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中村吉右衛門の病状は心臓発作だった!?現在の様子と舞台復帰について、

歌舞伎役者
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歌舞伎役者の中村吉右衛門さんが、

3月28日に都内のホテルで倒れ、

病院に緊急搬送されたことが報道されました。

関係者もファンもこのニュースに動揺しています。

病気の現状や復帰について、調べて書きました。

4月30日、松竹株式会社から、中村吉右衛門さんの病名と

5月歌舞伎座公演の休演の発表がありました。

5月6日には、7月の歌舞伎公演にお名前が掲載されました。

6月2日には、7月の歌舞伎公演も休演と発表がありました。

1日も早いご回復を心からお祈りしています。

願い届かず、、

12月1日、訃報が入りました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

ただただ悲しくて、悲しくて。合掌

中村吉右衛門が死去、病気からの復帰叶わず、継承者は誰?
歌舞伎役者の中村吉右衛門さんが死去されたと 突然の訃報に、ただただショックを受けています。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});



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中村吉右衛門の病状は?一時期心肺停止だった?

中村吉右衛門さんは、現在76歳とご高齢ですが、

倒れたその日も歌舞伎座の舞台に立つなど、

まだまだ舞台を引っ張る看板役者さんです。

私が、「吉右衛門さんが倒れた」というニュースを知ったのは、

3月29日のお昼のニュースです。

私自身はテレビを見ていませんでしたが、

友人のツイートで知り、慌ててサイト情報を調べました。

その時は、「心肺停止」という言葉もあり、

心配で心配で、何も手につかなくなってしまうほど、動揺しました。

それから2日たち、その時の様子がもう少し詳しくわかるようになりました。

28日の歌舞伎座公演第3部の「楼門五三桐」で、

主役の石川五右衛門を演じた吉右衛門さん。

私が拝見した時は、

楼門に立ち、「絶景かな~絶景かな~」と豪快な決めポーズ。

敵2人との立ち回りや、手紙を朗々と読む姿からは

それまで心配だった体調不良の影響はさほど見られずでした。

時間としては15分ほどの短い一幕でしたが、

お元気そうな様子に

あ~よかった~・・、と胸をなでおろしたものでした。

それが一転、、、、

28日もその舞台を務めた後、

都内のホテルで夕食をとっているときに異変が起きたそうです。

レストランの洗面所から戻ってきて落ち着こう、、とした時に、

「ちょっと具合が悪いみたいだ。」と言葉を発し、

そのまま脱力するかのようになったそうです。

いち早く周囲の方が気づいて、

AEDなども使って応急処置を取りつつ、

救急車での病院搬送だったということでした。

初めのニュースでは「倒れた」「心肺停止」が先に聞こえてきたのですが、

「バタンと倒れ量なものではない。」

「急に苦しんだというものでもない。」

という証言も出ているので、少し安心したところです。

それでもAEDと聞くと、

やはり、心肺停止(あるいはそれに近い)状態も

一時期はあったのではないかと思われます。

28日の夜は、「かなり難しい状態」と言われることもあったとか。

めちゃくちゃ心配です。

それでも、ホテルのスタッフの冷静で迅速な判断のおかげで、

かなり短い時間での救急搬送だったということから、

起きうる中でも最良の事態だったのかなあと考えられます。

*中村吉右衛門さんについてはこちらに詳しく書いています。

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中村吉右衛門、病気で手術を受けていた。体調不良が続いていた?

