中村雀右衛門(五代目)のプロフィール、すごい家系、弟は大谷友右衛門、愛犬家で愛妻家。

今日は、当代の女形の第一人者である中村雀右衛門さんをピックアップします。

この方のプロフィールが結構すごいんです。

一族ほとんどが歌舞伎役者、お母さまも梨園のお嬢様。

では、そのプロフィールから紹介します。



五代目中村雀右衛門 歌舞伎役者としてのプロフィールとその華麗なる家系を紹介します!

まずはプロフィールを見ていきましょう。

五代目中村雀右衛門 プロフィール

中村雀右衛門 本名:青木 貞幸(あおき さだゆき)

生年月日 1955年11月20日

出身地 東京都

別名 藤間亀三郎

屋号 京屋

定紋 京屋結び : 替紋 向かい雀

家系 父:四代目中村雀右衛門、兄:大谷友右衛門、

襲名歴 :

初代大谷廣松 1961年2月「一口剣」の村の子廣松役(歌舞伎座)

七代目中村芝雀 1964年9月「妹背山婦女庭訓」おひろ役(歌舞伎座)

五代目中村雀右衛門 2016年3月「鎌倉三代記」時姫役、「祇園祭礼信仰記(金閣寺)」雪姫役

当たり役 :

『本朝廿四孝』(十種香)の 八重垣姫

『新皿屋舗月雨暈』(魚屋宗五郎)の 女房おはま

『雪夕暮入谷畦道』(直侍と三千歳)の 三千歳

『芦屋道満大内鑑』(葛の葉)の 女房葛の葉

役者としては古典的な容姿を活かした、清楚で上品な芸風。

時代物では赤姫を得意とし、世話物では町娘や女房と、さまざまな役をこなす女形の第一人者です。



五代目中村雀右衛門 父も祖父も兄も従兄弟も甥もみ~んな歌舞伎役者という華麗なる一族とは?

では次に、中村雀右衛門の家系を見てみましょう。

まず父の四代目中村雀右衛門(2012年没)、この方だけで1記事いや2~3記事書けちゃいます。

偉大な歌舞伎役者、80を過ぎても美しい容姿を保ち姫役を演じた伝説の女形です。

兄が八代目大谷友右衛門。この方は立役中心、

重厚で品のある武将や旦那役として活躍しています。

この兄の2人の息子(雀右衛門にとっては甥)が二人とも歌舞伎役者です。

長男が大谷博太郎、次男が大谷廣松。

この方々についても、後日紹介記事を書きます。

母親の青木晃子さんは、七代目松本幸四郎の娘、梨園のお嬢様です。

従兄弟が、二代目松本白鸚、二代目中村吉右衛門という、

この名前を見ただけで卒倒しそうなくらい、濃い~歌舞伎一族ということ、

おわかりいただけましたか?

ちょっと面白いのが、雀右衛門は京屋一門の当代ですが、

兄の大谷友右衛門は明石屋の当代です。

兄弟で家が違うの???

って謎ですよね。

こちらも説明すると長~くなるので、また後日の記事をお楽しみにお待ちください。

*大谷友右衛門と明石家との関係については、こちらにも書いていますので、よかったらお読みくださいね。

今日は、八代目大谷友右衛門を紹介します。 歌舞伎の舞台では、お殿様や貴族など、 品格のある役を演じることが多い、ベテラン役者です...



五代目中村雀右衛門 その名の大きさと演じ切る意気込み

中村芝雀から雀右衛門へ、襲名したのは父の没後4年経ってからです。

この襲名はとても大きな話題となりました。

それだけ、この名前に重みがあるということです。

当時の芝雀はその任を負うことについて次のように話しています。

昭和39(1964)年9月、37年ぶりに雀右衛門の名を復活させて以来、

「約50年、“雀右衛門”は大変なもの、と思って歩んでまいりました」

父と同じ女形として活躍の場を重ねながら、

常にその大きさを実感してきただろうという気持ちがうかがえます。

「父は三姫(『本朝廿四孝』の八重垣姫、『金閣寺』の雪姫、『鎌倉三代記』の時姫)を大切にして60歳を過ぎてもやっておりました。舞踊では『娘道成寺』『豊後道成寺』など道成寺物をライフワークとしており、自身の「雀右衛門の会」を通して勤めた舞踊、小さい頃に手取り足取り細かく教わった『藤娘』などもあります」。

歌舞伎で赤姫といえば、若く美しくくらいの高いお姫様のことです。

老いても、姫としての初々しさを醸し出すことができる役者は、

先代雀右衛門の他に類を見ませんでした。

その名跡を継ぐということは、自身もその役にチャレンジしていくということです。

当時、芝雀60歳でした。

 「思いやる気持ちも、父は大切にしておりました。相手役へ、一座の方々への気持ち、そのあり方が舞台上に反映されます。それも父の名を襲名する大切な柱の一つです。技術だけでなく、イメージとしても受け取っていきます」。

と、一門を率い、歌舞伎界を牽引する意気込みも、この時に語っていました。

どちらかというとおっとりした印象なのですが、

このコメントからは、強く熱い気持ちがうかがえます。

「いつまでも若く美しいと言われた四代目ですが、DNAもあってか私も若く見えるので、可愛らしい、美しいを武器にできるようにしていきたいです。」

先代雀右衛門の美しさは、目に焼き付いています。

芝雀時代も姫や女房としての活躍は多く安定した演技が見られたのですが、

雀右衛門の名を継いでから、そこに艶、品がさらに加わったように思います。

五代目中村雀右衛門の美しい姿を、

これからも舞台で観られることを楽しみにしています。



五代目中村雀右衛門 愛犬家の素顔

お子さんはいないようですが、大の愛犬家とのこと。

趣味の写真と合わせ、愛犬の写真を乗せたブログやインスタは、

ほのぼのします。

犬の種類は、「ブリュッセルグリフォン」と言うそうです。

ご本人曰く「ブサ可愛い。」

写真で見ると、目が大きくて鼻が上むいてて、なんとも愛嬌のあるお顔です。

現在、私生活では3匹のワンちゃん達のパパなんですね。

私は、犬ではなくてうさぎを飼っていますが、

動物は本当に可愛いし、癒されます。

このワンちゃん達との生活が、

舞台での疲れを癒すとともに、

雀右衛門自身に温かみを加えているようにも感じられます。

https://www.instagram.com/p/BUq6HrUgokv/?igshid=cg4ivxkjodhu

今日は、中村雀右衛門をピックアップしました。

毎月、どこかの舞台で活躍されていますので、

ぜひ、その品のある美しさにご注目くださいね~。

今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。