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歌舞伎役者イケメンランキングTOP5 〜見栄え、実力を兼ね備えた七十代立役編、仁左衛門、白鸚、菊五郎、吉右衛門、梅玉〜

まとめ
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若手歌舞伎役者が人気を集めていますが、

実力、人気を兼ね備えた、イケメン七十代を忘れてはいけません。

私がイチ押し(私だけじゃないと思うけど)の、

70代イケメン歌舞伎役者(立役)を5人紹介します。

画像は後日追加するのでちょっとお待ちくださいね!



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片岡仁左衛門、女性をイチコロにする流し目パワー絶大!のキング オブ イケメン

まずは、十五代目片岡仁左衛門。

長身で、甘い声、色気たっぶりの流し目に、

クラクラするファンもいっぱいおります。

坂東玉三郎とのコンビは、孝夫時代の「たか・たま」から、

現在の「にざ・たま」まで、

伝説になる舞台も数多くあります。

十五代目片岡仁左衛門のプロフィールと豆情報

十五代目片岡仁左衛門:本名 片岡 孝夫(かたおか たかお)

生年月日 1944年3月14日(魚座)

家系 父:十三代目片岡仁左衛門、兄:五代目片岡我當、甥:片岡進之介、

兄:二代目片岡秀太郎、甥(養子):片岡愛之助、息子:片岡孝太郎、孫:片岡千之助

屋号 松嶋屋

定紋 七つ割丸に二引

芸歴 1949年「夏祭浪花鑑」市松役で片岡孝夫として初舞台(中座)

1998年 「菅原伝授手習鑑」松王丸役、「夕霧伊左衛門廓文章」藤屋伊左衛門役他で十五代目片岡仁左衛門襲名(歌舞伎座)

2015年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定

当たり役 「女殺油地獄」与兵衛

「廓文章 吉田屋」藤屋伊左衛門

「花街模様薊色縫(十六夜清心)」鬼薊の清吉(清心)

「菅原伝授手習鑑」 菅丞相 など

仁左衛門は、片岡家3兄弟では三男です。

ですが、祖父、父から「仁左衛門」の名を

ゆすり受けています。

それだけの実力と人気を博していたからと言えるでしょう。

芝居では、その役になりきって演じる、が

仁左衛門のスタイル。

今も舞台で、その活躍を見ることができるのは、

実は幸運なことでもあるのです。

1993年、膿胸、大葉性肺炎、食道亀裂などの病気で

234日もの入院生活を送り、

この年は、1年間休演ということもありました。

仁左衛門が趣味という、

愛妻が体調管理をしっかりしているそうですよ。

まだまだ、その美しい姿で私たちを魅了してほしいものです。

*片岡仁左衛門については、こちらにも詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。

片岡仁左衛門の妻は幼なじみ、娘も息子も孫も役者、病気を経ての襲名も!
御齢77になっても色気ある流し目にクラクラしてしまいます。 十五代目片岡仁左衛門、稀代の2枚目スターです。 本名の孝夫の方が馴染みある方も多いかもしれませんね。 歌舞伎の舞台に欠かせない大役者、十五代目片岡仁左衛門について 今日はお伝えしま...



松本白鸚、立ってるだけで圧を感じる存在感絶大!現代劇でも人気!

2代目松本白鸚を襲名してからまだ1年余り、

九代目松本幸四郎の名の方が馴染みがある方も

いらっしゃるかもしれませんね。

歌舞伎役者ですが、ドラマや舞台でも

ヒットを飛ばしている、日本を代表する俳優でもあります。

二代目松本白鸚のプロフィールと豆情報

二代目 松本 白鸚:本名 藤間 昭曉(ふじま てるあき)

生年月日 1942年8月19日

家系 祖父:七代目松本幸四郎、初代中村吉右衛門、父:初代松本白鸚、

弟:二代目中村吉右衛門、息子:十代目松本幸四郎、

娘:松本紀保、松たか子(共に女優)、孫:七代目市川染五郎

屋号 高麗屋

定紋 四つ花菱

俳名に錦升(きんしょう)

襲名歴

1946年 「助六」の外郎売の倅役で、二代目松本金太郎を襲名し初舞台(東京劇場)

1949年 「ひらかな盛衰記・逆櫓』の遠見の樋口役で六代目市川染五郎を襲名(東京劇場)