中村吉右衛門さんは、実は昨年の10月に手術を受けていたそうです。

12月にインターネット上で、ある手術を受けたことを公開したのです。

「体に思った以上の影響があり、大きな声を出すと息があがったり、立ち上が流のにも苦労する。」

と書いていました。

その後、11月には、国立劇場で「俊寛/平家女護ヶ島」で、

主役の俊寛と平清盛公の2役を演じました。

声が弱々しく、立ち振る舞いも、

いつもの豪快さが感じられず、

俊寛だからかな~~と思ったのですが、

それも手術後の経過の影響だったと後から知りました。

舞台は、俊寛の鬼気迫る最後の表情が胸に焼きつく素晴らしいものだったことを付け加えて起きます。

その後、1月歌舞伎座のの「仮名手本忠臣蔵/一力茶屋の場」にも出演したものの、

体調不良で8日間公演を休んだということがありました。

歌舞伎ファンにはその流れを知る人も多く、

今回の病気もその影響ではないかと案じているところです。

さらに遡ると、

7~8年前から味覚障害に悩まされてきた、という記事もあります。

2019年には、自身が座頭を務める歌舞伎座の9月公演「秀山祭」で、

高熱を発し、一時休演するということもありました。

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今回の病状が、今までの病気や体調不良と関係しているのかどうかは

明らかになっていません。

ただ、体調不良をおして、

いつも私たちに素晴らしい芸を見せてくれていた吉右衛門さんに

言葉には表せないほどの感謝と感動を痛切に感じているところです。



中村吉右衛門の現在の様子は?

吉右衛門さんの入院当初の様子は

中村吉右衛門さんの現在(4月5日)の様子ですが、

特に変わったことは報じられていません。

わかっていることは、

ICU(集中治療室)に入院し、治療を受けていること。

意識を低下させる治療をして様子を見ていること。

*この内容がよくわかりません。。。心配なことなんだろうか?

直ちに命に危険が起きる状態ではないということ。

心臓や脳には異常がないこと。

手術などは行っていないこと。

です。

松竹の関係者によると

小康状態を保っているということです。

毎日、ニュースサイトをチェックしていますが、

この1週間の報道内容はさほど変わりません。

病院でもはっきりとした原因はまだわからない様子です。

関係者からは、療養中、命の危険はない、

そういう声が上がっていることもあり、

それは確実と思っていいのではないかした。

命が大丈夫なら、ちょっとだけ安心です。

いわゆる小康状態というものらしいですけど、

それもなんだかなあって感じがします。

悪くはならないけどよくもなっていない、

そんなイメージを受け取ります。

 

4月16日に5月大歌舞伎の記者会見に尾上菊五郎さんが出席したそうです。

その席で、中村吉右衛門さんの病状についても質問が出たそうです。

そこで、菊五郎さんは、吉右衛門さんの奥様から電話をいただいたことを明かしました。

それでも、「病名はまだわからないし、、。」と困惑の表情だったとのこと。

そうですよね・・・

一緒の舞台には立ちたいですよと声を大きくしていらしたとか。

引き続き集中治療室での治療が続いているそうです。

とにかく、一日も早く回復して欲しい、

その想いでいっぱいです。

吉右衛門さん、集中治療室から一般病棟へ

心配されていた吉右衛門さんですが、

4月下旬に集中治療室から一般病棟に移ったとのことです。

しばらくは療養に努め、舞台への復帰を目指すとのことです。

その病名については、次に続きます。



中村吉右衛門の病名は、急性心臓発作

中村吉右衛門さんの病名が、松竹株式会社から発表されました。

それによると、急性の心臓発作でした。

びっくりしました。

一時期心肺停止状態・・・てことも

心臓発作であれば納得しますね。

その後、集中治療室で様子を見ていたということだったのですが、

最近ですね、今月の下旬に、お医者様の診断を受けたそうです。

それにより、まだしばらくの間は療養に専念したほうがいいという

診断を受けたのだそうです。

そこで、一般病棟に移って、療養を続けているそうです。

ちょっと安心しました。

どんな様子なのか?意識もないのか?命の危機なのではないか?

色々不安なことがありましたけど、

病名やお医者様の診断が発表されたことで、

状況がわかって一安心です。

今後、舞台復帰も目指しているということなので、

夏ぐらいには、元気な姿が見られるんじゃないかなって期待したいです。

久しぶりにニュースが入って、心の中の不安が少し薄れました。

 

 



中村吉右衛門の復帰はいつ?5月は休演、7月に復帰か?

