PR

令和4年3月の歌舞伎公演情報〜歌舞伎座、国立劇場、京都南座〜

公演情報
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

3月は、少しはコロナが落ち着けばいいと思います。

歌舞伎公演は、歌舞伎座では新作、古典、両方楽しめる演目、国立劇場は初役ぞろいの名作、京都南座は若手の花形です。

劇場ごとに演目、配役、見どころを紹介します。

 



スポンサーリンク
  1. 歌舞伎座3月大歌舞伎の演目、配役、見どころ情報
    1. 歌舞伎座3月大歌舞伎の演目・配役
      1. 第1部 11時開演
      2. 新・三国志(しんさんごくし)三代猿之助四十八撰の内
        1. 【配役】
      3. 第二部 14時40分開演
      4. 一、河内山(こうちやま)~天衣紛上野初花~
        1. 【配役】
      5. 二、芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
        1. 【配役】
    2. 第三部 18時30分開演
      1. 一、信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)輝虎配膳
        1. 【配役】
      2. 二、石川五右衛門(いしかわごえもん)
        1. 【配役】
    3. 歌舞伎座3月大歌舞伎のあらすじと見どころ
      1. 新・三国志(しんさんごくし)
        1. 【あらすじ】
        2. 【見どころ】
      2. 河内山(こうちやま)~天衣紛上野初花~
        1. 【あらすじ】
        2. 【見どころ】
      3. 芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
        1. 【あらすじ】
        2. 【見どころ】
      4. 信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)輝虎配膳
        1. 【あらすじ】
        2. 【見どころ】
      5. 石川五右衛門(いしかわごえもん)
        1. 【あらすじ】
        2. 【見どころ】
    4. 歌舞伎座3月大歌舞伎のスケジュールについて
  2. 国立劇場3月歌舞伎公演の演目、配役、見どころ情報
    1. 国立劇場3月歌舞伎公演の演目、配役について
      1. 「近江先陣館 盛綱陣屋」
        1. 【配役】
        2. 【あらすじ】
        3. 【見どころ】
    2. 国立劇場3月歌舞伎公演のスケジュールは?
  3. 京都南座花形歌舞伎公演の演目、配役、見どころ情報
    1. 京都南座花形歌舞伎公演の演目、配役、見どころ情報
      1. 午前の部 午前11時開演
      2. 一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
        1. 【配役】
      3. 二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
        1. 【配役】
      4. 午後の部 午後15時30分開演
      5. 一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
        1. 【配役】
      6. 二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
        1. 【配役】
    2. 京都南座花形歌舞伎公演のあらすじと見どころ
      1. 一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
        1. 【あらすじと見どころ】
      2. 二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
        1. 【あらすじと見どころ】
  4. 京都南座花形歌舞伎公演のスケジュール

歌舞伎座3月大歌舞伎の演目、配役、見どころ情報

歌舞伎座の3月大歌舞伎は、

スーパー歌舞伎「新・三国志」、尾上菊五郎さんの世話物、片岡仁左衛門さんの古典演目など、

バラエティに富んだ演目で楽しめます。

というか、見ないとダメだろ!って感じです~

 

歌舞伎座3月大歌舞伎の演目・配役

第1部 11時開演

新・三国志(しんさんごくし)三代猿之助四十八撰の内

羅 貫中 作「三国演義」より 横内謙介 脚本・演出

市川猿之助 演出 市川猿翁 スーパーバイザー

関羽篇 市川猿之助宙乗り相勤め申し候

【配役】

関羽  市川 猿之助

劉備  市川 笑也

香溪  尾上 右近

孫権  中村 福之助

関平  市川 團子

諸葛孔明 市川 青虎(弘太郎改め)

華佗  市川 寿猿

司馬懿 市川 笑三郎

陸遜  市川 猿弥

黄忠  石橋 正次

曹操  浅野 和之

呉国太 市川 門之助

張飛  市川 中車

 

・・・・・・・・・・・・・

「新・三国志」、市川猿之助一座の座組で

歌舞伎座で講演できるって素晴らしいことですね~

今回、市川團子さん、市川青虎さん、

フレッシュな役者さんも加わります。

若手の活躍もちょっとひねったベテランの活躍も

とても楽しみな顔ぶれです。

 



第二部 14時40分開演

何が何でも絶対見るべきは、この第二部です!