1981年 「勧進帳」の弁慶役などで九代目舞うt本幸四郎を襲名(歌舞伎座)

2018年 『壽 初春大歌舞伎』にて二代目松本白鸚を襲名(歌舞伎座)

当たり役

『勧進帳』の弁慶(現役役者による最多上演記録を更新中)

『菅原伝授手習鑑』の松王丸

『三人吉三廓初買』の和尚吉三

『仮名手本忠臣蔵』の大星由良助 など

2018年の襲名は、長男の十代目松本幸四郎、孫の八代目市川染五郎と

3世代同時襲名が話題になりました。

その襲名披露公演が、今年7月の巡業公演をもって終了したところです。

NHKの大河ドラマでは、1978年の「黄金の日日」、

1984年の「山河燃ゆ」、の2作品で主演も務めています。

また、現在上演中のミュージカル「ラ・マンチャの男」は、

上演通算記録1100回を超え国内最多上演を記録。

男性座長最年長記録も更新中です。

歌舞伎では、当たり役の「勧進帳」弁慶役を1000回務めたことも

大きな功績です。



尾上菊五郎、世話物、粋、と言ったらこの人!女形もハマります!

音羽屋の当主尾上菊五郎。

立役も女形もこなす器用な役者です。

江戸時代の庶民の生活を描いた世話物狂言に当たり役が多く、

この演目なら菊五郎!というファンも多いです。

菊五郎劇団を率いて、座頭を務める芝居では、

若手や名題下の役者も起用し、幅広い層の育成にも熱心です。

七代目尾上菊五郎のプロフィールと芸歴

七代目尾上菊五郎 本名:寺島 秀幸(てらしま ひでゆき)

生年月日 1942年10月2日

出身地 東京

家族 祖父:六代目尾上菊五郎、父:七代目尾上梅幸、妻:富司純子(女優)、

息子:尾上菊之助、娘:寺島しのぶ(女優)、孫:七代目尾上丑之助、寺島眞秀

屋号 音羽屋

定紋 重ね扇に抱き柏

芸歴 1948年「助六曲輪菊」禿役で、五代目尾上丑之助を襲名し初舞台(新橋演舞場)

1965年「寿曽我対面」曽我十郎役他で、四代目尾上菊之助を襲名(歌舞伎座)

1973年「弁天娘女男白浪」弁天小僧菊之助役、「京鹿子娘道成寺」白拍子花子役他で、七代目尾上菊五郎を襲名

2003年 重要無形文化財保持者認定(人間国宝)、祖父六代目尾上菊五郎、父七代目尾上梅幸、に続き親子3代での受賞となる

当たり役

「弁天娘女男白浪」弁天小僧菊之助役

「勧進帳」富樫役、源義経役

『梅雨小袖昔八丈』髪結新三役

「道成寺」白拍子花子役

今では、尾上菊五郎というと、

歴史物では堂々とした武将を、世話物ではいなせな江戸っ子、

小悪党と立ち役での活躍が記憶に残るところです。

しかし、若い頃は端正な顔立ちで女形としての活躍が目立っていました。

20代の頃は、六代目市川新之助(現海老蔵の父)、

初代尾上辰之助(現抄録の父)とともに、

三之助(昭和)ブームを巻き起こすほどに大人気でした。

今年の5月に孫の和史くんが、

尾上丑之助を襲名し、そのじじバカな様子が

微笑ましいと話題になっていました。

この後10月は歌舞伎座でお祭り佐七、

11月お歌舞伎座で髪結新三という、

おなじみの役を務めますよ。

*尾上菊五郎については、こちらにも詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。

尾上菊五郎の家系図、息子・娘・孫、、文化勲章受章の音羽屋のおやじ様
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*尾上丑之助襲名については、こちらにも詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。

尾上丑之助襲名舞台は祖父にやけっぱなし、5月大歌舞伎夜の部感想
楽しみにしていた、5月大歌舞伎「團菊祭」の夜の部に行ってまいりました! その観劇レポートを今日はお伝えします。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 5月大歌舞伎夜の部観劇レポ...



中村吉右衛門、凄みから笑いまでの幅広さ、語らずとも滲み出る演技力!

