四代目市川猿之助、知的な演技派歌舞伎役者、そのプロフィール、市川猿翁・香川照之との関係(家系)、結婚、どうなってるの?

歌舞伎にテレビドラマに大活躍の市川猿之助を今日は紹介します。

歌舞伎界切っての知性派、細部までこだわる演技で、

観客を魅了する人気役者です。

まずは、プロフィールから紹介していきます。



四代目市川猿之助のプロフィール、家系、市川猿之助・香川照之との関係は?

現在、市川一門(澤瀉屋)では中心的な存在の市川猿之助、

そのwiki的プロフィールです。

四代目市川猿之助 プロフィール

市川猿之助 本名:喜熨斗 孝彦(きのし たかひこ)

生年月日 1975年11月26日

血液型 O型

最終学歴 慶応大学文学部卒業

家系 父:市川段四郎、伯父:市川猿翁(三代目市川猿之助)、祖母:高杉早苗(女優)、従兄弟:市川中車(香川照之)

屋号 澤瀉屋

定紋 澤瀉

身長 171 cm

体重 61 kg

初お目見え 1980年「義経千本桜」安徳天皇役

襲名 二代目市川亀治郎 1983年「御目見得太閤記」禿役

四代目市川猿之助 2012年「義経千本桜」忠信実は源九郎狐役、「ヤマトタケル」ヤマトタケル役(新橋演舞場)

当たり役 「義経千本桜」忠信実は源九郎狐役

「かさね」腰元かさね役

「ヤマトタケル」ヤマトタケル役

「ワンピース」ルフィ役

市川亀治郎時代は女形として舞台に立つことが多く、

清楚で可愛らしいお姫様や娘の姿は、私の記憶にも焼き付いています。

猿之助の名跡を継いでからは、立役での活躍も増え、

さらに先代が創ったスーパー歌舞伎を盛り立てるなど演技の幅を広げています。



四代目市川猿之助の家系は?市川猿翁、香川照之との関係とは?

市川猿之助という名跡は、祖父、伯父から受け継いだものです。

当代の猿翁である三代目市川猿之助は、伯父、父四代目市川段四郎の兄に当たります。

実は当代猿翁(三代目猿之助)は、先妻の浜木綿子(女優)との間に、

長男を設けています。

それが九代目市川中車を襲名した、俳優の香川照之です。

つまり二人はいとこ同士です。

自身の息子ではなく、甥に名跡を継がせたことは、

ちょっとした話題にもなったようです。

それが不仲説を招いたという見方もあります。

しかし、両親の離婚により母親に引き取られた中車(香川)とは

ほとんど顔を合わせることはなかったと言います。

もちろん、俳優として活躍していたものの、

歌舞伎界とは無縁の生活をしていましたからね。

四代目猿之助の名を彼が継いだことについては、

猿翁が2010年、自主公演「亀治郎の会」で「義経千本桜」の源九郎狐を演じた姿を見て、

名跡を譲ろうと決意したという話もあります。

当時、最年少での宙乗りをした四代目猿之助(当時亀治郎・・・ややこしい)、

幼少から伯父に憧れていたこともあり、

若くして伯父の当たり役だった源九郎狐役に挑んだ思いが、

その心を動かしたのではないかなあと思います。

現在、注目を浴びているスーパー歌舞伎Ⅱ、

これらの作品を、

役者として、演出家として、牽引できるのは、

4代目市川猿之助をおいて他にはいません。

いとこの中車とは、

祖母の葬儀をきっかけに親交を深めてきたそうです。

同じ澤瀉屋を支える役者同士として、

刺激を与え合う存在なのではないかなって思うところです。

2020年の1月は、中車の長男である市川團子と連獅子を舞い、

好評を博しました。

今後も澤瀉屋の芸が磨かれていくことは

ファンにとっては嬉しいことですね。



四代目市川猿之助、その知性と芸の意欲が魅力

歌舞伎界切っての知性派でもある四代目市川猿之助。

かなりの読書家でもあり、哲学や歴史などノンフィクション系の書籍を

好んで読んでいるということです。

今年の1月、93歳で亡くなった哲学者の梅原猛さんとも

親しく話す間柄だったそうで、対談集も出ています。

梅原さんは、独創的な研究を進めた「知の巨人」と言われる方でもあり、

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の原作者でもあります。

新聞には、その死を悼む、四代目市川猿之助の声も掲載されていました。

「平成最後の年に人生の幕を閉じられたことは、実に先生らしい。まさにひと時代が終わった感がいたします。先生の傍らで学ぶことを懇願した折、「君は歌舞伎界で梅原猛を生かしてくれ」との言葉が忘れられません。これから、それを実現すべく精進して参ります。」

