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中村雀右衛門(五代目)の家系の秘密とプロフィール、妻は着物美人、弟は大谷友右衛門

歌舞伎役者
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歌舞伎役者中村雀右衛門は、女形歌舞伎役者の第一人者です。

お父さまからこの名を受け継いだのが2016年、

古典的な美しさと確かな演技力で、

娘役から女房役まで、幅広い女性を演じているんですよ。

中村雀右衛門の弟は、大谷友右衛門という歌舞伎役者、

実は、兄弟なのに、家の名前も屋号も違うのですよ。

一族ほとんどが歌舞伎役者、お母さまも梨園のお嬢様

そんな家系の秘密や綺麗な奥様のことも合わせて中村雀右衛門について紹介します。

 



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5代目中村雀右衛門(なかむらじゃくえもん)のプロフィール

5代目中村雀右衛門について、

まずはプロフィールを見ていきましょう。

五代目中村雀右衛門 プロフィール

中村雀右衛門 本名:青木 貞幸(あおき さだゆき)

生年月日 1955年11月20日

出身地 東京都

別名 藤間亀三郎

屋号 京屋

定紋 京屋結び : 替紋 向かい雀

家系 父:四代目中村雀右衛門、兄:大谷友右衛門、

襲名歴 :

初代大谷廣松 1961年2月「一口剣」の村の子廣松役(歌舞伎座)

七代目中村芝雀 1964年9月「妹背山婦女庭訓」おひろ役(歌舞伎座)

五代目中村雀右衛門 2016年3月「鎌倉三代記」時姫役、「祇園祭礼信仰記(金閣寺)」雪姫役

当たり役 :

『本朝廿四孝』(十種香)の 八重垣姫

『新皿屋舗月雨暈』(魚屋宗五郎)の 女房おはま

『雪夕暮入谷畦道』(直侍と三千歳)の 三千歳

『芦屋道満大内鑑』(葛の葉)の 女房葛の葉

 

役者としては古典的な容姿を活かした、清楚で上品な芸風です。

時代物では赤姫を得意とし、世話物では町娘や女房と、

さまざまな役をこなす女形の第一人者です。

ふっくらした体型とつぶらな瞳が、

年齢よりもずっと若々しい印象を与える方なんですよ〜。

 

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源頼朝(みなもとのよりとも)に二度と復讐しない証として、自ら目を潰した悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)! 今は九州の日向国(現在の宮崎県)で、旧主・平重盛(たいらのしげもり)の菩提を弔いながら日々を送っているよ。 そんな景清の元を訪ねてきたのは、幼い時に生き別れた娘の糸滝。 最初こそ名乗るのを拒んでいた景清だけど、ついには糸滝を抱きしめ、頬に触れて面差しを確かめるんだ😢. 互いに再会を喜ぶ二人だけれど、糸滝が百姓に嫁いだことを知ると景清は激怒💢. 糸滝を帰らせようとするよ❗️. 一途に父を慕う糸滝と、本心では娘の行く末を想う景清は、互いに気持ちを明かさないまま、またもや離れることに😭. . だけど、糸滝が残した手紙には、父を官位につけようと花菱屋に身売りしてお金を工面したことが書かれていて……! 11月歌舞伎公演『孤高勇士嬢景清(ここうのゆうしむすめかげきよ)―日向嶋(ひゅうがじま)―』は25日(月)まで❗️. 旧主への忠義を貫こうとする平家の勇士と、父に孝を尽くそうとするその娘、 親子の情愛を描いた人間ドラマをお見逃しなく✨ #国立劇場 #くろごちゃん #孤高勇士嬢景清 #日向嶋 #中村吉右衛門 #中村雀右衛門 #日向 #宮崎 #親子 #親孝行 #景清 #平家物語 #源平合戦 #歌舞伎 #歌舞伎みたよ #伝統芸能 #芸術の秋 #kabuki #drama #performingarts #kagekiyo #nationaltheatre #hanzomon #chiyodaku #tokyo #japan #cooljapan

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五代目中村雀右衛門の家系の秘密とは?

五代目中村雀右衛門のすごい家系

では次に、中村雀右衛門の家系を見てみましょう。

まず父の四代目中村雀右衛門(2012年没)、この方だけで1記事いや2~3記事書けちゃいます。

偉大な歌舞伎役者、80を過ぎても美しい容姿を保ち姫役を演じた伝説の女形です。

兄が八代目大谷友右衛門。この方は立役中心、

重厚で品のある武将や旦那役として活躍しています。

この兄の2人の息子(雀右衛門にとっては甥)が二人とも歌舞伎役者です。

長男が大谷博太郎、次男が大谷廣松。

この方々についても、後日紹介記事を書きます。

母親の青木晃子さんは、七代目松本幸四郎の娘、梨園のお嬢様です。

従兄弟が、二代目松本白鸚、二代目中村吉右衛門という、

この名前を見ただけで卒倒しそうなくらい、濃い~歌舞伎一族ということ、

おわかりいただけましたか?

ちょっと面白いのが、雀右衛門は京屋一門の当代ですが、

兄の大谷友右衛門は明石屋の当代です。

兄弟で家が違うの???

