歌舞伎役者 2代目尾上松也、
キリッとした涼しい瞳が印象的なイケメン役者です。
歌舞伎では、粋のいい若衆や、お姫様の役までこなし、
新春の浅草歌舞伎では旗頭を務めるなど、
若手役者を牽引する姿も見られます。
最近は、テレビでも姿を見ることも多い、尾上松也を紹介します。
うむ、その通りです。そろそろ有料コンテンツも出して行く時期ですね。尾上松也 無料配信コンテンツ増加での葛藤明かす「切り替えていくタイミングがないと」― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/VxLa3rP3UY
— kabukist (@kabukist1) May 20, 2020
尾上松也のプロフィール 本名・家系・学校・身長・血液型などなど
二代目尾上松也のwiki的プロフィール
尾上松也 本名:井上 龍一(いのうえ りゅういち)
家族:父 尾上松助(2005年逝去)、母 井上盛恵(女優:河合盛恵)、妹 井上由香(女優:春本由香)
生年月日 1985年1月30日
身長 178cm
出身地 東京都中央区
出身学校 堀越学園高等部
*同級生は生田斗真
*1学年上の中村七之助、松本潤との交流もあり
趣味 野球・映画鑑賞・舞台鑑賞・フットサル
血液型 O型
屋号 音羽屋
定紋 抱き若松
二代目尾上松也襲名 1990年5月「伽羅先代萩」鶴千代役 (歌舞伎座:父松助襲名公演)
当り役 「寿曽我対面」曽我五郎時正役、「三人吉三」お坊吉三役 など
山崎育三郎、城田優とユニット「IMY」を結成(2019年1月)
スイーツが大好物
浅草歌舞伎で大役2つ! 尾上松也さんインタビューhttps://t.co/JFeuE1ADTD https://t.co/JFeuE1ADTD
— 婦人画報 FUJINGAHO (@fujingahojp) December 30, 2019
尾上松也の母:河合盛恵と妹:春本由香は、どちらも新派女優
さて、松也の家族、
母と妹はともに新派の女優さんです。
2018年12月に尾上松也が、
テレビ番組「ぴったんこカンカン」のゲストとして出演した際、
母の河合盛恵さんも一緒に登場し、完全に松也を食ってしまった・・・
と話題になっています。
梨園に嫁いで引退した母、「できちゃった婚だったんですよね」と
ぶっちゃけ、
「コイツのせいで私は辞めたんだから、絶対にスターになれよ、ぶっ殺すぞ、本当にって、ずっとそうやって育ててきた」
と番組では語ったとか・・・。
さらには、安住アナに好きな女性のタイプを聞き、
「ちょっと気が強くて」「仕事をしっかりしていて」「新しい世界を見せてくれる人」という答えに
「私なんか惹かれまくってるでしょう」と売り込んだということなので、
もう誰も止められない勢いを感じさせられます。
一方、妹は春本由香の名で、女優として新派の舞台に立っています。
松也は、この妹を溺愛しているそうですよ。
私は、辛い境遇に耐え、頑張り抜けたのは、
この強烈な母の後押しと、守ってあげたい大切な妹の存在も
大きかったんじゃないかなって思います。
残念ながら、私はこの母の姿を見逃してしまいました。
ぜひ一度お目にかかりたいと思います。
尾上松也の家系については、こちらに詳しく書きました。
![](https://kabukist.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_3896.jpg)
尾上松也、若い時から借金を抱え、苦労の過去。一時は死を考えたことも・・・
尾上松也の父松助は、歌舞伎や演劇では演技派の脇役として、
舞台に欠かせない存在の役者でした。
その血を受け継いだ松也も、
5歳で初舞台を踏んでからは、
数々の子役としての出演を果たしてきました。
十代後半からは、父が所属する七代目尾上菊五郎が主宰する菊五郎劇団で活動し、
「弁天娘女男白浪」の宗之助などの若衆役や、「人情噺文七元結」の長兵衛娘お七など、
主に女形として舞台を務めることが多かったそうです。
しかし、20歳の時、その父松助が亡くなります。
残されたのは、3人の弟子たち、
まだ20歳の若者が3人の弟子を率いて、
家の芸を継承していく重荷を背負うことになってしまいます。
当時、妹がまだ中学生だったこともあり、
その学費や生活費などで借金が増えていったそうです。
なんとか状況を変えようと、
25歳の時に自主公演「挑む」を主催するのですが、
こちらも、集客に失敗しさらに莫大な借金を背負うことに
なります。
この重責に耐えかねて、命を絶とうと思ったこともあったそうです。
数々の舞台に立ち、
現代演劇やテレビドラマにも活躍の場を広げている、
今の松也からは想像もつきませんが、
残ってくれた3人の弟子や周囲の人の支え燃えながら、
苦労の中で精進し、今の地位を築いてきたのです。
その苦境から出るきっかけになったのが、
蜷川幸雄さんの舞台「ボクの四谷怪談」だっということです。
私はこの過去を知って、
歌舞伎に限らず、幅広い分野で、演技を磨いたことは、
大変であったかもしれませんが、
今の活躍にもつながっていることを感じます。
いつか、「松也一代記」なるドラマもできるかもしれませんね!
