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青天をつけで中村芝翫が岩崎弥太郎役!香川照之とどう違う?

歌舞伎役者
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大河ドラマ「青天を衝け」に歌舞伎役者の中村芝翫さんが登場します。

演じるのは、三菱財閥生みの親、岩崎弥太郎さんです。

岩崎弥太郎さんといえば、2010年の大河ドラマ「龍馬伝」で

香川照之さんが演じて話題になった記憶があります。

中村芝翫さんと香川照之さんがどう演じ分けるかが楽しみです。

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青天をつけに中村芝翫が岩崎弥太郎役で登場!

大河ドラマ「青天を衝け」に中村芝翫さんが登場しました。

役柄は、三菱の創設者、岩崎弥太郎さんです。

岩崎さんといえば、2010年の「龍馬伝」で

香川照之さんが演じた記憶がまざまざと残っています。

これを比較するのも面白いかも~~って

テレビの前でニンマリしていました。

後ほどこの点については書きますね。

 

中村芝翫のプロフィール

歌舞伎役者中村芝翫さんは、

中村芝翫さんは成駒屋の一門で、

家系図を辿ると他のお家の役者さんたちとも縁戚関係があることがわかります。

父が7代目中村芝翫、祖父が5代目中村福助です。

伝説の女形と言われる6代目中村歌右衛門が、祖父の弟だったんですね。

そのプロフィールはこちらです。

八代目中村芝翫プロフィール

中村芝翫 本名:中村 幸二(なかむら こうじ)

生年月日 1965年8月31日

身長 178cm

学歴 青山学院中等部卒業

家系

父:七代目中村芝翫、長男:四代目中村橋之助、次男:三代目中村福之助、三男:四代目中村歌之助、

兄:九代目中村福助、姉:二代目中村梅彌(舞踊家)、姉:波野好江(十八代目中村勘三郎夫人)、

甥:六代目中村児太郎、九代目中村勘九郎、二代目中村七之助

屋号 成駒屋

定紋 祇園守

襲名歴

1970年 「柳影沢蛍火(やなぎかげ さわの ほたるび)」の吉松君で、本名の中村幸二を名乗って初舞台(国立劇場)

1980年 「沓手鳥孤城落月(ほととぎす こじょうの らくげつ)」の裸武者石川銀八ほかで、三代目中村橋之助を襲名(歌舞伎座)

2016年 「極付幡随長兵衛」の幡随院長兵衛、「祝勢揃壽連獅子」の狂言師後に親獅子の精ほかで、八代目中村芝翫を襲名(歌舞伎座)

若干32歳で、大河ドラマ「毛利元就」の主役を務めるなど、

若い頃は、中村橋之助の名前で、ドラマや映画での活躍も目立ちました。

奥様は女優の三田寛子さんです。

色々ありますが、妻の支えはすごく大きいんじゃないかなあって思います。

詳しくは、こちらにも書いているので読んでみてくださいね。

中村芝翫(なかむらしかん)の妻は三田寛子、2度の不倫も許した梨園のでき妻
八代目中村芝翫、妻はあの三田寛子さんです。 若い頃は、中村橋之助といい、大河ドラマ「毛利元就」で 主役を務めたこともあります。 2016年に三人の息子、中村橋之助・中村福之助・中村歌之助と親子二代四人の襲名が話題になったんですよ。 その後、...



青天をつけで中村芝翫が演じる岩崎弥太郎とはどんな人?

中村芝翫さんが演じる、岩崎弥太郎さんについて調べてみました。

私は高知県出身で、坂本龍馬とは幼馴染(竜馬伝の影響)で、

めっちゃくちゃ財を成した実業家で、

今でもお屋敷跡が観光名所になっている、、、っていうことしか

知らないです。

でも、調べてみると、意外なこともわかりました。

あの香川さんが演じた、真っ黒い不潔そうなイメージは

作り物ということもわかりましたよ。

岩崎弥太郎とはどんな人だったのか?