五代目中村雀右衛門の家系の秘密、なぜ弟と名前が違うのか?

兄弟なのに、名前が違うって謎ですよね。

しかも、屋号も違うんですよ。

この秘密は、先の家系図にあります。

実は、雀右衛門の家は元々は大谷友右衛門という名を

代々注いでいるお家です。

お祖父様が、6代目大谷友右衛門、

父の4代目中村雀右衛門も、その前名は7代目大谷友右衛門でした。

しかし、中村雀右衛門という名を継いで欲しいという願いを受け、

自らは4代目中村雀右衛門と名乗ったのです。

そして、2人の息子のうち、長男に大谷友右衛門という名を譲りました。

大谷友右衛門は、立役として活躍する役者でした。

そして、芝雀という名で女方として実力をつけていった次男に、

中村雀右衛門の名を残したということになります。

雀右衛門が五代目を継承したのは、2016年ですから、

すでに4代目中村雀右衛門はこの世の人ではありませんでした。

私は、4代目の女方が好きでした。

お年を召してもいつまでも可愛らしく、品のある女性を演じていらして、

舞台がしっとりと彩られるように感じていました。

だから、五代目雀右衛門が、その姿を追うように、

美しい姿を見せてくれるのがとても嬉しいのです。

最近は、松本白鸚、中村吉右衛門、片岡仁左衛門といった

大役者の相手役を務めることも多く、

相手を引き立てる女方の役割も見事に果たしているなあと思うところです。

雀右衛門という名になられてよかったなって思っています。

*大谷友右衛門と明石家との関係については、こちらにも書いていますので、よかったらお読みくださいね。

八代目大谷友右衛門(明石家)、兄は中村雀右衛門、息子は大谷廣太郎、大谷廣松。気になる家系と映画との関係
今日は、八代目大谷友右衛門を紹介します。 歌舞伎の舞台では、お殿様や貴族など、 品格のある役を演じることが多い、ベテラン役者です。 実は、この方先日紹介した五代目中村雀右衛門とは兄弟なのです。 なのに、なぜか名前、屋号が違います。 その理由...

 



4代目中村雀右衛門から継承した名の大きさと演じる意気込みを語る

中村芝雀から中村雀右衛門へ、襲名したのは父の没後4年経ってからです。

この襲名はとても大きな話題となりました。

その大きさを知っていただくためにも、

4代目中村雀右衛門についても説明しますね。

4代目中村雀右衛門は華のある名女形

4代目中村雀右衛門について

本名:青木清治(あおききよはる)

生年月日 1920年8月20日

没年月日 2012年2月23日

家系 父:6代目大谷友右衛門 位牌養父:3代目中村雀右衛門、妻:青木晃子(7代目松本幸四郎の娘)、長男:8代目大谷友右衛門、次男:5代目中村雀右衛門

芸歴

1027年 「幼児劇書初」の桜丸役で大谷廣太郎を名乗り初舞台

1942年 徴兵を受け出征

1946年 復員し、大谷廣太郎の名で女形として舞台復帰

1948年 「須磨都源平躑躅」の平敦盛役他で7代目大谷友右衛門を襲名

1950年 映画俳優に転身し、「佐々木小次郎」でデビュー、その後数々の作品で人気となる

1955年 映画界を引退し、関西歌舞伎へ。中村雀右衛門家に位牌養子として入る。

1964年 「祇園祭礼信仰記・金閣寺」の雪姫役他で、4代目中村雀右衛門を襲名

2001年~2008年 日本俳優協会会長

2004年 文化勲章受章

2012年 従三位を追善

当たり役

「鎌倉三代記」時姫

「祇園祭礼信仰記・金閣寺」雪姫

「本朝廿四孝・十種香・奥庭」八重垣姫

「源平布引滝」小万

「藤娘」

「鷺娘」 など

大谷友右衛門としての名を持ちながらも、

縁戚関係、師弟関係のない中村雀右衛門の名を継承したのか、

とても謎ですよね。

雀右衛門の家は「京屋」、大谷友右衛門の家は「明石家」。

この継承は、歌舞伎界でも例を見ない異例のものだったらしいですね。

雀右衛門の親友が、3代目中村雀右衛門の長男である田中景章さん、

この方は、徴兵され太平洋戦争従軍中に戦病死されたそうです。

雀右衛門は、生き延びて舞台復帰も果たせたのですが、

当時、その親友の母である3代目中村雀右衛門の未亡人に、

息子が果たせなかった雀右衛門襲名を果たして欲しいと

頼まれたのだそうです。

結果として、名前を受けるのですが、

どういう心情でいらしたのかはわかりません。

自身も父の名を継いでいますから、

それをどうするか悩んだでしょうし、

親友の母のたっての願いを断るのも、、というのもあったのかもしれません。

また、雀右衛門は女方の名跡でもあるので、

自身がその名を継ぐことに何らかの意味も感じたのかもしれないですね。

こうして、4代目中村雀右衛門が誕生し、

後世に名の残る名女形となったのは

なんというか、不思議な縁とでもいうのかしら。

いつまでも姫が似合う、素敵な女形の役者さんでした。

 

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#中村雀右衛門 #歌舞伎役者 #歌舞伎 #kabuki

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5代目中村雀右衛門、襲名への思いは?