一、河内山(こうちやま)~天衣紛上野初花~

河竹黙阿弥 作

質見世より玄関先まで

【配役】

河内山宗俊  片岡 仁左衛門

松江出雲守  中村 鴈治郎

宮崎数馬   市川 高麗蔵

腰元浪路   片岡 千之助

番頭伝右衛門 片岡 松之助

北村大膳   中村 吉之丞

米村伴吾   澤村 宗之助

黒沢要    中村 亀鶴

大橋伊織   坂東 亀蔵

和泉屋清兵衛 河原崎 権十郎

後家おまき  坂東 秀調

高木小左衛門 中村 歌六

 

・・・・・・・・・・・・・・・

にざ様の河内山、これを見るのは初めてです。

ふてぶてしい悪人なんですよね。

最後に正体がバレても、

悠々と立ち去る時の捨て台詞

「バカめ~」

が耳から離れなさそうです。

座組は、いろいろな家の方が混じってますね。

中堅どころの修行かななんて思ってしまいました。

二、芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)

【配役】

魚屋政五郎  尾上 菊五郎

政五郎女房おたつ 中村 時蔵

左官梅吉   河原崎 権十郎

錺屋金太   坂東 彦三郎

酒屋小僧   寺嶋 眞秀

桶屋吉五郎  市村 橘太郎

大家長兵衛  團蔵

金貸おかね  中村 東蔵

大工勘太郎  市川 左團次

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

菊五郎劇団鉄壁の顔ぶれ、って感じですね。

まず、菊五郎さんと時蔵さんの夫婦役は鉄板です。

そこに、左團次さんや東蔵さんが入ると

芝居の安定感が増しますね。

眞秀くんの可愛いお姿も久しぶりに拝見できそうです。



第三部 18時30分開演

一、信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)輝虎配膳

近松門左衛門 作

【配役】

長尾輝虎  中村 芝翫

お勝    中村 雀右衛門

直江山城守 松本 幸四郎

唐衣    片岡 孝太郎

越路    中村 魁春

・・・・・・・・・・・・・・・・・

この配役で注目なのは、中村魁春さんの越路です。

このお役は、三婆の一つで

老女役の中でも最も難しい役と言われています。

私は片岡秀太郎さんの婆が好きだったんですけど、

魁春さんが、この婆をどう演じられるのかが楽しみです。

二、石川五右衛門(いしかわごえもん)

戸部銀作 補綴増補双級巴

松本幸四郎宙乗りにてつづら抜け相勤め申し候

【配役】

石川五右衛門 松本 幸四郎

三好長慶   中村 松江

三好国長   中村 歌昇

左忠太    大谷 廣太郎

右平次    中村 鷹之資

佐々木秀経  中村 玉太郎

細川和氏   市川 男寅

仁木頼秋   市村 竹松

次左衛門   松本 錦吾

呉羽中納言  大谷 桂三

此下久吉   中村 錦之助

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

松本幸四郎さんが市川五右衛門役を務めるということが

何よりも胸に刺さります。

というのも、私にとって、

石川五右衛門は中村吉右衛門さんのイメージが強いからです。

ちょっと話はずれますが、

歌舞伎座では幸四郎(甥)さんが

国立劇場では菊之助(娘婿)さんが、

吉右衛門さんゆかりの役を務めるのは感慨深いのです。

 



歌舞伎座3月大歌舞伎のあらすじと見どころ

新・三国志(しんさんごくし)

