中村梅枝(歌舞伎役者)の家系図、wikiプロフィール、結婚。阿古屋も演じた期待の若女形

中村梅枝、古典的な美しさと確かな演技力で、

期待が大きい若女形です。

父は歌舞伎役者の中村時蔵、萬屋という歌舞伎の名門です。

古典的な演目には、欠かせない

若手の中でもトップクラスの実力を持つ役者です。



四代目中村梅枝のwiki、本名・学歴・血液型は?

年間10~11ヶ月は舞台に立つという四代目中村梅枝。

すらりとした容姿に端正な面持ち、

初々しいお姫様や町娘、凛々しい若衆をも演じ分ける、

期待の立女形です。

女形の難役中の難役と言われる「阿古屋」を

2度も演じたことから、

その実力は折り紙付きです。

まずはプロフィールを見ていきましょう。

4代目中村梅枝のwikiプロフィール

中村梅枝 本名:小川・義晴(おがわ・よしはる)

生年月日 1987年11月22日 33歳

家系 祖父:四代目中村時蔵、父:五代目中村時蔵、弟:初代中村萬太郎、

叔父:二代目中村錦之助、従兄弟:初代中村隼人

血液型 B型

学歴 慶応高校卒業

屋号 萬屋

定紋 桐蝶

初お目見え 1991年6月「人情裏長屋」鶴之助役(歌舞伎座)

四代目梅枝襲名 1994年6月「幡隨長兵衛」長松役、「道行旅路の嫁入」旅の若者役

面長で鼻筋が通った端正な面持ちに、

白塗りが映える古典的な美しさで人気の女形です。

お姫様や傾城のような華やかなお役も、

ちょっと位の高い女官のお役も

初々しい町娘も、

男性が演じているとは思えないほどの色気があります。

古風というのが代名詞のように使われている女方で、

私の印象では、なよっとした女っぽさにズキュンとやられる感じです。

これで伝わるかな?

特に、後ろ姿!

背中や腰のあたりのラインも女性っぽいのです。

お化粧を落とした素顔も、

優しいお顔立ちなので、

そういう点は女方には得なのかなと思います。

派手ではないけど、他の人にはないしなやかさ。

そこが観客の目を惹きつけるのではと思うところです。

私は女形を見るのが大好き!

やっぱり、女形は美しい方が観てて楽しいと思います。

最近は、若い女形が増えてきましたが、

その中でもリーダー格、群を抜く安定感があるな~と感じます。

軍曹というあだ名もあるらしいですよ。



中村梅枝の家系図、家は萬屋、父は中村時蔵。播磨屋、中村屋とも関係があるらしい

中村梅枝の家は、萬屋です。

この萬屋は、歌舞伎の家としてはかなり大きい方なのです。

それだけでなく、祖先を遡ると、すごいつながりもあるんですよ!

萬屋の現在当主を務めるのが、お父さまの五代目中村時蔵。

美しさと凛々しさを兼ね備えた、

偉大な立女形ですね。

スラッとした細身の佇まいは、お父さま譲りだなって思います。

祖父は、四代目中村時蔵です。

この方は5人兄弟でした。

家系図をご覧ください。

目を疑うほどの豪華さ、おわかりになりますか?

4代目時蔵の兄が、二代目中村歌昇、現在の五代目中村歌六(播磨屋)の父です。

弟が、初代中村獅童、現在の二代目中村獅童(萬屋)の父です。

そして、その下の弟が、映画スターの故萬屋錦之介、

中村嘉葎雄です。

歌舞伎に詳しくない方でも、萬屋錦之介と中村嘉葎雄の名は、

ご存知なのではないでしょうか。

中村梅枝にとっては、大叔父(大伯父)にあたる方々です。

さらに遡ると、

中村吉右衛門や中村勘三郎の名も縁戚に連なるようですね。

歌舞伎いや、芸能人一族に生まれた、

天性の役者と言えそうです。

歌舞伎のお家の家系図は、

見ていると鼻血が出そうになるのですが、

このお家もすごくきらびやかな家系なんですね~。

だからこそ、あの立ち振る舞い、

女形でも立役でも品があり、

すっきりとした美しさがありますが、

ちっちゃい頃から身に染みついたものなんでしょうね~。

勝手に、納得してしまいます。(笑)



中村梅枝の妻は着物が似合う京美人、家庭ではひとり息子のパパ

中村梅枝は結婚しているの?