4代目のご活躍もあり、

中村雀右衛門は、女形の大きな名前となりました。

それを受け継ぐには相応の覚悟があったかもしれないですね。

襲名が決まった後、芝雀はその任を負うことを

とても大きな業と考えていたようです。

父が37年ぶりに復活させた名前を50年かけて

大きくしたのですから、

その姿をそばで見ながら、

大変さをも感じていたのではないかしらね。

芝雀が継承した時は60歳になっていました。

でも雀右衛門といえば、「三姫」というイメージもありました。

60を過ぎても、ライフワークとしてチャレンジしていたんですって。

実年齢は老いても、

役柄は10代20代の、若く初々しい姫を演じるのは

歌舞伎界ではよくあることなんですよね。

5代目雀右衛門も、この役をまだまだ演じつづける気概がありそうです。

そして、京屋の当主として、

一門を率いる役割をも担うことになります。

このことについては、

「思いやる気持ちも、父は大切にしておりました。相手役へ、一座の方々への気持ち、そのあり方が舞台上に反映されます。それも父の名を襲名する大切な柱の一つです。技術だけでなく、イメージとしても受け取っていきます」。

と、語っていました。

私にとっては、どちらかというとおっとりした印象なのですが、

このコメントからは、雀右衛門の強く熱い気持ちがうかがえるなあと思いました。

先代雀右衛門の美しさは、今でも目に焼き付いています。

5代目雀右衛門も、

芝雀時代の姫や女房としての安定した演技の上に

艶、品がさらに加わり女形役者の核が上がったように思います。

これからもその美しい姿を、舞台で観られることを楽しみにしています。

 



5代目中村雀右衛門の妻は、着物美人

中村雀右衛門は、お子さんはいらっしゃいませんが、

結婚はしています。

奥様のお名前は、青木玉緒さんといい、和小物の作家でもあるそうです。

5代目雀右衛門襲名の折には、

その技を生かし、関係者への配り物を誂えたり、

着物をデザインしたりもしたそうです。

画像を拝見すると、

着物が似合う包容力のある綺麗な奥様です。

そことなく、上品な様子が、

雀右衛門とお似合いです。

京都の絞り作家の方と一緒に、

絞りを飛び柄にあしらった付け下げをデザインし、

愛用しているとのこと。

歌舞伎役者夫人は、和装が定番です。

他のご婦人たちと被らないようにという気配りも必要らしいです。

そうですよね、

着物が同じデザインだと、いろいろ気まずい思いをしそうですよね。

オリジナルであることから、

他の夫人たちからの評判も良く、

デザインすることもあるらしいですよ。

私は、着物には疎いのですが、

お姿を拝見していると、こんな着物を着てみたいなあって

気持ちになります。

とても素敵な奥様、仲もよろしいようですよ。



五代目中村雀右衛門の息子は犬?愛犬家の素顔

中村雀右衛門の息子は犬?

実は、雀右衛門にはお子さんがいらっしゃらないのです。

でも大の愛犬家とのことで、愛犬のことを我が子のように可愛がっています。

趣味の写真と合わせ、愛犬の写真を乗せたブログやインスタは、

ほのぼのします。

犬の種類は、「ブリュッセルグリフォン」と言うそうです。

ご本人曰く「ブサ可愛い。」

写真で見ると、目が大きくて鼻が上むいてて、なんとも愛嬌のあるお顔です。

現在、私生活では3匹のワンちゃん達のパパなんですね。

私は、犬ではなくてうさぎを飼っていますが、

動物は本当に可愛いし、癒されます。

このワンちゃん達との生活が、

舞台での疲れを癒すとともに、

雀右衛門自身に温かみを加えているようにも感じられます。

先日のブログにも、コロナ自粛中のご挨拶ということで、

わんちゃんを抱っこした雀右衛門からのメッセージが

見られるんですよ。

ちっこくて、もふもふしてて、とても可愛いわんちゃんでした。

 

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🌸グリフォン春祭りパート2🌸 ❤️ちゅらちゃん❤️くくるちゃん❤️ポパイくん❤️今回も忙しい中参加してくれました、パパさんはランチ会の途中から稽古の為に歌舞伎座へ行って閉会間近に戻ってくれた時にバシャ‼️ 🤗#グリオフ参加しました 使って下さいね〜😉#グリオフ 会は入れずによろしくでーす🤗#kabukiactor#jakuemon #中村雀右衛門 #グリフォン会#雀右衛門#歌舞伎#griffonbelge #griffonsofinstagram #ブリュッセルグリフォン#グリフォン#kabukiactor#griffon##京屋 #プチブラバンソン #griffsofinstagram#griffonlovers #griffinstagram#griffonbruxellois #griffonlove#griffonlife#kabuki#everydayimbrusseling#ベルジアングリフォン

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今日は、中村雀右衛門について紹介しました。

ぜひ、その品のある美しさにご注目くださいね~。

今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。



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