歌舞伎が24時間テレビに、スペシャルバージョンとして
取り上げられることがわかりました。
市川海老蔵がKing&Princeの岸優太とコラボするらしいです。
出演日時は、8月22日(土)19時50分頃らしいということです。
どうやら、両国の国技館から生中継らしいですね。
これは見逃せませんね!
市川海老蔵「24時間テレビ43」で一夜限りのスペシャル歌舞伎披露 岸優太も参加 https://t.co/GJdIMyGm8C #24時間テレビ
— kabukist (@kabukist1) August 16, 2020
24時間テレビに歌舞伎!市川海老蔵と岸優太のコラボ
8月22日、23日に放映される「24時間テレビ43」
テーマが「動く」ということですね。
今回、歌舞伎役者の市川海老蔵が参加を表明しました。
歌舞伎というパフォーマンスを通じて、
視聴者の笑顔、希望を演出したいという思いがあるようです。
パフォーマンスには番組メインパーソナリティーを務める
King & Princeの岸優太も参加し、
難しい動きや見せ場のある、新たに創作された登場人物を演じるそうですよ。
その指導も海老蔵に任されているといいます。
海老蔵&優太のコラボるパフォーマンス、
新鮮ですね~~。
夏の終わりのお楽しみが増えますね。
24時間テレビに歌舞伎、海老蔵が「動く」をテーマに祭りを演出
24時間テレビのスペシャルな歌舞伎、
「動く」をテーマに、あの「景清」をモチーフにした
スペシャルパフォーマンスが見られるようです。
名付けて、日本全国に元気を届けるスペシャル歌舞伎パフォーマンス
『市川海老蔵が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り』。
わ~~すごいですね!
華やかな感じがします。
そもそも、祭りとは、
人々を勇気づけ、感動を与え、 心の拠り所でもあったものですね。
しかし、新型コロナの蔓延で、日本中のあちこちの祭が
禁止、縮小となっています。
だからこそ、歌舞伎を通じて、視聴者へのエールと感動を届けたいという
熱い想いが伝わってほしいと思います。
24時間テレビに歌舞伎、海老蔵と岸優太のコメントも!
では、このパフォーマンスを盛り上げる2人、
市川海老蔵と岸優太のコメントを紹介します。
まずは市川海老蔵のコメントです。
「今年の夏は、日本中みんなが楽しみにしていたイベントやお祭りがなくなってしまいました。この企画をご覧になっていただいて、皆さんに少しでも笑えたり希望を持ってもらえれば。そして、市川團十郎家の家の芸として受け継がれているスピリット、魂のようなものを皆様と共有し、勇気に変えて頂く機会になれば、私たちにとってもよいことですし、いまの日本にとっても良いなという思いで引き受けさせて頂きました」
そして岸優太のコメントです。
「(今回初挑戦する歌舞伎は)普段、やっているダンスとはまったく違う体力的なキツさや、『本番一発勝負』という厳しい環境での挑戦ですが、生半可なものは皆様にお見せできないので、観て頂く方に伝わる演技ができるように頑張ります」
24時間テレビに歌舞伎、成田屋十八番「景清」とは?
さて、24時間テレビのスペシャル歌舞伎の原作の「景清」。
これは、市川家に伝わる成田屋十八番の中の
人気の演目です。
景清とは、平家の侍です。
とても強いので、悪七兵衛景清と言われていて、
歌舞伎ではおなじみのキャラクターです。
その「景清」のストーリーは、
鎌倉方に捕らえられ牢に入れられるものの、
豪勇を奮って堅固な牢を破って飛び出し、
荒々しい大立ち回りを演じるというものです。
この力強さが、日本を元気にする!
という願いがこもっているのですね。
24時間テレビ歌舞伎、海老蔵景清と岸優太丸に感動の声
本番、6分間の舞台を拝見しました。
メイキング映像も放映され、
海老蔵さんのコロナ禍にある日本への思い、
歌舞伎役者としてのマインドを
見ることができました。
初めて挑戦する、岸優太さんに、
厳しくも丁寧に指導する様子も見られました。
岸さんが、
「ダンスとは別の筋肉を使う。想像を絶する難しさ」の言葉に、
1ヶ月間の稽古の苦労を感じました。
体幹はしっかり鍛えていそうなのに、
全然違うという発言に驚きました。
基本の形のハードルの高さを感じました。
海老蔵は、今回の舞台について、
「負けている状況で、逆境に向かっていく姿」
を見せるために、景清を選んだと言います。
日本を元気にしたい!
夏、様々な楽しみが中止となり、悲しむ人を元気にしたい!
その願いを込めた、
2人のコラボ、6分間の舞台でした。
オープニングは、
平家の武将、岸優太丸(岸優太さん)が
源氏の侍と戦う場面。
厳しい稽古の成果と、
刀を振るう優太丸はかっこよかったです。
見得も練習よりもサマになっていましたね。
危機に陥る優太丸、
そこへ、
「待ちやがれ〜〜」と景清(市川海老蔵)登場。
血気に満ちた荒々しい姿です。
優太丸を助け出すと、
軽々と相手を払い飛ばしていきます。
そして、見得!
海老蔵の見得は、迫力ある目力がインパクトあります。
あの目で睨まれたら、
敵も、悪疫も、さっさと逃げ出したくなりますね。
この芝居の中のセリフに、
海老蔵の思いを込めたものがあります。
「日本六十余州津々浦々に至るまで、活気賑わい取り戻してみせようぞ」
というものです。
歌舞伎界もそうですが、日本各地で、
新型コロナの影響で辛い思いをしている方が
たくさんいらっしゃいます。
楽しみにしていた、祭りも夏休みも、
自粛する方が多かったこの夏。
そういう日本が元気になって、元の賑わいを見せられるよう、
祈りがこもっていることを感じました。
背景に映る祭りの映像、
お囃子も盆踊りの櫓の上で津軽三味線と鳴り物、
いつもの歌舞伎と違うのは、
祭りの設定だから、ここで祭りを再現しているからなんだなあと
そんな思いも伝わってきました。
ちょっと残念だったのは、
最初の海老蔵の声が聞き取りにくかったこと、
そして、最後の余韻を味わう間もなく、
次の場に移ってしまったこと。
ただし、生放送、しかも舞台ではないスタジオでの歌舞伎、
あの動きにカメラがついていくのも
大変だろうなあと思うので、
そういう場でも歌舞伎を見せられたことを
ポジティブに捉えたいと思いました。
放映後、海老蔵のツイッターには、
ファンから、たくさんの感謝の声が
書き込まれていました。
初めて歌舞伎を見たという方も多く、
そういう意味でも、
海老蔵がスペシャルパフォーマンスを見せたことは
意義深かったと思います。
海老蔵のツイート、
岸くんがうまくできてよかった・・・って。
優しいじゃありませんか。
海老蔵に向かい、深々と頭を下げる
岸さんの姿も印象に残りました。
そういえば、1月から海老蔵の芝居を見ていなかった。
久しぶりに見られて嬉しかったです。
勸玄くんも出るかなと思っていたのですが、
映像だけでした。
日テレさん、海老蔵さん、
ありがとうございました。
そうそう、市川海老蔵は、9月から公演が始まります。
その情報はこちらからどうぞ。
読んでくださりありがとう存じまする。
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