ふるカフェ系ハルさんの休日、ハルさんは愛媛県大洲市にある
築82年の木造家屋を生かしたカフェを訪れます。
元醤油屋さんの建物を生かしたこのカフェの名はChez利太郎(シェ利太郎)です。
地元の方の思いからカフェへ生まれ変わり、
人々をつなげる場でもあるChez利太郎(シェ利太郎)について紹介します。
豊かな自然の中に佇む古民家、とっても素敵です。
ふるカフェ系はるさんの休日 愛媛県大洲にある築82年のカフェ
ふるカフェ系ハルさんの休日、4月15日(木)放映では、
愛媛県大洲市にある古民家カフェを訪れます。
四国は、愛媛にある山里の贅を尽くした作りの古民家。
これは、元醤油屋さんの建物だったのだそうです。
築82年ですが、ヒノキの丸太でできた堂々とした化粧桁や、
照り屋根と言われるしなやかな曲線が特徴的な屋根。
実は、この地域は幾度も洪水に襲われたということで、
この建物もそれを免れることはできなかったそうです。
それでも、82年間も生き続け、今ではカフェとして姿を変え、
地元の人に愛される場になっているそうです。
また、忠臣蔵で有名な大石内蔵助との縁もあるとか。。。
それだけでも興味を惹かれますよね。
番組では、どんなことを伝えてくれるのでしょうか?
我らがハルさんの古民家探索を楽しみにしていましょう。
*ハルさんを演じている渡部豪太さんについてはこちらをどうぞ
ふるカフェ系ハルさんの休日:大洲のChez利太郎(シェ利太郎)
ふるカフェ系ハルさんの休日、
NHKEテレ局で放映されている、一風変わった紀行番組です。
4月15日(木)22時30分~22時55分の放映では、
愛媛県大洲市にある、元醤油屋さんの建物を生かした古民家カフェChez利太郎を紹介します。
大川地区の山あいにあるカフェは、駅から徒歩約2時間。
なんと、近くに行くバスは1日に3本しかない、、、
ハルさん全集中、カフェの呼吸〜〜と走り出し、川沿いにある古民家に到着します。
大洲の古民家カフェはシェ利太郎の利太郎さんとは?
建物の外観をぐるっと見回し、
照り屋根や太い丸太の化粧桁、豪華な作りにうっとりするハルさんでした。
いざ店内へ、、、
立派な和室や奥行きのあるお部屋、
「伊予の建て倒れ」という言葉がこの地域には伝わっていて、
建物に贅を尽くすという意味の通りの古民家って感じです。
そもそもこの建物は、元は醤油の醸造所だったそうで、
当時の持ち主は大石利太郎さんという方でした。
店主の宮本さんは、ハルさんのブログのこともご存知で、ちょっと照れ臭そう。
ゆっくりと店内を探索し始めたハルさんは、
大黒柱の高い位置にうっすらと残る線に気づきます。
また、床の間の裏を見ると、
仕上げが終わっていない壁がむき出しになっているのも発見。
ちょうど出会った、共同経営者の土井さんからそのいわれを聞くことになります。
全部完成させてしまうと、そこで歩みが終わってしまう。
慢心しないように、との教えから、どこかしらに未完成のところを残しておく
という風習が昔はあったそうで、
これは持ち主だった利太郎さんの考えによるものなんだそうです。
さらに、2階の欄間にも、その利太郎さんの心を表すものが・・
欄間の模様は四君子と言われるもので、季節ごとの植物を描いています。
蘭(気品)、夏(まっすぐな心)、菊(艶やかさ)、梅(凜とした姿)、
中国では、この4つの心を持つ君主になるように、
という言い伝えがあり、そこから四君子と名がついたようなんです。
この立派な心がけを持つ大石利太郎さん、
実は、忠臣蔵で有名な大石内蔵助の子孫かも・・・・?
いや、明確な資料はないそうですが、利太郎さんの先祖が
赤穂からやってきた、という資料が残っており、そう思われているそうです。
利太郎さんは、明治21年に生まれ、醤油業で財を成し、
故郷の赤穂藩のいわれをもとに、
義士心という醤油を売り出したと新聞に出ていました。
宮本さんは、都内の町おこしに関わっていたそうですが、
故郷の大洲でNPOを立ち上げ、この建物を利太郎さんのお孫さんから借り上げ、カフェを開店させたそうです。
赤穂浪士の子孫?とは驚きますが、
そんな謎も、もしかしたら本当かも!と思わせてくれる
歴史の重みが感じられる建物ですね。
大洲の古民家カフェは「へこたれない!?」
そこで「へこたれない」というキーワードとは?
2018年の西日本豪雨で肱川が氾濫し、この建物も水に浸かったそうです。
その高さ、2.7m!!
それでも、周囲の岩などや様々な工夫された作りのおかげで流されないで済んだのだとか・・・
地元の方達がボランティアで改修に関わり、この建物が復活したのだそうです。
元々の持ち主である利太郎さんのお孫さんとも電話でお話をして、
この建物に対する思いを聞きました。
そこでも出てきた言葉が、「へこたれない」でしたね。
建物が被った害や、それを復活させようとした地域の人や、
そもそもの先祖の方々の思いが「へこたれない」。
それがこの建物を表しているんですね〜。
シェ利太郎の今日のランチ:はなが牛のシチュー
地元のお野菜もたっぷりで美味しそうです
まずは、地元特産のはなが牛のすじ肉を軽く茹でます。
圧力鍋に、牛肉、水、トマト、赤ワインを入れ、そのまま煮込みます。
(残念ながら番組では、量や時間は教えてくれません)
圧力鍋で煮たシチューに、バターで炒めた玉ねぎを投入します。
ローリエ、コンソメ、醤油、デミグラスソースを加えます。
醤油が入るところが、ポイントですね!
見ているとお腹がぐ〜てなってしまいました。
とろっとろのお肉と鮮やかなお野菜との取り合わせが
とっても美味しそうですね。
ハルさんもうっとりとした表情で味わっていました。
お腹いっぱい、地域の人ともいっぱい話して、
大満足のハルさんでした。
歴史が語る地域の心を表している、素敵なふるカフェ、
行ってみたくなりました。
大洲のChez利太郎(シェ利太郎)の情報
愛媛県大洲市にあるChez(シェ)利太郎は、
大洲市民の有志の方達が地元(大洲市大川地区)を元気にしたい!
と考え集った町の人たちが2020年にオープンしたカフェです。
元は醤油醸造所でもあった築82年の古民家を改修し、
できるだけ地元の食材を使って発見のある料理に挑戦しているそうです。
コミュニティカフェをも目指しているとのことで、
実際にカフェとしての営業日は限られているそうです。
4月は第1~3週の土・日・月曜日のみ開店。
営業時間は11時30分~16時となっています。
行かれる前に、営業しているかは確認されることをおすすめします。
場所:愛媛県大洲市森山甲930-3
*駐車場10台あり(車が必要そうですね)
連絡先:090-7424-2817
*現在はコロナウイルス感染拡大予防の措置を取っているそうなので、訪れる方はご協力をお願いしますね。
詳細は、こちらのFacebookの情報をご確認ください。
四国、愛媛県の豊かな自然と歴史を感じながら
美味しいお食事を楽しめるカフェですね。
ハルさん、良いところを見つけますよね~~
次回の放映も楽しみです!
読んでくださり、ありがとう存じまする。
*こちらはご覧になりましたか?(国分寺:カフェおきもと)
コメント