【あらすじ】

乱世を生きる関羽は、張飛、

そして気高い志をもつ男装の麗人劉備と運命的な出会いをします。

人々が幸せに生きる世を夢見る、

劉備の真っ直ぐな眼差しに心打たれ、

その“夢見る力”を信じて、三人は咲き誇る桃園で義兄弟の契りを結びます。

劉備の理想とする平和な世をつくるため、

関羽たちは軍略に長けた若き孔明を軍師として迎えます。

孔明は台頭する魏、呉の二つの勢力と拮抗するための第三の国、蜀の建設を進言。

ここに、群雄割拠の幕が切って落とされます。

宿敵、曹操を打ち倒すため、赤壁の地で戦いの火蓋が切られます。

【見どころ】

1999年に上演された、スーパー歌舞伎「新・三国志」。

そこから、装いも新たに歌舞伎座に登場します。

スーパー歌舞伎というと、

わかりやすい台詞回し、演出に加え、

圧倒的なスペクタルの世界という印象があります。

それが歌舞伎座でどう展開されるのかはめちゃくちゃ楽しみです。

当時も劉備を演じた市川笑也さん、23年経ってもその美しさを見せてくれそうですね。

関羽、張飛、劉備の戦いの日々を通して訴えるのは、

「夢を信じる力」だそうです。

コロナ禍で制限を感じつつがんばっている人たちが夢見る力を取り戻してくれることを願っています。

河内山(こうちやま)~天衣紛上野初花~

【あらすじ】

河内山宗俊は悪だくみにたけた小悪党です。

質屋上州屋の娘が、奉公している松江出雲守の機嫌を害し、

幽閉されていることを聞きつけた宗俊。

褒美の金欲しさに、娘の奪還を請け負います。

そして、上野寛永寺の僧になりすまして、

大胆不敵にも松江出雲守の屋敷に向かいます。

まんまとやり通せた、、と思ったところ

玄関先で、その正体を見抜かれそうになりますが、

かえって啖呵を切ると悠々と立ち去るのでした。

【見どころ】

人の弱みに付け込んで金をせびる悪党宗俊ですが、

権力をかさに着るものをギャフンと言わせる企みが小気味良いです。

色悪には定評のある仁左衛門さん演じる宗俊、

おかしみや凄み、色気などを混ぜ合わせた魅力的な悪党が見られそうです。

最後の「バカめ~」の一言をお聞き逃しなく!



芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)

【あらすじ】

歳の暮れも近いある朝、

大酒飲みで怠け癖のある魚屋の政五郎は、

芝浜海岸で大金入りの革財布を拾います。

しめたとばかりに仲間を集めて酒盛りを始めたものの、

酔い潰れて寝てしまいます。

ところが、目を覚ますと事態は一変。

女房おたつに夢を見ていたのだと諭された政五郎は禁酒を誓うと、

一念発起して仕事に励みます。

それから、明かされる真実は・・・

【見どころ】

三遊亭円朝さんが創作した落語「芝浜」は現在でも人気を誇る人情噺だそうです。

それを原作に歌舞伎化した本作は、

江戸っ子気質の政五郎としっかり者の女房おたつの姿を通して、

庶民の暮らしの哀歓や夫婦の情愛を描き出します。

歌舞伎の世話狂言としても人気のある作品。

それを演じる尾上菊五郎さん、いるだけでその場が江戸の時代になる方です。

中村時蔵さんとのコンビも安定したお芝居を楽しめそうです。

 

信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)輝虎配膳

【あらすじ】

時は戦国時代。

越後の大名長尾輝虎(後の上杉謙信)は、

敵対する武田信玄の軍師山本勘助を味方につけようと画策します。

家老の直江山城守の妻唐衣が勘助の妹であることを利用し、

勘助の母越路と妻お勝を館に呼び寄せます。

そして、あれこれもてなしますが越路は見向きもしません。

輝虎の持ってきた膳を足蹴にする越路に輝虎は怒ります。

直江山城守は止めに入りますが、事態は変わらず。

口の不自由なお勝が箏を弾いて無礼を詫び、何とかその場を収めるのです。

【見どころ】

近松門左衛門が、上杉謙信と武田信玄の争いを基に捜索した演目です。

緊迫感溢れる舞台が堪能できそうです。

先にも書きましたが、ここでの必見は越路です。

毅然とした武家の母らしい存在感をどう見せてくれるのかしら。



 

石川五右衛門(いしかわごえもん)

【あらすじ】

天下の大盗賊、石川五右衛門は、

将軍の証である御正印を盗むため、勅使に化けて足利邸に乗り込見ます。

そこで、饗応役として現れた此下久吉と遭遇します。

実は二人は、かつて同じ盗賊仲間であった幼馴染み。

久しぶりの再会を懐かしむ二人ですが。

【見どころ】

石川五右衛門を務める松本幸四郎さんの演技が楽しみです。

理由は先述の通り、

中村吉右衛門さんから受け継いだ芸の大きさをどう見せてくれるのかに期待しています。

つづら抜けの宙乗り、というのも話題になりそうです。

私は、これを見たことがないので、

ぜひ見てみたい!と思っています。



歌舞伎座3月大歌舞伎のスケジュールについて

歌舞伎座の3月大歌舞伎は、

3月3日(木)が初日、千穐楽は28日(月)

です。

各演目のスケジュールは、わかり次第追記していきますね。

第1部 11時開演
新・三国志(しんさんごくし) 11時~
新・三国志(しんさんごくし)
第2部 14時40分開演
河内山(こうちやま)~天衣紛上野初花~ 14時40分~
芝浜革財布(しばはまのかわざいふ)
第3部 18時30分
信州川中島合戦(しんしゅうかわなかじまかっせん)輝虎配膳
石川五右衛門(いしかわごえもん)