と気になって調べたところ、

既婚者でお子さんもお一人いることがわかりました。

2014年に京都在住の一般女性とご結婚されました。

その後、2015年に長男が誕生し、仲睦まじい生活を送っているもようです。

気になる奥さまですが、お名前を素美さんとおっしゃいます。

面長で、清楚な雰囲気の和風美人。

梅枝さんとはお似合いのビューティーカップルです。

実家が茶道のお家とのことで、

お着物には馴染みのある生活を送っていたようですね。

お写真を拝見すると、

粋なお着物をさらりと着こなしていらっしゃいました。

梅枝さんは、着物の好みには口を出さないようですが、

帯の締め方だけはアドバイスしたとか・・・。

なんでも、

上の方に帯を結ぶのは結婚前の若い娘、

歌舞伎の奥さま連中でも若手に入る彼女ですが、

女房という意味では少しその風格も欲しいそうです。

今は、お母様の晃枝さんが萬屋のおかみさんですが、

将来は、素美さんの肩にそのお家がかぶさってくると考えると、

こういうアドバイスも愛情と言えるのかなって思いました。

2015年に誕生した長男の名前は、大晴(ひろはる)くん。

家では、「パパ」と呼ばせているそうです。

家庭では、忙しい間をぬって、

できるだけ面倒を見るようにしているんだとか。

まだまだ幼いお子さんですが、

歌舞伎をやって欲しいのかどうかというと、

お稽古には行かせているけど、

役者になるかどうかは、本人の気持ち次第、

と考えているようです。

でも、歌舞伎を嫌いになって欲しくはない、

そんな思いもあるそうです。

2019年9月の舞台で初お目見えを果たした、

中村歌昇の長男 小川綜真くんが同い年にあたるそうです。

祖父の中村又五郎に見送られ、

歌昇と叔父の中村種之助に手を引かれ、

花道で挨拶をした綜真くんは可愛かったな~。

そうなると、梅枝の長男である大晴くんも、近い将来・・・

と考えられますね。

その時は、中村時蔵、中村萬太郎、そして梅枝の3人が

一緒に見守りながらのお目見えになるのかな。

早くその日が訪れないかな~なんて思っちゃいます。



中村梅枝のコメントは見た目に反してかなり熱い!!

涼しい容姿とは裏腹の、

歌舞伎に対する熱血コメントもいくつか見られます。

噂によると、

歌舞伎以外でも、かなりの辛口批評家らしいです。

ズバズバとした物言いは、

紀尾井町家話で聞いたときは、

あのお姫様と同一人物?と思うほどでびっくりしました。

プライベートでも、、、

ま、それは控えておいて、ここでは歌舞伎に関するコメントを

紹介しましょう。

まずは、祖父、そう祖父への思いについてです。

曾祖父が三世中村時蔵、祖父が四世中村時蔵。

両名ともに偉大な役者さんでした。

その肖像写真を、お部屋に飾っているそうです。

「直接お会いしたことはありませんが、わずかに残された映像を見るとすごくきれいで、とても惹きつけられます。

僕がめざしているのは、父、そしてそこから遡るご先祖さまですが、自分もそういう役者になりたいと思っています。 」

ライバルを見るのではなく、伝統となった故人に学ぶ姿勢、

脈々と受け継がれる伝統を身につけ精進する思いが素晴らしいと感じました。

父、祖父を超える役者になる日が楽しみに思えます。

また、当代を代表する大役者でもある尾上菊五郎と

共演する機会も多く、積極的に学んでいるようです。

国立劇場の新春歌舞伎は、音羽屋と中村時蔵一家が

メインのお役を務めています。

菊五郎は、立女形だったので、昔は女方も多く演じていたのですよね。

父の時蔵とは、また違ったタイプの女方でした。

「音羽屋のおじさんは基本的に、ああしろこうしろとはおっしゃいません。でも、おじさんの息を感じ取って、何を求めているのかを自分でつかまなければならないのだと思います。

まだなんとなくしかわかりませんが、努力していきたいと思っています。」

芸は盗むもの、その意識で学んでいるようですね。

古典も世話物もこなす尾上菊五郎から直に得るものは大きいはずです。

その器を広げる機会になっているのだろうと想像します。

梅枝は、立役も務めますが、

女方を務めている時の方が才能を発揮しているように見えます。

歌舞伎の主役は基本的に 立役なんですけど、

「歌舞伎は女形がいないと成り立たない」

と梅枝は口にしています。

それだからこそ、女方の出来具合が、

芝居の質を決める、ともいう気概で舞台に臨んでいるようです。

実際、役者は女方を経験することは多いですが、

女方だけを極める役者は数少ないです。

そして、女方でも役者によって芸風が違います。

梅枝のお父様は中村時蔵、

この方も女形中心の役者です。

綺麗どころから、遊女、おかみさんと、

数々の役を演じ分ける大役者でもあります。

その後を継ぐのかなあ、と見ていたのですが、

ご自身の女形にかける思いを知るにつけ、よりその姿を見るのが楽しくなりました。

「立役をやりたいと思っていた時期もありましたが、ここ数年は女方だけでいいと思うようになりました。」

この一言、ちょーかっこいい!

本当の女性よりも女性っぽい、梅枝の女形をぜひ一度見ていただきたいです。



中村梅枝、阿古屋を坂東玉三郎から学ぶ

「壇浦兜軍記・阿古屋」といえば、難役中の難役と言われる役です。

3種の楽器を弾きこなし、

表情を変えずに音色だけで心情を表現する、

その役ができるのは、6代目中村歌右衛門から受け継いだ、

坂東玉三郎しかいませんでした。

私は、玉三郎の舞台は観ていますが、

目を皿のようにして、全身を耳にして、

その心情を読み取ろうとしたものです。

中村梅枝は、その役、玉三郎の指導を受け、

2018年に初役で演じました。

女方の至宝とも言える坂東玉三郎が、

若手への芸の継承を込めている点を想像すると、

難しいというだけではなく、

かなりの重圧がかかっていたんじゃないかなあと思われます。

梅枝は、日頃から、かなりの楽器のお稽古をされていたことも

抜擢の理由と聞いています。

この舞台に備えて、さらに事前の稽古を積んだようですね。

実際に演じてみたときは、

「まるでドラえもんの4次元ポケットのように思えた。」

と坂東玉三郎からの教えについて述べていました。

初役は、なかなかの好評で、

2019年にも阿古屋を演じています。

梅枝は、器用と見られていますが、

確かに、そつのない所作、台詞回し、

そして正統派美女と言える美しさで

阿古屋の強さを表現しているなあと感じました。

とて~も深いお役なので、

また再演の折には観に行きたいと思っています。

中村梅枝は、まだ33歳!!

それなのに、この風格。

梅枝が舞台に出ると、

客席からもほ~っと息が漏れるんですよね。

私も、これのどこが男の人なんだろう?

と目を疑いたくなることもあるんです。

これからも、どんな大輪の花を咲かせるのかが

楽しみな役者さんです。

今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。