歌舞伎2020年8月再開!花形歌舞伎は4部制、コロナ対策に努力!演目、配役、座席、チケットの取り方。制作会見での役者の意気込みは?7/ 13追記

歌舞伎座、8月から再開が決定しました!

新型コロナウイルス感染拡大対策と

緊急事態宣言を受け、3月から公演の延期、中止が続いてきた歌舞伎。

やっと舞台で見られることになりました。



歌舞伎座2020年8月「花形歌舞伎」公演で再開決定!

歌舞伎座8月から公演再開が決定です。

現在わかっていることは、次のことです。

①4部制で行うこと

②舞踊中心、若手・中堅役者が出演すること

③コロナ感染対策を行いつつの上演であること

④チケットは、7月15日発売すること

日程や演目は、このあと詳しく書いていきます。

これらの発表を見たところ、

1部を短い時間で行い、幕の間は1時間以上開けていることや、

役者のセリフがほとんどない舞踊中心の演目であること。

ご高齢の役者の出演がないことなどから、

新型コロナの感染リスクを避けることと、

歌舞伎の上演を再開することとの間で、

検討を重ねたのだろうと考えられますね。

元々、8月は納涼歌舞伎として、

3部制で、若手中心の公演を上演していました。

ご高齢の役者さんたちはお休みの時期だったんですね。

そういうことも幸いして、

このような形も取りやすかったんじゃないかなって

私なりに推測しています。

舞踊だと、お囃子も必要なので、

音楽家の方達も出演の機会が増えますから、

よくぞ考えて、決断してくださったと

嬉しくて嬉しくて小躍りしてしまいます。



8月(2020)「花形歌舞伎」は4部制、スケジュール、演目、配役、あらすじは?

それでは、歌舞伎座8月花形歌舞伎について詳しく紹介します。

8月花形歌舞伎は4部制、日程とスケジュールについて

公演は4部制となっています。

公演期間は、8月1日(土)~8月26日(水)です。

今年の4月から、休演日を設けることになっているので、

14日(金)あたりに休演日が入る可能性があります。

時間は

第1部が午前11時から

第2部が午後13時45分から

第3部が午後16時15分から

第4部が午後19時から

です。

それでは、気になる演目と配役を紹介します



8月花形歌舞伎は4部制、演目と配役、簡単あらすじについて

第1部 午前11時開演 「連獅子(れんじし)」

河竹黙阿弥 作

配役

狂言師右近後に親獅子の精 片岡 愛之助

狂言師左近後に仔獅子の精 中村 壱太郎

浄土の僧遍念  中村 橋之助

法華の僧蓮念  中村 歌之助

あらすじ

霊地清涼山の麓にある石橋。

狂言師の右近と左近が石橋の由来や、

文殊菩薩の使いである霊獣獅子の親子の伝説を踊って見せます。

その後に、親獅子と仔獅子の精が現れ、

親獅子は仔獅子を崖下へと追い落とし、

駆け上ってくるのを待つのです。

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愛之助の親獅子に、壱太郎の仔獅子です。

上方系の踊りが見られるのかな?

この演目は、親子や同じ一門で踊られることが多いので、

その家ごとに特色があります。

今回は、お家は違うので、

松島屋(片岡愛之助の家)の型がメインになるのかなって思います。

歌舞伎座で行われている「壽 初春歌舞伎」、 夜の部の「連獅子」を観てきました。 2回目の観劇ですが、やはり感動するところありまし...

第二部 午後13時45分開演 「棒しばり(ぼうしばり)」

岡村柿紅 作

配役

次郎冠者  中村 勘九郎

太郎冠者  坂東 巳之助

曽根松兵衛 中村 扇雀

あらすじ

無類の酒好き次郎冠者と太郎冠者。

主人である曽根松兵衛が留守になる度、

こっそりと酒を盗み飲んでいました。

これに手を焼いた松兵衛は、ある日、一計を案じ、

次郎冠者を棒に縛りつけ、太郎冠者の後ろ手を縛って外出します。

両手をふさがれてしまった二人でしたが、

苦心の末、何とか酒にありつき、さらには興に乗って、ほろ酔い気分で踊り出します。

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狂言をもとに歌舞伎舞踊化された作品です。

棒に縛られたまま、

酒を飲みあったり、踊ったりする場面が

なかなかに楽しい演目です。

私は、18代目中村勘三郎と10代目坂東三津五郎のコンビが見せるこの演目が大好きでした。

その息子である、勘九郎と巳之助が踊ることが

とても灌漑深いのです。

六代目中村勘九郎、歌舞伎役者で、名門中村屋の若き当主でもあります。 2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」では 金栗四三役を熱...



第三部 午後16時15分開演 「義経千本桜 吉野山(よしのやま)」

配役

佐藤忠信実は源九郎狐 市川 猿之助

逸見藤太   市川 猿弥

静御前    中村 七之助

あらすじ

桜が満開の吉野の山中を、

静御前は義経のもとへと向かっています。

お供の忠信は、途中姿を消すものの、

静が初音の鼓を打つと、どこからともなく現れます。

そこへ、追ってきた鎌倉方の早見藤太が

静を奪おうとするのですが、忠信に手もなく追い払われるのです。

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義経千本桜の中から忠信と静御前の段。

猿之助の忠信は、当たり役の一つです。

静御前が七之助なので、

見た目の華やかさに、うっとりしそうな舞台になりそうです。

中村七之助、兄の中村勘九郎と中村屋を背負う人気役者です。 その美しさと演技力で、人気も高いです。 まだ30代なのに、白髪?? ...