ただいま、歌舞伎座9月秀山祭で、

存在感ある演技で話題の中村吉右衛門です。

鬼平犯科帳でおなじみの方も多いかもしれませんね。

確かな演技力に定評がある、歌舞伎役者です。

二代目中村吉右衛門のプロフィールと芸歴

中村吉右衛門:本名 波野 辰次郎(なみの たつじろう)

生年月日 1944年5月22日

出身地 東京都

血液型 B型

家系 父:初代松本白鴎、養父:初代中村吉右衛門、母:藤間正子、兄:二代目松本白鴎、妻:波野知佐

屋号 播磨屋

定紋 揚羽蝶

趣味 スケッチ(画集を出版したり、個展を開く腕前)

襲名

1948年「俎板長兵衛」の長松役ほかで中村萬之助を名のり初舞台

1966年「金閣寺」の此下東吉ほかで二代目中村吉右衛門を襲名

2011年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定

2016年 文化功労者に認定

当たり役

「菅原伝授手習鑑」 松王丸役

「熊谷陣屋」熊谷直実役

「平家女護島」俊寛僧都役

『天衣紛上野初花』(河内山)河内山宗俊役

幼少の頃から、天才として注目されていたとのこと、

母が初代中村吉右衛門の娘さんで、

初代松本白鸚に嫁ぐことになり、

男子を二人産んで、一人を父の名を継がせると約束し、

その通りに2兄弟を生んで、

一人は高麗屋、もう一人は播磨屋へと名を継がせたそうです。

ですから、家が違うものの、

松本白鸚は実の兄、ということになります。

そういう複雑な家庭事情を抱えた、思春期を過ごしたとのことです。

現在は、娘の婿が尾上菊之助、その子が尾上丑之助、

ということで、

菊五郎同様、じじバカぶりが話題です。

*中村吉右衛門については、こちらにも詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。

中村吉右衛門の息子と家系図、兄松本白鸚との確執も若い頃はあったのか
2021年、12月1日、突然の訃報に動揺しております。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 二代目中村吉右衛門さんは、現在の歌舞伎界を牽引する大御所のお一人です。 播磨屋(はりまや)!のお家ですが、実の父は高麗屋(こうらいや)なんです。 さ...



中村梅玉、品のある正統派二枚目、お殿様も色悪も自在!

高砂屋の中村梅玉。

品のある二枚目役がピッタリ合います。

踊りの名手でもあり、

ちょっと舞台に出るだけで、その姿に惹きつけられるお方です。

四代目中村梅玉のプロフィールと豆情報

中村梅玉:本名 河村 順之(かわむら としゆき)

生年月日 1946年8月2日

出身地 神奈川県

最終学歴 青山学院高等部中隊

家系 父:六代目中村歌右衛門(養父)、実弟:二代目中村魁春

屋号 高砂屋

定紋 祇園守

襲名歴

1956年 「蜘蛛の拍子舞」 福才で初舞台、二代目加賀屋福之助を襲名(歌舞伎座)

1967年 「絵本太功記」十段目の武智十次郎役・「妹背山婦女庭訓・吉野川」の久我之助役で八代目中村福助を襲名。(歌舞伎座)

1992年 「祇園祭礼信仰記」(金閣寺)此下東吉役・「伊勢音頭恋寝刃」福岡貢役で四代目中村梅玉を襲名(歌舞伎座)

当たり役 「頼朝の死」源頼家役

「勧進帳」富樫役

正統派2枚目、色悪や大名など、盾役として

品のある佇まいと演技が魅力の大御所役者です。

11月には、部屋子の中村梅丸を

養子として迎え、初代中村莟玉(かんぎょく)を名乗らせることが

発表されています。

若手の育成には熱心な梅玉です。

歌舞伎界の、新たな息吹に期待が高まるところです。

*中村梅玉については、こちらにも詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。

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歌舞伎役者、四代目中村梅玉を紹介します。 名優の誉れ高い六代目中村歌右衛門の養子で、 品のある立役として舞台では重要な役を務めることが多いですね。 6月南座は、新歌舞伎NARUTOを上演。 そこでも若手に混じって存在感を見せています。 (a...

*中村梅丸の襲名については、こちらにも詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。

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急に入ってきたニュースが、 中村梅丸が中村莟玉(かんぎょく)を襲名(11月予定)!! とてもおめでたいニュースなので、 記事にしてみました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({})...

 

イケメンはイケメンでも、オーバー70代という

超渋〜いイケメンの歌舞伎役者です。

若い子もいいけど、シニアはもっとハマるよ〜っていう紹介でした。

読んでくださり有り難う存じまする。



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