中村吉右衛門さんが倒れたのは千穐楽の前日でした。

そのため、千穐楽の舞台は急遽代役での上演になりました。

代役は、甥の松本幸四郎さんです。

この舞台では、真柴久吉役としてご出演、

石川五右衛門役は初めてかと思います。

それでも毎日観ていたから台詞や所作は入っていたようで、

「まるで吉右衛門さんのような表情や口跡だった」

と、観ていた方から賞賛の声が上がっていました。

松本幸四郎さんといえば、

2019年の中村吉右衛門さんが休演された舞台でも、

初役で代役をお務めになりました。

さすがだなあ~~

すごいな~~~

と思います。

中村吉右衛門の現状、5月公演は休演

そして、中村吉右衛門さんの気になる復帰についてです。

現状で、病状が思わしくないこともあり、

「いつ」とは、はっきりいえない状況と考えています。

5月歌舞伎座公演では

「八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)」の

佐藤正清役での出演が決まっていました。

しかし、心臓発作の影響は思いの外大きく、5月復帰は難しかったようです。

4月30日、松竹株式会社から、中村吉右衛門さんが5月公演は休演するという発表がありました。

吉右衛門さんのご出演は、

第三部(18時20分開演)の1演目目「八陣守護城 湖水御座船」の

佐藤清正役を予定していました。

休演に伴い、中村歌六さんが、代役を務めることになりました。

中村歌六さんは、同じ播磨屋の一門のベテラン歌舞伎役者です。

吉右衛門さんとの共演も多く、その芸風もよくご存知の方、

安心してお芝居を観ることができそうです。

*中村歌六さんについてはこちらもお読みください。

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中村嘉六さんが令和5年に人間国宝の認定を受けました。 歌舞伎脇役役者として、国にその存在が認められたことを とても嬉しく思います。 五代目中村歌六について紹介します。 まずは、プロフィールの紹介です。 (adsbygoogle = wind...



中村吉右衛門の現状、7月公演に復帰か?

5月6日には、松竹株式会社から、7月の公演予定が発表されました。

それを見ると、中村吉右衛門さんのお名前があります。

「第二部」午後14時30分開演

二.御存「鈴ヶ森」(ごぞんじするがもり)

偶数日:幡随院長兵衛 中村吉右衛門

白井権八   尾上菊之助

偶数日のみのご出演なので、負担を下げているのだと思いますが、

それでもちょっと心配は残ります。

急性とはいえ、心臓発作、心筋梗塞では?という見立てもありました。

舞台はとても体力が必要です。

慣らす、、という意味もわからないではありませんが、

本当に復帰して大丈夫なのかと

ものすご〜〜〜〜く心配です。

まあ、それ以前に、5月は緊急事態宣言により幕が開かないという別の心配もあります。

引き続き、吉右衛門さんの状況はチェックしていきます。

中村吉右衛門の現状、7月公演も休演

6月2日、松竹のサイトに、中村吉右衛門さんの休演について次のような発表がありました。

中村吉右衛門は、歌舞伎座「七月大歌舞伎」からの舞台復帰を目指し、都内病院にて療養に専念しておりましたが、その後の経過観察および医師による診察などを総合的に協議した結果、7月以降も引き続き、当面の間、療養に専念する必要があるとの判断にいたりました。

こちらを読む限り、体調は芳しくないのだなと思えます。

すごく心配です。

入院生活が、こんなに続くというのは、どういう状態なのか?

当初は、心肺停止の報道に驚き、

それは心筋梗塞だったという病名に驚き、

それ以降は療養中とした発表がないのですから。

心臓って、そんなに入院を要するのかしら、、、と

気になって仕方がないのです。

それでも、ご無事と、1日も早く体調回復されることを

祈念してやみません。

7月公演の代役は、日替わりでお役を務めることになっていた

中村錦之助さんが、1ヶ月通して務めるという発表もありました。

 



中村吉右衛門 四方山日記に書いていた!?