第四部 午後19時開演 「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし) 源氏店(げんじだな)」

三世瀬川如皐 作

配役

切られ与三郎  松本 幸四郎

妾お富     中村 児太郎

番頭藤八    片岡 亀蔵

和泉屋多左衛門 市川 中車

蝙蝠の安五郎  坂東 彌十郎

あらすじ

赤間源左衛門の留守の密会がバレて、

全身に刀傷を受け、生死の境をさまよった与三郎と、

木更津の海に身を投げたお富。

3年後、命をとり留めた与三郎は「切られ与三」の異名をとり、

ならず者になっていました。

兄貴分の蝙蝠安と鎌倉の源氏店の多左衛門の妾宅に

強請(ゆすり)に入ったところ、

死んだものと諦めていたお富とばったり再会するのです。

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ちょっとノワール系の芝居です。

世から見捨てられたような悪たちの

切ない恋物語・・・と言っちゃあ可愛すぎかな?

情感たっぷりのセリフが聞きどころ見どころです。

十代目松本幸四郎、 2018年の1月に父幸四郎が白鴎へ、息子金太郎が染五郎へと、 ご本人も交えた三代同時の襲名が大変話題になりま...



歌舞伎座8月のコロナ対策!座席はどうなる?チケットは?

では、この公演のコロナ対策やチケットについても紹介します。

歌舞伎座8月のコロナ対策と座席表

松竹株式会社から、劇場における頃な対策のお知らせがありました。

それを読むと、劇場側の取り組みと観客の協力の

2つにまとめられていました。

劇場の取り組みは?

・座席は前後左右を開ける

・入場時にサーモグラフィー等で体温チェック。37.5度以上は入場できない。

・ロビーや化粧室に手指消毒剤を設置。

・座席や場内で手を触れやすいところは、毎日定期的に消毒する。

・場内の換気をより積極的に行う。

・ブランケット、座布団、オペラグラスの貸し出しは一時的に休止。

・コインロッカーや荷物預かりの制限あるかも。

・スタッフは検温、マスク、手袋等での観戦対策。

・エレベーターは4人以内の制限。

・幕間をなしとする。食事はしないようお願いする。

「座席表」

歌舞伎座8月座席表

観客へのお願いは?

・入退場時の密を避ける。

・劇場内はマスクを着用。

・入場時に、手指の消毒。

・体調不良な場合は入場を遠慮してほしい。

・客席やロビーでの会話をできるだけ慎む。

・大向こうや掛け声の禁止。

・一部ごとの入れ替え制。

・出演者への面会やプレゼントの禁止。

これらのお願いは、しっかり守って観劇したいですね。

おしゃべり制限は残念ですが、

それも大事なことですものね。



歌舞伎座8月公演のチケットの取り方

では、8月花形歌舞伎のチケットの取り方についてです。

6月29日現在は、

まだチケットの案内はできていませんでした。

7月15日(水)10時よりウェブと電話で販売開始です。

チケット料金は、

1等席が8000円

2等席が5000円

3等席が3000円です。

8月は、幕見席と桟敷席が販売しないとのことです。

座席再掲しますね、参考になさってください。

歌舞伎座8月座席表



歌舞伎座で制作発表!8月の歌舞伎座公演はこうなる!?

7月13日、歌舞伎座の舞台で、8月花形歌舞伎の制作発表が行われました。

出演役者の中から、浴衣を着た松本幸四郎、市川猿之助、片岡愛之助、

中村勘九郎、中村七之助が、それぞれ、出席しました。

再開について、松本幸四郎は、

「辛かった、虚しかった、せつなかった。

この瞬間を幸せに思っております。歌舞伎座で芝居ができる幸せ、存分に務め切りたい。」

と、幕が閉まったときのことを振り返り、

5ヶ月ぶりに、開く舞台への期待を語りました。

中村勘九郎は、

「歌舞伎はお客さまとのコミュニケーションを大切にするので、恩顧がないと寂しい。見ていただけるお客さまも物足りないかもしれないが、舞台上からはパワーを送りたい」

と意気込みを語りました。

一方、今まで通りの上演は今後難しくなることも予想され、

今後の展開にも話が及びました。

市川猿之助は、

「次の歌舞伎を生み出す良い機会。100年、200年のスパンで変わっていく」

と未来を見据え、

中村七之助は、

「生の舞台は失くしたくないが、VRを取り入れた上演も試験的にやってみたい。」

と語りました。

8月の公演は、チケットの先行販売が始まったところです。

私もねらっています。

その歌舞伎座は、役者やスタッフらを部ごとに入れ替え、

筋書き、みやげ物などの販売はないそうです。

これは混雑緩和のため、ということ。

しかし、無料のパンフレットは配布されるそうです。

ファンの中では、舞台写真を熱望する声も出ていて、

私もそれは欲しいなあと思います。

通信販売でやらないかな?

イヤホンガイドの貸し出しもないらしいです。

座席は1808人収容のところ、823人で満席となるとのこと。

密は避けたいですが、できるだけ多くのお客様に

足を運んでいただけるといいなあって思っています。

このまま、無事に開演できることを願っています。

久しぶりだし、席数も少ないことから、

私のような一般のお客さんに、

チケットが回ってくるか心配ですが、

なんとか手に入れたいと思っています。

観劇したら、レポートも書きますね。

再開のニュースがとにかく嬉しいです~~~~~。

読んでくださり、ありがとう存じまする。