2019年12月、
超話題になった新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」が、
ディレイビューイングとして、全国の映画館で
上演が始まりました。
東劇で観劇してきたので、その感想を紹介します。
「風の谷のナウシカ」ディレイビューイング上演スケジュール
「風の谷のナウシカ」ディレイビューイングですが、
前後編とも、上演期間は1週間と短いです。
前編は、2月14日(金)~2月20日(木)、
後編は、2月28日(金)~3月5日(木)です。
1回の上演が3時間あまりのためか、
平日は昼、夜の2回、休日は昼のみ1回上演となっています。
東劇は、なぜか2週間ほど上演するようなので、
こちらの期間をチェックすると行ける日が増えそうですね。
詳しくは、こちらの表をご確認ください。
さて、今日は東劇で前編を観てきました。
11時開演で、14時3分終演とのこと。
前編は、序幕から3幕目までです。
序幕が終わったところで大体12時35分くらい、
そこで15分間の休憩が入ります。
休憩中は、みんなトイレに猛ダッシュ!!
恐ろしいくらいの長蛇の列となっていました。
12時50分くらいから、
二幕目、三幕目と通して終了。
東劇の椅子は座り心地がいいので、
長時間でも苦にならず観ることができました。
【東劇のスケジュール】
【前篇】
2/14(金)~2/20(木)
11:00~14:03/ 18:40~21:03
2/21(金)~2/27(木)
11:00~14:03/ 18:40~21:03
*いずれも休憩1回はさみます。
【後篇】
2/28(金)~3/5(木)11:00~14:20
3/6(金)~3/12(木)15:00~14:20
*休憩1回はさみます。
*ディレイビューイングのチケットの取り方はこちらに書いています。
ディレイビューイングも見応えあり
劇場入ると、
簡単なパンフレットが置いてあります。
主な配役と人物相関図を記したものですが、
初めて観る方には役に立つと思います。
休日ということもあり、
客席は満員(に見えた)でした。
スクリーンが大きいので、
舞台では観づらかったところや、
役者の表情もよ~く観られ、
舞台の時と同じように見入ってしまいました。
この作品は、音楽がとても効果的に使われているためか、
スクリーンいっぱいに映し出された舞台と
静かに響いてくる音楽、
それだけで物語の世界に入っていけましたよ。
舞台の時以上に、
クシャナ殿下の存在感が大きく思えました。
視覚的インパクトが強いのでしょうか、
言葉が小気味よい(使ってみたかった!)からでしょうかね。
ただ、本水は飛んでこないし、
宙乗りは上を見上げても飛んでこないし、
花道を走る姿も見られない、
ということで
やはり立体感、臨場感ある舞台での再演を
願いたいですね。
*舞台観劇の感想や、作品のあらすじはこちらに書いています。
*配役についてはこちらに書いています。
舞台を観た時は、筋を追うことやキャラをガン見することに
夢中だったので気づかなかった細々としたことが、
今回のディレイビューイングでは、
改めて発見することができました。
あちこち見ずともいいというのも、
スクリーンの良さですね。
お正月のテレ朝「密着3000日尾上菊之助」や
先日のEテレのETV特集「ナウシカ誕生」で、
尾上菊之助とナウシカ歌舞伎の挑戦を見たこともあり、
より、衣装や背景やセリフ、
歌舞伎のモチーフなどに目が行きました。
知識が増えた分、見る目もちょっと豊かになり、
より観劇を楽しめた今回のディレイビューイングでした。
*特番についてはこちらに書いています。参考になさってくださいね。
後編は、2月後半からです。
それもチケット取ったので、楽しみです。
読んでくださり、ありがとう存じまする。
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