歌舞伎座の3月も楽しそうですよ~~

ぜひ、足をお運びくださいね~



 

国立劇場3月歌舞伎公演の演目、配役、見どころ情報

国立劇場の3月歌舞伎公演は、「盛綱陣屋」です。

主役の盛綱を、尾上菊之助さんが務められます。

これも、亡くなった中村吉右衛門さんの遺志を継ぐというイメージが

頭から離れません。

初役に挑戦する、菊之助さんらを応援しに行きたいと思っています。

国立劇場3月歌舞伎公演の演目、配役について

「近江先陣館 盛綱陣屋」

演目は、「近江先陣館 盛綱陣屋」です。

【配役】

〈入門 盛綱陣屋を楽しむ〉 中村 萬太郎

〈近江源氏先陣館 盛綱陣屋〉

佐々木盛綱       尾上 菊之助

高綱妻篝火       中 村 梅枝

信楽太郎          中村 萬太郎

伊吹藤太         中村 種之助

盛綱妻早瀬       中村 莟玉

高綱一子小四郎     尾上 丑之助

盛綱一子小三郎     小川 大晴

古郡新左衛門      嵐     橘三郎

盛綱母微妙       上村 吉弥

北條時政         片岡 亀蔵

和田兵衛秀盛       中村 又五郎

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初役は、先述の尾上菊之助さん、篝火役の中村梅枝さんもそうです。

子役(めっちゃ重要)の尾上丑之助さん、小川大晴さん、

さらに中村莟玉さんもです。

うわ~めっちゃフレッシュな盛綱陣屋です。

これが吉かどうか・・は、皆さんのがんばりにかかっていますね。

国立劇場3月歌舞伎公演のあらすじと見どころ

【あらすじ】

「近江先陣館 盛綱陣屋」

時は頼朝亡き後の鎌倉時代

北条時政側(鎌倉方)についた佐々木盛綱の陣に

頼家側(京方)についた弟の高綱が討ち死にしたと知らせと

首桶が届きます。

盛綱の子、小三郎は初陣を飾り、

高綱の子、小四郎を生け捕ります。

首実検を命じられた盛綱、

小四郎を時政に引き渡すのは高綱のためにならずと

母の微妙に切腹させるように頼むのでした。

しかし、小四郎はなんだかんだと理由をつけ

切腹には応じません。

そうしているうちに時政やその家臣らが到着し、

盛綱は首実検の場へ。

首桶を開けると、小四郎が駆け寄り、

「父上」と叫んで切腹します。

桶の中の首と小四郎を見た盛綱は、

高綱の計略に気づき、ある決意を固めます。

【見どころ】

盛綱陣屋、これも中村吉右衛門さんの当たり役でした。

それを娘婿の尾上菊之助さんが

さらに小四郎を尾上丑之助さんが演じることが、

大きな話題です。

この演目が報じられた時、

そのほかの役を誰が演じるのだろう??と思うほど、

歌舞伎座、南座に出演予定の役者たちの名を確認してしまいました。

篝火を中村梅枝さん、小三郎をその子である小川大晴さん、

微妙は上村吉弥さん、う~むとうなる顔ぶれです。

フレッシュとも言えます。

個人的には、小四郎役が大事と思っているので、

尾上丑之助さんが、どれだけ真に迫った演技を見せるかも楽しみです。



国立劇場3月歌舞伎公演のスケジュールは?

国立劇場の3月歌舞伎公演は、3日(木)初日で27日(日)が千穐楽となります。

上演時間は、2時間40分です。

途中の休憩では、食堂や休憩所でお食事もできると思います。

原則は、12時開演ですが、金曜日は17時開演の公演もありますね。

お仕事帰りに歌舞伎はどうですか?

3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
曜日
12:00
5:00
15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
曜日 月祝
12:00
5:00

国立劇場の歌舞伎公演は、

しっかりとした筋立てと演出が時代物の魅力を引き出してくれます。

菊之助さん、丑之助さんのお芝居を楽しみに観に行こうと思っています!



