ふるカフェ系ハルさんの休日、神奈川県横浜市の金沢八景にある
「カフェ金澤園」を紹介します。
ここは、元は旅館料亭だったとのことで、
数寄屋造りの建物と洋風カフェとのミスマッチがポイントです。
ふるカフェ系ハルさんの休日 神奈川県横浜の元料亭旅館のカフェ～
ハルさんが訪れたのは、港町横浜の一大レジャーランドだった場所に
建立された数寄屋造りの日本家屋です。
昭和の初めは料亭旅館として使われてきた建物が
洋風のカフェに大変身！
絶品タルトをいただきながら、
建物の魅力や町の移り変わりについてハルさんがレポートします。
＊ハルさんこと渡部豪さんについてはこちらも参考になさってくださいね。
神奈川県横浜市 元料亭旅館のカフェ金澤園とは？
ハルさんが訪れたのは、大勢の人で賑わう横浜市です。
港町に立つ日本家屋、それが今回の目的地。
さて、今回はどんな出会いがあるのかしら？
今回のテーマは「夢を見られるカフェ」
それってなんだろう？？？
到着した日本家屋、正面に立つハルさんはその造りにいきなり感激！
この建物は数寄屋造り
建てた人の好みを取り入れた建物で、
この建物も丸太や変わったデザインを取り入れています。
その一つ一つも確認しながら建物に密着して調査するハルさんです。
店員さんに案内されて、広い廊下を進んでいくと、
いつの間にか奥の部屋に迷い込んでしまいます。
気を取り直してカフェスペースへ、
注文をすませるといつものように、館内の探索へ。
ここは元は旗亭、と言って料亭旅館だったということで、
お風呂場を観察、
タイルで作られたお風呂の中に身を沈め、
古き良き時代の建物にうっとりします。
と、意外なことに、以前台湾の建物について談義を交わした渡辺さんとここで再会！
お風呂で萌える、異様な2人です。
２階に上がると、そこもお宝のような昔の工夫がたくさんあります。
大広間の床の間と床脇の作りも
数寄屋造りならではの独特な構えを見せています。
格子天井も窓のさんも、
全然異質なものを組み合わせている設えに、
ここに泊まられたお客様もびっくりされただろうなあ・・
と感激しているところに
3代目の当主の斎田さんが登場します。
この建物があった周辺は、
以前は海で、レジャー施設として賑わっていたのだそうです。
初代のご夫婦が、関東大震災で倒壊してしまった横浜の旅館、
その再建をこの地で果たしたのだそうです。
加えて、震災で打ちひしがれた人たちを励ましたり、
雇用を創出したりする意味があったのではとハルさんの推理です。
旅館がオープンしてから訪れたのが、
与謝野晶子さんや、海軍の将校さんたち。
建物の各所にある特徴的な作りは、
訪れるお客様たちを喜ばせるためのもの
実は、この建物がカフェとしてオープンしたのは半年だそうです。
それまでは、料亭として営業していたのが、
景気の後退により団体のお客様が減ったことからも
撤退したようです。
現在の当主のお嬢さんは、
元々料亭を継ぐつもりはなかったものの、
自身がヨーロッパに行って古い建物を大切にする文化に
触発されたそうです。
地域の方の憩いの場にもなれるよう、
コロナ禍でもカフェを選んだということで、
これからやってみたいことがたっくさんあるんですって。
そんなことからも、「夢を見られるカフェ」、素敵ですね～～。
カフェ金澤円特製のバナナタルト
ハルさんがオーダーしたのは、バナナと生地とクリームが
五層になったバナナタルトです。
その作り方の紹介です。
ハルさんも美味しそうに召し上がっていましたね。
〈バナナタルトの作り方〉
バター、アーモンド粉、卵、砂糖、小麦粉を
ボウルに入れて混ぜます。
型に入れた生地に、クリームとバナナを交互に重ねていきます。
五層の秘密はここにあるんですね！
オーブンに入れてしっかり焼き上げます。
仕上げは、注文が入ってから行うのだそうです。
タルトの表面にバナナを敷いて、シナモンをふり、バーナーで炙ります。
う〜ん、美味しそうですね！！
カフェ金澤園について
カフェ金澤園は、番組でも紹介されたように
元料亭旅館を改築したカフェです。
旅館時代の面影も残し、豪華な和室やお風呂もそのまま残されています。
お客様のおめあてはタルトセット（ドリンク付き770円）ということで、
ずっしりとフルーツが詰まったコーヒーによく合うお味ということです。
そのほかにも、オムレツセット（パン、ドリンク付きで1430円）や
ミートスパゲティセット（ドリンク付きで1320円）があります。
営業時間：10時半～15時半（土日は8時半～16時）、火曜日水曜日が定休日
アクセス：金沢シーサイドライン 海の公園柴口駅下車 徒歩6分
駐車場・駐輪場もあります
住所：神奈川県横浜市金沢区柴町46
関連ランキング：カフェ | 海の公園柴口駅、八景島駅、海の公園南口駅
港町の景色を楽しみに、お散歩に伺いたいカフェでした！
読んでくださり、ありがとう存じまする。
コメント