で観客を魅了した。
海老蔵演じる外郎売実は曽我五郎と共に花道に登場した貴甘坊役の勸玄君は笑顔もみせ「私の名前は堀越勸玄でござりまする」とあいさつ。続く最大の見せ場では「アカサタナハマヤラワ~」と約4分間に及ぶ早口の長ぜりふを完璧に演じきり、静寂の中で固唾(かたず)をのんで見守っていた会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
by中日スポーツ 7月5日号
写真はこちら
海老蔵のブログには、各新聞社の記事が画像で紹介されていましたよ、下記のリンクからご覧いただけます!
今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。
*7月の歌舞伎と、市川海老蔵&勸玄くんについてはこちらにも書きましたのでよかったらお読みくださいね。
*市川海老蔵についてはこちらに詳しく書きました。よかったらお読みくださいね。
*市川海老蔵のブログはこちらからどうぞ。
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