 

京都南座花形歌舞伎公演の演目、配役、見どころ情報

京都の南座は3月は花形歌舞伎、

歌舞伎界の若手スターが一同に揃います。

フレッシュでかっこいい舞台に注目ですね。

京都南座花形歌舞伎公演の演目、配役、見どころ情報

午前の部 午前11時開演

〈ご挨拶〉

一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)

岡本綺堂 作

【配役】

青山播磨   中村 隼人

腰元お菊   中村 壱太郎

並木長吉   中村 歌之助

渋川後室真弓 中村 歌女之丞

放駒四郎兵衛 坂東 巳之助

・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずは、青山播磨を演じる中村隼人さんに注目ですね。

そしてそのペアが中村壱太郎さん、

この二人が作る世界観が楽しみですね。

二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)

岡村柿紅 作

【配役】

芋掘藤五郎  坂東 巳之助

友達治六郎  中村 橋之助

魁兵馬    中村 隼人

菟原左内   中村 歌之助

松ヶ枝家後室 中村 歌女之丞

腰元松葉   中村 壱太郎

息女緑御前  中村 米吉

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

坂東巳之助さんの藤五郎、スケールが大きそうです。

2つ目の演目は、午前と午後とで

役者の入れ替えがあります。

役者さん達の演じ分けも見所です。



午後の部 午後15時30分開演

〈ご挨拶〉

一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)

岡本綺堂 作

【配役】

青山播磨   中村 橋之助

腰元お菊   中村 米吉

並木長吉   中村 歌之助

渋川後室真弓 中村 歌女之丞

放駒四郎兵衛 坂東 巳之助

・・・・・・・・・・・・・・・・

午後の部の青山播磨は、中村橋之助さんです。

まだ20代半ばですから、

それでこのお役というのはすごいことですね。

お菊は中村米吉さん、二人のペアは雰囲気が似ているのでいい感じじゃないかなって思います。

二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)

岡村柿紅 作

【配役】

芋掘藤五郎  坂東 巳之助

友達治六郎  中村 隼人

魁兵馬    中村 橋之助

菟原左内   中村 歌之助

松ヶ枝家後室 中村 歌女之丞

腰元松葉   中村 米吉

息女緑御前  中村 壱太郎

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先述しましたが2つ目の演目は、

午後と午前との役者の入れ替えが見所です。

若手の役者達が舞台を務めながら切磋琢磨していく設定が

素晴らしいなあと思います。



京都南座花形歌舞伎公演のあらすじと見どころ

一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)

【あらすじと見どころ】

満開の桜の下、

旗本の青山播磨は現物先で犬猿の仲の放駒四郎兵衛らも出くわします。

ちょっとしたことから喧嘩になったところを通りかかった叔母が諌めます。

喧嘩っ早い播磨を心配する叔母は、播磨に縁談をすすめますが、

腰元のお菊と恋仲の播磨はその気もなく耳を貸そうともしません。

しかし、その話を聞き不安に駆られたお菊は、

播磨の本心を確かめたくて、家宝のお皿を割ってしまいます。

お菊がわざとお皿を割ったことを知った播磨は、苦悩の末ある行動に出ます。

そして、、、

身分の差のある純愛に翻弄される若い2人、

怪談もののイメージが強い本作ですが、

実は2人の恋心もポイントなんですね。

午前は中村隼人さんと中村壱太郎さんのペア、

午後は中村橋之助さんと中村米吉さんのペア、

どちらも若さが引き起こす悲劇に涙しそうです。

 

二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)

【あらすじと見どころ】

面白みのある舞踊劇です。

芋掘藤五郎は松ケ枝家の息女緑御前に恋をします。

舞の上手な友達、治五郎の助けを借り

舞の名手と偽った藤五郎

緑御前の婿選の場に乗り込みます。

藤五郎のために面をつけた治五郎が

藤五郎のふりをして見事な舞を披露すると

緑御前から面をとるよう所望されます。

困った藤五郎は、、、。

舞踊に優れた治五郎に、わざとぎこちない踊りをさせる趣向が笑いを誘います。

藤五郎を演じるのは坂東巳之助さん。

巳之助さんと言うと、

舞踊の名手、坂東三津五郎さんのご嫡男です。

その舞踊の素養に期待しているところ、

どんな藤五郎が見られるが楽しみです。



京都南座花形歌舞伎公演のスケジュール

花形歌舞伎の初日は2日(水)で千穐楽は13日(日)です。

期間が短いので、見に行く方は要注意ですよ!

公演のスケジュールは以下の表を参考にしてください。

詳細がわかったら追記しますね。

午前の部 11時開演
一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき) 11:00~
二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)
午後の部 15時30分開演
一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき) 15:30~
二、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)

 

3月は春めいてくるので、お出かけも楽しそうです。

是非、歌舞伎のお出かけもご検討ください。

読んでくださり、ありがとう存じまする。



コメント

タイトルとURLをコピーしました