そうなるように、さらに活躍をして欲しいと思っています。
尾上松也の演技力は?歌舞伎・現代劇でも大活躍
尾上松也の演技力も気になりますね。
控えめに言っても、演技力高いです。
苦労した過去から脱出のきっかけになったのが、
蜷川幸雄さん演出の舞台「ボクの四谷怪談」(2012年)です。
ここで注目されたことから、
現代劇やテレビドラマでの活躍が増えていきます。
2017年の大河ドラマ「おんな城主直虎」では今川氏政役を、
2018年には、新幹線⭐︎RS「メタルマクベス」disc2では
主役を務めています。
そうそう、2020年のテレビドラマ「課長バカ一代」も
主役の課長補佐代理心得の八神和彦を演じ、
思いっきりコメディーにも挑戦していましたね。
これも楽しみだ!!
https://t.co/VIctjNOu6a— kabukist (@kabukist1) January 1, 2020
歌舞伎の舞台にも徐々に立つことが増え、
新春恒例の若手歌舞伎役者の登竜門である
「新春浅草歌舞伎」では座長を務めるまでになりました。
2020年は、あの「忠臣蔵」大星由良助役を
片岡仁左衛門の指導のもと務め、
評論家からも高い評価を得ていました。
お父様の故尾上松助さんは、
とてもいい役者で音羽屋を支えた方ではありましたが、
松也ほどの大役を務めたことはありませんでした。
私も尾上松也の舞台をいくつか見ていますが、
見るたびに、それぞれの役柄の個性を掴み、
表現しているなあと思っています。
2019年の三人吉三のお嬢吉三役が印象に残ってます。
イケメン役者、モテモテ役者っていうと、
演技は、は~?って思いがちですけど、
そんなことありませんよ。
見た目もいいし、声もいいから、
舞台映えもするんですよ~。
ぜひぜひ、尾上松也の歌舞伎舞台を見ていただきたいです!
![](https://kabukist.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_6674.jpg)
二代目尾上松也 山崎育三郎、城田優との演劇ユニット「IMY」は今年も注目!
2018年1月、新しい話題が発表になりました。
それは、山崎育三郎、尾上松也、城田優の三人が
自分たちの感性で新しい作品を生み出し
日本のエンターテインメント界を更に盛り上げたいとの思いから、
「IMY」というユニットを結成したのです。
三人を中心に色々な方に協力を頂きながら、常識に囚われず、
今までにない新しい日本のミュージカルや演劇を作り出し、
常にチャレンジ精神を持ち、
演劇界の底上げに、少しでも尽力出来たらということでした。
ちなみに、「IMY」というトリオ名の由来は、
それぞれの名前のアルファベットの頭文字
『育三郎のI』『松也のM』『優のY』を、組み合わせたもの出そうです。
2018年の4月20日、Bunkamuraオーチャードホールでの
昼夜公演は全て満員という盛況だったそうです。
このユニット結成に際し、尾上松也からのコメントを一部抜粋します。
「お二人とは普段からとても親しい友人で、何年も前から三人で何か面白い事をしたいと色々語り合って来ました。
そして、今年ついに三人の共通の夢や野望を現実にするべく、IMYを立ち上げる事が出来た事は、私にとっても大きな喜びです。」
~allnight nippon .comより~
とても躍動的なメッセージ、
歌舞伎という伝統芸と新しい演劇をミックスさせて
誕生する新たな演劇にも期待が膨らむところですね~。
公私ともに、ますます充実を迎えている様子が想像できますね~。
尾上松也の性格は?意外と面倒見のいい兄貴だけど、、
見た目よし、演技力よし、モテ度、、、う~ん。
じゃあ性格はどうなんだろう?
ってことも気になりますよね。
彼女の噂は多いのに、ゴールまでたどり着かないのは
性格のせいなんじゃね?
なんてことを考える人もいるかもしれませんね。
松也の性格で有名なのは、
「潔癖症」。
トイレに入ると、トイレットペーパーを一巻き使っちゃうらしいです。
大腸菌とは距離を取りたい、
って考えらしいですよ。笑える・・・
また本人曰く、
「暗い」。
人当たりがよくて、
明るいイメージの松也ですが、
本当はお酒も飲まないし、人と話すのも好きではないそう。
家にいたら、真っ暗な中で映画を見ているらしい。
付き合っている彼女とも、
リラックスしているときは話をしないので、
「私といてそんなにつまらないの?」
と、結局降られちゃうんですって。
これが、結婚までにたどり着けない理由なのかな?
また、松也は、耳フェチです。
幼稚園の時は、隣にいた子の耳を噛んで、
部屋からつまみ出されたこともあるらしい。
人の耳をいじりたくなっちゃうと止められず、
耳を見ると、はむはむ噛みたくなる(笑)ってどうよ~?
若手役者の中では兄貴分として、
面倒見のいいところもあるんですけどね。
この性格をなんと評したらいいのか悩むところですね~。
ちょっと変わってる?
個性的ということは間違いなさそうですね。
そうそう
彼女の話ということで、結婚も気になりますね。
それについてはこちらに書きましたよ。
![](https://kabukist.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_1348-2.jpg)
ちょっと変だけど、舞台ではひときわ輝く
魅力いっぱいの尾上松也。
テレビでもよく姿を見るので、
私もしっかり見て応援していきますよ。
若手の兄貴分としても、歌舞伎界を引っ張っていってくださいね~。
今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。
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