歌舞伎座6月大歌舞伎の演目と配役、三谷かぶきへの注目が熱い!チケットは既に品薄?松本幸四郎ゆかりの地で思ったことは・・・

歌舞伎座の6月の公演ポスターと演目や配役が公開されました。

今日、早速そのポスターを見てきました!

私が気になっているのは、大御所が当たり役を見せる昼の部の演目と

夜の部の三谷かぶきです。

ちょっと気が早いのですが、いまわかる範囲での情報をお伝えします。



歌舞伎座6月大歌舞伎の演目と主な配役

6月大歌舞伎は、6月1日(土)に初日を迎え、千秋楽は25日(火)となっています。

それでは演目とその簡単なあらすじを紹介します。

【昼の部】

一、寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)

厳粛な雰囲気の舞台に、翁が千歳をともなって現れ、

天下泰平を祈念して厳かな舞を見せます。

続いて二人の三番叟が、五穀豊穣を祈り、

軽快な鼓の調べに乗せて舞い始めます。

二人の三番叟が見せる、躍動感あふれる舞台となりそうです。

二、女車引(おんなくるまびき)

京の吉田神社で、松王丸の妻千代、梅王丸の妻春、

桜丸の妻八重が出会います。

三人は舎人が着る白丁の羽織を着て、

車の引き合いや賀の祝の料理拵えをする様子を踊ります。

三、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)

梶原平三景時ら平家方の武将が鶴ヶ岡八幡宮に参詣するところ、

源氏方の六郎太夫と娘の梢が、刀を買ってもらおうとやってきます。

梶原が鑑定すると、何とも見事な刀。

二人の罪人を重ねて斬る「二つ胴」で

刀の斬れ味を確かめることになりますが、、。

源氏の再興を密かに思う男たちの見せ場に注目です。

四、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)

飛脚問屋亀屋の養子忠兵衛は、遊女梅川と深い仲。

身請けの手付金を払ったものの、後金ができずにいます。

そんな折、飛脚仲間の丹波屋八右衛門が梅川を身請けすると言い出し、

八右衛門と言い争う内に忠兵衛は、武家屋敷へ届けるはずの金三百両を

身請けの後金だと言って封印を切ってしまいます。

上方和事の傑作です。

【夜の部】

五、月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)

鎖国によって外国との交流が厳しく制限される江戸時代後期。

大黒屋の息子光太夫は、商船神昌丸の船頭(ふながしら)として伊勢を出帆します。

しかし江戸に向かう途中で激しい嵐に見舞われて帆は折れ、大海原を漂流することになるのでした。

海をさまよう神昌丸には17人の乗組員たち。

光太夫はくじけそうになる乗組員を必死で奮い立たせ、

再び故郷の伊勢へ戻るため方角もわからない海の上で陸地を探し求めます。

漂流を始めて8カ月─。

ようやく発見した陸地に上陸しますが、

そこは日本ではなく、なんとロシア領のアリューシャン列島アムチトカ島。

異国の言葉と文化に戸惑いながらも、島での生活を始めるのです。

厳しい暮らしの中で次々と仲間を失いながらも、光太夫らは力を合わせ、

日本への帰国の許しを得るため、サンクトペテルブルクをめざし、

行く先々でさまざまな人の助けを得て、

ようやく光太夫は、女帝エカテリーナに謁見することが叶うのです。



6月大歌舞伎の主な配役

それでは、6月大歌舞伎の主な配役をお伝えします。

【昼の部】

一、寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)

三番叟 松本 幸四郎

三番叟 尾上 松也

千歳  中村 松江

翁   中村 東蔵

二、女車引(おんなくるまびき)

千代  中村 魁春

八重  中村 児太郎

春   中村 雀右衛門

三、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)

梶原平三景時 中村 吉右衛門

大庭三郎   中村 又五郎

奴萬平    中村 錦之助

青貝師六郎太夫 中村 歌六

吉右衛門

四、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)封印切

亀屋忠兵衛  片岡 仁左衛門

傾城梅川   片岡 孝太郎

丹波屋八右衛門 片岡 愛之助

井筒屋おえん  片岡 秀太郎

【夜の部】

五、月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち

大黒屋光太夫  松本 幸四郎

庄蔵/エカテリーナ 市川 猿之助

新蔵  片岡 愛之助

口上  尾上 松也

キリル・ラックスマン 八嶋 智斗

九右衛門 坂東 彌十郎

三五郎/ポチョムキン 松本 白鴎



6月の歌舞伎座、夜の部は三谷幸喜の新作が話題!

