新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の上演スケジュール、配役、あらすじ、座席表、チケットの取り方、尾上菊之助の意気込みと宮崎監督の条件!

構想から約5年、新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の

チケット発売が始まります。

12月の上演に向け、少しずつ揃ってきた情報を元に、

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」について紹介します。

今後、新たな情報は追記していきますのでお楽しみに。



新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の主な配役、あらすじ、上演スケジュール、座席表について

「風の谷のナウシカ」は新橋演舞場において、

12月6日(金)~25日(水)にかけて上演されます。

この作品について順にお伝えします。

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の主な配役について

原作 漫画「風の谷のナウシカ」宮崎駿

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」

ナウシカ    尾上 菊之助

クシャナ    中村 七之助

ユパ      尾上 松也

セルム/墓の主の精 中村 歌昇

ミラルパ/ナムリス 坂東 巳之助

アスベル/オーマの精 尾上 右近

道化      中村 種之助

ケチャ     中村 米吉

第三皇子/神官 中村 吉之丞

ミト/トルメキアの将軍 市村 橘太郎

上人      嵐 橘三郎

クロトワ    片岡 亀蔵

ジル      河原崎 権十郎

城ババ     市村 萬次郎

チャルカ    中村 錦之助

マニ族僧正   中村 又五郎

ヴ王      中村 歌六

*尾上菊之助については、こちらにも書いていますので、よかったらお読みください。

先日、徹子の部屋に出演された、歌舞伎役者五代目尾上菊之助。 襲名を控えた息子、和史君との共演は、微笑ましく、 さすがの徹子さんも...

*中村七之助については、こちらにも書いていますので、よかったらお読みください。

いだてんで活躍中の中村勘九郎、 納涼歌舞伎、花形歌舞伎と大役に挑戦中の中村七之助。 名門中村屋を背負って立つ兄弟が、 10...