岩崎弥太郎さんは、天保5年12月11日(1835年1月9日)に、

現在の高知県安芸市に、岩崎弥次郎・美和夫妻の長男として誕生しました。

この時、父親の弥次郎さんは、地下浪人という身分でした。

確かに貧しい家柄のようですが、学問に精を出し、江戸でも学び次第に頭角を現します。

父の投獄を機に、帰国。

そこで、役人の不正を訴えたことから自身も牢に入ることになります。

しかし、何がチャンスになるかわからないもので、

この時に同じ牢にいた商人から算術や商法を学んだのだそうです。

行動は荒っぽいですが、頭の良い方だったようですね。

途中、かなりすっ飛ばしますが、

幕末、吉田東洋、後藤象二郎らに見出され、

様々な役割も担うことになっていきます。

明治時代に入り、九十九商会の経営者となり、

海運業に進出し、富を得ていきます。

この後、三菱商会を立ち上げてますが、

弥太郎さんが財を成したきっかけが、新政府が発行した藩札だそうです。

今でいうインサイダー取引のようなもので、

政府が藩札を買い戻すことを事前に突き止め、

藩札を買い占めて政府に買い取らせて利益を得たとのことです。

その後も、西南戦争で政府の徴用を受け物資の輸送などを引き受け、

その地位と富を不動のものにしていきます。

青天を衝けでは、

渋沢栄一さんとの間でビシバシと火花を散らし、

対立する役柄を演じておられますね。

実際にも海運業においては、渋沢栄一らが反三菱を掲げ対抗していたそうですよ。

そんな場面がこれからの放送で見られるかもしれませんね。



岩崎弥太郎の死因は?

岩崎弥太郎さんは、明治18年(1885年)2月7日に50歳の若さで

逝去されました。

胃がんだったそうです。

亡くなる前年の8月に、胃の不調を訴え医者にかかった時は、

胃炎と診断されたそうなんです。

大酒と美食とストレスもそれに拍車をかけたのかもしれません。

昔も今も、病の原因は変わらないんだなあって思いました。

しかし、9月には病状が重くなり、10月に胃癌と診断されました。

当時、触診でも腫瘍が分かったというのだから、

かなり進行していたと思われます。

その時で余命4ヶ月の宣告も受けたそうです。

しかし、事業においては、渋沢らの会社との戦いが熾烈を極めていたそうで、

なかなか静養もしていられなかったらしいです。

岩崎邸の別邸で療養しながらも事業についての指示を飛ばしていたと言います。

そして、そこで生涯を閉じるのですが、

亡くなる直前に家族や会社幹部の前で、

長男を後継者にすると告げたのだそうです。

最後の言葉が、

「腹のなかが裂けそうだ。もう何も言わん」で、

右手を高く掲げて亡くなったとのことです。

この若さで、まだまだ事業を発展させたかったでしょうに、

無念だったのではないかと思います。

波乱万丈な生涯を送った弥太郎さん。

今でも、三菱は大きな会社ですよね。

その礎を築いた名誉はずっと語り継がれるのでしょうね。



中村芝翫、岩崎弥太郎を演じた香川照之とどう違う?

中村芝翫さん演じる岩崎弥太郎さん、

まだそれほど登場シーンは多くありません。

でも、ものすごいエネルギーで場を圧倒していると感じます。

そのエネルギー量では、

香川照之さん演じる弥太郎さんとは共通しているように思います。

しかし、事業を始めるまでの波乱万丈な半生は、

ドラマでは語られることがないようなので、

あの真っ黒な弥太郎さんが事実だったのかはここからはわかりません。

そもそも、「龍馬伝」の岩崎弥太郎さんは、

坂本龍馬を語るストーリーテラーのような役割も持っていました。

さらには、ライバル視しているという

設定にもなっていました。

青天を衝けでは、坂本龍馬の時代の後の弥太郎が描かれているので、

どうにも比べようがありませんね。

怪優と名高い香川さんの演技とどんな違いがあるのかは、

これからを楽しみにしたいと思います。

読んでくださり、ありがとう存じまする。



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