夜の部の演目、「月光露針路日本 風雲児たち」は、

三谷幸喜の作・演出による新作歌舞伎です。

三谷氏が歌舞伎を手がけるのは、平成18(2006)年の『決闘!高田馬場』以来

18年ぶり2作目となります。

みなもと太郎の歴史ギャグ漫画「風雲児たち」を原作とする話題作とあって、

関心も高まっています。

前回の三谷かぶきは、PARCO劇場ということで、

初の歌舞伎座での上演となります。

この作品を選んだのは三谷氏だそうで、

その理由について次のように語っていました。

「僕はそれほど歌舞伎に詳しくない。(歌舞伎作品を書いた)野田秀樹さんらと同じようなことをしても、皆さん以上のものはできない。僕がやるのにふさわしいというか、僕が感じる歌舞伎の面白さでもあるスペクタクルで、ダイナミズムがある作品を選びました」

元々は、二代目松本白鸚のファンで、

1995年に脚本を手がけたフジテレビ系のドラマ「王様のレストラン」に、

白鴎が主演したことがきっかけとなり、

高麗屋との仕事をするようになったそうです。

今回の「月光露針路日本 風雲児たち」で主演を務める

松本幸四郎については、

「二枚目の格好よさと、すっと力が抜けて三枚目的な部分を前に出してくるギャップが面白い。

メリハリが素晴らしいと思う。」

と、その演技力にも高い評価を認めているようです。

ただ一つ心配なのが、

この演目が、果たした歌舞伎なのかどうか?

ということなんですって。

歌舞伎は、カブクですからね。

きっと三谷琉にカブいた歌舞伎になるのではと期待しているところです。

*夜の部の観劇レポートです。ネタバレにならない程度に書いています。

6月4日に歌舞伎座で、 6月大歌舞伎夜の部「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち」を 観てきました。 三谷...

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松本幸四郎、「風雲児たち」ゆかりの地で願ったことは?

夜の部の「月光露針路日本 風雲児たち」の

主人公である大黒屋光太夫は、実在した人物だそうです。

三重県鈴鹿市の出身で、大国屋光太夫記念館もあるとのこと、

この人物を調べていた松本幸四郎、

早速この記念館について情報を得て、訪問されたそうです。

私も調べてみたら、本当にありました。

入場は無料で、光太夫の書や絵等、

貴重な資料を見られるようです。

洋装の銅像も立っていて、

それを見ると、なかなかの好男子?とも思えます。

http://suzuka-bunka.jp/kodayu/

さて、幸四郎に戻りますね。

記念館の方に色々を教えていただき、

「光太夫は、自分の運命に身をゆだねる生き方をしていたんだと思います。漂流することは、光太夫にとってはいわゆるアクシデントでしたが、ロシアを日本に教えてくれる、世界を日本に教えてくれる、そういう役割をもつ運命にあった人なんだろうな」

と、役づくりのヒントを得た様子ということでした。

ここで得たヒントが、どういう風に生かされるのかは、

実際にお芝居を見て感じたいと思っています。

歴史上、実際に生存していた人物ということを実感したとのことです。

自身の演技を通じて、観る人にその存在を知ってもらえれば・・・

と気合も十分に高まった様子です。



6月大歌舞伎、チケット絶賛発売中!

5月12日10時からチケットの販売が始まりました。

私は、うっかりしていて、

気づいたら夕方でした。

慌てて、サイトをチェックしたけど、

夜の部の3階席はすべて売り切れていました。

新作歌舞伎ということで、

期待は大きいのだろうなあと思います。

他の席もいいところはどんどん売れて行くので、

興味がある方はお早めにご購入くださいね。

チケットは、松竹のサイトから購入することができます。

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/609

6月大歌舞伎、今後も情報が上がってきたら、

お伝えしていきますね。

今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。

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