新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」のあらすじについて

この作品は、昼・夜の通し上演になるそうです。

原作は、宮崎駿監督、全7巻に渡る長編ストーリーです。

かなり、壮大なスケールの物語を

歌舞伎では、どの部分にフォーカスして上演されるのか、

脚本の丹羽圭子さん・ 戸部和久さん、演出は G2さんの

描く世界が気になるところです。

では、ざっくりとしたあらすじです。

巨大な産業文明は火の7日間と呼ばれる戦争によって滅び、

大地のほとんどは巨大な蟲が生き、

有毒な瘴気を発する菌類の森、腐海に覆われています。

それでも人間同士の争いは止むことがなく、

トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の

2大国が対立している状態です。

「風の谷」は風を操る民が住む辺境の小国で、

トルメキアとは古い盟約を結んでいます。

ナウシカは族長の娘で、人々が恐れる腐海に親しみ、

蟲を愛し、心を通わせ、腐海が生じた謎を解き明かしたいと思っています。

あるとき、風の谷と同じく、盟約を結んでいる小国ぺジテで、

火の7日間で世界を焼き尽くした兵器「巨神兵」を

復活させる力を秘めた秘石が発見されます。

トルメキアは秘石を手にするためぺジテを滅ぼし、

さらに土鬼(ドルク)との戦争を始めます。

偶然、秘石を手にしたナウシカは盟約を守り出陣すると、

愚かな戦争や、腐海や蟲の起こす困難に立ち向かい、

黄昏ゆく世界に希望の光を灯すため、歩み続けるのです。



新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の上演スケジュールについて

昼の部は11時開演、夜の部は16時30分開演です。

貸切のため、一般の人が入れない期間が、

12月9日(月)、10日(火)、11日(水)です。

通し狂言になっているので、

全体を観るためには、昼の部、夜の部を

両方見る必要はありますが、

それをどの日から観るか、1日通しか、2日間に分けるかなど

選ぶことはできます。

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の座席表について

新橋演舞場は3階まで観客席があり

全座席数は、1428席です。

演出上の効果により、

3階席の一部が使えません。

座席表は、以下の画像の通りです。

桟敷席、1等席、2等A席、2等B席、3階A席、3階B席があります。



新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」のチケットはそうすれば買えるのか

チケット販売は、松竹株式会社の、

チケットホン松竹(電話予約・販売)とチケットWeb松竹(ネット販売)の他に、

ローソン、チケットぴあ、eプラス、CNプレイガイド等でも販売します。

松竹の会員等による先行販売は10月3日まであり、

一般販売は、10月19日(土)10時から、

窓口販売は21日(月)10時からとなります。

実は、1等席を2枚通しで買えるセット券も発売されます。

これは先行販売が終わった10月4日(金)10時から、

13日(日)18時まで受け付けるそうです。

このスケジュールを頭に入れて、いつの、どのチケットを購入するか、

参考になさってくださいね。

チケットの金額は、以下の通りです。

桟敷席 18,000円

1等席 17,000円

2等A席 10,000円

2等B席  6500円

3階A席  6500円

3階B席  3000円

セット券(1等席)34,000円

詳しくは松竹のサイトをご覧ください。

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/604



新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」、ナウシカ役の尾上菊之助の思い

主人公のナウシカを演じるのは、尾上菊之助。

5月に長男の尾上丑之助襲名舞台では弁慶を、

9月の秀山祭では「寺子屋」の千代を演じ、

女形だけではなく立役としての演技へも

幅広く挑戦し、華のある役者として注目されています。

その菊之助が語る意気込みを紹介します。

「準備をスタートしたのは5年前。

きっかけは、東京オリンピックが決まったことでした。」

海外からくるお客様を意識し、日本文化の歌舞伎とアニメーションを

融合する舞台を作ることで、

日本の文化を知ってもらいたいという気持ちがあったそうです。

「風の谷のナウシカ」は知名度も人気も高く、

取り上げるにはプレッシャーもあったそうです。

また、ナウシカは16歳、菊之助は40歳ということ、

その年齢差については次のように語っていました。

「歌舞伎には実年齢が役に近い役者が演じる面白さと、

経験とテクニックで見せる面白さがありますので、

蓄積の中に大きな手がかりがあると思います。」

ナウシカと対を成すキャラクター

クシャナ皇女を中村七之助が演じることも話題です。

これは、菊之助の意思もあったということ、

様々な場で新作歌舞伎を経験している七之助の

力を借りることでより良い舞台にしたいという思いがあるそうです。

原作は、環境問題、エネルギー問題、戦争など、

現在にも通じる重いテーマをはらんでいます。

それらを上演するにあたっては、

「人間として進むべき道はこれでいいのか。

この普遍的テーマと操舵にな物語をぜひ歌舞伎にして、

人間というものを見つめ直すことができればいいなと思っています。」

作品が壮大なだけに、そこにかける意気込みの強さを

感じさせられました。



9月30日、制作発表記者会見!宮崎駿監督がつけた条件とは!?

9月30日に、新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の

制作発表記者会見が行われたそうです。

主役のナウシカを演じる尾上菊之助は、

東京オリンピックを見据え、

5年前から、外国人に人気の歌舞伎と宮崎作品の融合を

考案してきたことを明かし、次のように語ったそうです。

「5年前から準備してきて今、凄く武者震いしています。ラグビーではありませんが、one for all,all for oneでしっかりと一座で力を合わせいきたい」

通し上演ということで、

終演時間が現在見通しが立たないことも・・・。

常識的な時間に終わりたいのだそうですよ。笑

クシャナ皇女を演じる中村七之助は、

オファーを、即、快諾したことも明かしました。

兄の中村勘九郎がうらやましがったんだそうです。

この作品は、宮崎監督の全ての思いが詰まっていることから、

当初は、反対されるのでは?という見方もあったそう。

しかし、2つの条件を出して

「やると、やろうよ。」と快諾したのだそうです。

その条件とは、

「作品のタイトルを変えない」ことと、

「記者会見などいろいろやらなきゃいけないことは協力しない」

ということ。

ハリウッド映画は断ったけど、

歌舞伎は快諾したというところに、

歌舞伎の表現の可能性を感じたのかもしれませんね。

少しずつ作品の様相が明らかになっているところ、

12月の上演に向け、新たな情報が入ったら追記します。

チケットは、一般販売前からすでに品薄です。

早めの手配をお勧めします。

読んでくださり、ありがとう存じまする。