ふるカフェ系ハルさんの休日、神奈川県藤沢市にある
蔵造りのカフェを訪れます。
店主こだわりのパンと、古い蔵を生かした建物が
ベストマッチです。
見たら、行きたくなっちゃいますよ!
ふるカフェ系ハルさんの休日 藤沢・開次商店パンの蔵風土とは?
江戸時代の名残を残す建物に、町の歴史を感じつつ、
美味しいパンを味わう至福の時。
そんな趣のあるふるカフェをハルさんが訪ねます。
神奈川県、湘南地方に位置する藤沢市は、
江戸時代は問屋が多い町だったということです。
その蔵を改造して、自家製酵母パンの作り方を修行したご夫婦が
オープンさせたカフェ「開次商店パンの蔵風土」が今回の目的地です。
貴重な鎌倉石の外観と吹き抜けの天井が魅力的な建物、
なぜ、この町に、この建物にパンの店をオープンさせたのか、
そんな人の思いも聞き取ってくれそうです。
*ハルさんこと渡部豪さんについてはこちらも参考になさってくださいね。
藤沢「開次商店パンの蔵風土」築135年の蔵がカフェに華麗なる転身!
それでは、詳しくは番組を視聴したら追記します。
藤沢に降り立ったハルさん。
東海道沿いを進みます。
古くからの宿場町だった藤沢は、問屋さんが多かったとのことで、
蔵造りの建物が目に入ります。
カフェに到着したハルさん、外壁に使われている鎌倉石に感動します。
鎌倉石というのは、切り通しを作る時に削り取られた石のこと、
今では採掘禁止となっているので、
この石を使った建物を見るのは珍しいそうです。
しかしこの建物は、2つの違う作りの蔵がつながっているという
珍しい作りです。
なんでだろう?
疑問を感じつつもハルさんは中へと入って行きます。
扉を開けると芳しいパンの香り。
そうです、ここはベーカリーカフェだったんです。
吹き抜けの天井、
こあがりのある昔ながらの作り
2階への階段を見つけ、店員さんの許可を得たら、
2階からこの建物をじっくりと観察します。
太い梁に支えられた作りは、「二重梁式和小屋組」というそうです。
反面、漆喰塗りの壁はちょっと雑っぽい?
そんな作りも認められ、有形無償文化財に登録されたとのこと。
この街の生き証人ともいえる建物だそうです。
この街は、問屋街として栄えた街で、このカフェも米穀肥料商が所蔵していた穀物蔵として使われていたのだそうです。
穀物を保存するための土壁ということを知り、納得のハルさんです。
入り口に置いてあった御影石の敷石、
それは街道から蔵をつないでいたトロッコのレールの名残だとか。
問屋街としての歴史を伝えるまさに生き証人なんですね〜。
外からよりも、内側から見た姿がとても魅力的に感じました。
しかも、美味しそうなパンですよ〜〜
わあい、行ってみたいなあ〜〜とよだれが出そうでした。
ここは自家製酵母にこだわったパンが目玉、
長野県上田市にある日本における自家製酵母パンの草分け的存在のカフェで働いていたお二人が結婚し、独立してオープンさせたということ。
いいものが広がっていくのは嬉しいことですね。
そこにやおら立ち上がって作業を始める人たち
それは、日本大学の地域活性化について研究しているゼミの先生と学生さんたちでした。
蔵の改装に、学生さんの手も加わったのだそうです。
まさに、地域の人たちとの手作りのお店なんですね〜。
大家さんがおっしゃるには、
この蔵は廃業後使われなかったのですが、
親の代から売ってはいけないと言われていたのだそうです。
蔵としての役目は終わったもの、
それを見るのがしのびないと思っていた大家さんに、
この蔵でパン屋をしたいと思っていた
店主の岩田ご夫妻が立候補。
2019年市の補助金を利用してパン屋を立ち上げたとのこと。
元々は保育士だった岩田さんは
子どもたちに美味しくて安全なパンを食べて欲しいという思いもあるとのこと。
蔵は、穀物倉から天然酵母パン屋の建物へ。
岩田さんは、保育士さんからパン屋さんへ。
どちらも華麗なる転身を遂げた。。という謎は
ここに答えがありました。
今日もほっこり、優しい気持ちになれました。
それでは、ハルさんもほおばったタンドリーチキンサンドの作り方
1.厳選したオーガニックの国産小麦と自家製天然酵母を混ぜ合わせてパン生地を作ります。
2.丸く成型してかぼちゃの種をつけます。
3.オーブンで1時間かけて焼き上げます。
4.調味料に漬け込んだチキンをじっくりと焼き上げます。
5.焼きあがったパンに、レタスとトマトとチキンを挟んで出来上がり!
開次商店パンの蔵風土について
穀物蔵を改築した蔵造りの建物が魅力のカフェです。
店舗内で焼いた天然酵母のパンが自慢なんですよ。
営業日 水曜日~日曜日
9:00~15:00
パンが売り切れ次第営業終了
アクセス 小田急江ノ島線藤沢本町より徒歩7分(駐車場あり)
店内は全席禁煙・座敷もあります。
読んでくださりありがとう存じまする
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