朝日新聞デジタル1月14日より引用

歌舞伎に限らず現代劇でも活躍が目覚ましい猿之助。

自分が演じる役については、

細部までこだわりを見せ、役の個性を浮き彫りにする演技が見られます。

例えば、襲名公演で「ヤマトタケル」のヤマトタケルを演じた時の、

意気込みがインタビューとして残っていました。

そこには、

「(三代目市川)猿之助の生き様=ヤマトタケルです。僕の生き様は伯父とは違うので、そこは重なりません。伯父のヤマトタケルは絶対に超えられない。でも、少しでも近づきたい。今回の上演では、伯父のヤマトタケルを見たことのない人をファンにしたい」 引用元 歌舞伎美人「ようこそ歌舞伎へ」2012/05/25 

また、劇中のセリフで、「天翔ける心」という名セリフがあります。

これに関しても、

 「天翔けてばかりいたらいけない、と思いました。
三代目猿之助という人は、しっかりと地に足をつけてから天翔けた。僕はまだそういう時期ではない。演劇の『ヤマトタケル』のテーマとしては、天翔けますが、役者としてはまだまだ地に足をつけて勉強する時期です」 引用元 歌舞伎美人「ようこそ歌舞伎へ」2012/05/25 

とも話しています。

三代目を敬愛する四代目猿之助ならではの役作りへの思いが読み取れました。

そして2019年3月の歌舞伎座でも、「傾城反魂香」のおとく役、「雷船頭」の女先導役、

「弁天娘女男白浪」では、弁天小僧菊之助と鳶頭清次役で出演中。

「雷船頭」は、猿翁の演出で派手な立ち回りを、

「弁天娘女男白浪」の弁天小僧菊之助は、若者の持つ中世的な部分を大切にと、

当代猿翁の教えを生かしながら、自分なりの役を演じたいと話しています。

私が観たのは、弁天小僧菊之助。

正体がバレてからの悪党ぶりが憎めないのは、

その男性性と女性性を同時に持ち合わせた魅力を

醸し出しているからかもしれないと感じました。



四代目市川猿之助 プライベートは謎?結婚の噂はないの?

そして気になるプライベート面についてです。

今年、44歳になる猿之助、実は独身です。

交際、結婚に関しては、

ほとんど噂がありません。

以前、蓮佛美沙子さんと交際中、という記事も

目にしましたが、本当かどうかもわかりません。

本人曰く、結婚の意思がないそうなのですが、

どうなのでしょうね。

また、新聞のインタビューでは、

「役者は世間にプライベートを晒す必要はない」

と言い切っていたそうです。

「裏での努力・・・ではなくて、仕事の結果だけ、舞台の成果だけ評価されればいい。

どうしても聞かれたら、嘘を言うかも・・・」

なんて気になることを話していました。

一部では「変人」と噂する方もいるらしいです。

歌舞伎はかぶく、

だから、ちょっとくらいエキセントリックな魅力があったほうが、

芸には面白みが加わります。

元々知的な方なので、ロジック的に役を分析し演じている印象を受けます。

だから、ちょっと変わっているくらいで

ちょうどいいんじゃないかしら~なんて思ってしまいます。

亀治郎の時代から比べると、

脂が乗った中軸役者として、存在感もぐ〜っと増しました。

歌舞伎以外にもドラマやバラエティの活躍も

目立ちます。

今後も、歌舞伎界を沸かせる一人として、

目が離せない役者です。

今日も読んでくださり、ありがとうございまする。