中村吉右衛門さんは、「本の窓」という雑誌の中で、

「二代目中村吉右衛門四方山日記(にだいめなかむらきちえもんよもやまにっき)」という随筆を連載しています。

その4月20日ごろに発表された第14回のテーマが

「成し遂げる人、やり遂げる人」でした。

ここには、養父である初代中村吉右衛門さんや

実父である初代松本白鸚さんの芸に対する姿に触れ、

次のような言葉を記しています。

「初代や実父が常々言っていたのが、『お役をいただいて初日を開けたらどんな事があっても楽日まで務め上げろ、やり遂げろ』です。さんざん言われ続け肝に刷り込まれていますが・・・中略・・・

この令和3年の正月は「忠臣蔵」の七段目大星由良之助を勤めさせていただいたのに体調をくずし、真に申し訳なくお恥ずかしいことに、一週間休演し、最後の三日間復帰させていただきました。吉右衛門の名を疵付け、実父にも申し訳ないことをしました。」

これを読むと、舞台出演時に演じ遂げることへの

強い執念を感じる事ができます。

こちらは、もちろん入院される前に書かれたものでしょうから、

これを書いていらっしゃる時は、体調への不安はそれほどなかったのか、

それとも3月の舞台での心配があったのか、どうだったんでしょうね。

吉右衛門さん自身は、舞台に上がったら、

最後まで勤める気力がおありと思えます。

5月の舞台が緊急事態宣言の煽りで、前半が中止となってしまいました。

ですから、まだ役名は吉右衛門さんのままです。

未だに、病状や今後の予定が出てこない事が不安でなりません。

ファンとしては、良くなるまでは静養に努めて、

元気な姿で舞台に立ってくださることを待ちたいものです。



中村吉右衛門は人間国宝で歌舞伎界の大役者

中村吉右衛門さんは、人間国宝であり、歌舞伎界の大重鎮のお一人です。

テレビドラマの「鬼平犯科帳」の鬼平役で人気を博し、

歌舞伎をご存じない方の中にもファンが多くいらっしゃいます。

その吉右衛門さんのプロフィールも紹介します。

中村吉右衛門:本名 波野 辰次郎(なみの たつじろう)

出生名 藤間 久信→波野 久信 から改名

生年月日 1944年5月22日

出身地 東京都

身長 178cm

血液型 B型

家系 父:初代松本白鴎、養父:初代中村吉右衛門、母:藤間正子、

兄:二代目松本白鴎、妻:波野知佐

屋号 播磨屋

定紋 揚羽蝶

趣味 スケッチ(画集を出版したり、個展を開く腕前)

襲名・芸歴

1948年「俎板長兵衛」の長松役ほかで中村萬之助を名のり初舞台

1966年「金閣寺」の此下東吉ほかで二代目中村吉右衛門を襲名

1989年~ 2016年 テレビドラマ「鬼平犯科帳」長谷川平蔵役

2006年 歌舞伎座にて「秀山祭」を始める

2011年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定

2016年 文化功労者に認定

お嬢さんが尾上菊五郎さんの長男尾上菊之助さんであることは

有名ですね。

お孫さんの丑之助さんとの共演では、

いつもお顔がゆるんでいらっしゃいます。

勧進帳で共演するのが夢なんだそうです。

尾上菊之助の嫁(瓔子)の父は中村吉右衛門!家系図を合わせるとすごい!
尾上菊之助さんは、歌舞伎界の名門音羽屋の跡継ぎ、 超絶美しい女形に加え、イケメン立役も舞台で見られます。 妻は、故中村吉右衛門(播磨屋)さんの4女瓔子さんということで、 歌舞伎界の2トップを父に持つというすごい家系になっております。 そこで...

当たり役・・・数えきれないので5つだけ

『勧進帳』の弁慶

『仮名手本忠臣蔵』の大星由良之助

『一谷嫩軍記・熊谷陣屋』の熊谷直実

『菅原伝授手習鑑』の武部源蔵、松王丸

『天衣紛上野初花』(河内山)の河内山宗俊

著書

「半ズボンをはいた播磨屋」(淡交社/PHP文庫)

「吉右衛門のパレット」(新潮社)

「夢見鳥」(日本経済新聞社)

 

まだまだ、演じられるお役はたくさんありますので、

1日も早いご回復を心よりお祈りしております。

また舞台を拝見することを祈願しています。

読んでくださり、ありがとう存じまする。



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