歌舞伎家話第4回感想(ネタバレ?)市川中車(香川照之)がホスト!中村児太郎・坂東巳之助・中村米吉がゲストです。6/24追記

歌舞伎家話第4回は、市川中車(香川照之)がホストを務めます。

ゲストは、中村児太郎・坂東巳之助・中村米吉の若手歌舞伎役者です。

ど~んな家話になるのか、楽しみ楽しみ!



歌舞伎家話第4回は、市川中車・中村児太郎・坂東巳之助・中村米吉が出演

歌舞伎家話第4回目の配信は、6月23日(火)です。

20時よりライブ配信、

24日(水)の20時までアーカイブが見られます。

ホストは市川中車です。

カマキリ先生でもおなじみ、

トークがうまそうに見えますよね。

でも、歌舞伎関連のトークの機会は

それほどないんですって。

ゲストは若手歌舞伎役者の、

中村児太郎、坂東巳之助、中村米吉 です。

私は、中車が、親子といってもおかしくない歳の差の彼らから

どんな話を引き出すのかが楽しみです。

もちろんチケットとって、ライブで視聴しますよ!

この歌舞伎家話、

第1弾は、松本幸四郎×尾上松也

松本幸四郎が、新しいことにチャレンジします! その名も、「歌舞伎家話(かぶきやわ)」、 自宅からビデオ会話ツールを使って、ゲスト...

第2弾は、尾上松也がホストで、中村七之助と小栗旬がゲスト

歌舞伎家話6月5日配信は、 尾上松也がホストを務めます。 ゲストはなんと、中村七之助と小栗旬。 イケメン3人が揃って、なん...

第3弾は、松本幸四郎 ×  市川猿之助の対談

歌舞伎家話第3弾は、市川猿之助が登場!松本幸四郎との生トークです。 変態ブラザーズと異名をとる、現代歌舞伎界の花形コンビです。 ...

どれも見応え、聞きごたえがある70分間でした。

難点は、アクセスが集中すると、番組に入れないこと・・・

システムの問題なんですけどね。

今回は改善されるといいなあ~。



歌舞伎家話第4回出演の、歌舞伎俳優 市川中車・中村児太郎・坂東巳之助・中村米吉 について

それでは、今回出演の歌舞伎俳優のWiki風プロフィールを紹介しましょう。

九代目市川中車(いちかわちゅうしゃ)のプロフィール

市川中車 本名:香川 照之(かがわ てるゆき)

生年月日 1965年12月7日

出身地 東京都

家系 父:二代目市川猿翁、母:浜木綿子(女優)、息子:市川團子(香川政明)、祖父:三代目市川段四郎、祖母:高杉早苗(女優)、息子:市川團子(香川政明)、叔父:四代目市川段四郎、従兄弟:四代目市川猿之助

学歴 東京大学文学部社会心理学科卒業

屋号 澤瀉屋(八代目までは立花屋を名乗っていた)

定紋 大割牡丹

襲名 2012年 「小栗栖の長兵衛」の長兵衛役、「スーパー歌舞伎三代猿之助 四十八撰の内 ヤマトタケル」の帝役 九代目市川中車を襲名(新橋演舞場)

香川照之としての活動実績が長く、広く人々に親しまれていることから、

歌舞伎役者としては市川中車、ドラマや映画俳優としては香川照之、

という2つの名を持って活動しています。

ボクシング愛好家、昆虫愛好家としても知られ実業家の顔も持つ。

「いつやるの?今でしょ」で知られる、林修氏は大学の同期

現在、NHKEテレでは、カマキリ先生としても

子どもたちに大人気ですね。

そうそう、ドラマ「半沢直樹」にも出演中ですよ~。

九代目市川中車、二代目市川猿翁の長男の本名は香川照之。 「半沢直樹」の大和田常務、カマキリ先生としての人気も高いです。 香川とし...

六代目中村児太郎(なかむらこたろう)のプロフィール

中村児太郎 本名:中村 優太(なかむら ゆうた)

生年月日 1993年12月23日

家系 祖父:七代目中村芝翫、父:九代目中村福助、伯父:八代目中村芝翫、伯母:波野好江(故十八代目中村勘三郎の妻)

屋号 成駒屋

定紋 祇園守・児太郎雀

身長 173cm

血液型 B型

趣味 サッカー、野球、ラグビー

初舞台 1999年 「壺阪霊験記」観世音役 中村優太として初お目見え

襲名 2000年 「京鹿子道成寺」所化役、「菊晴勢若駒」春駒の童役 で六代目中村児太郎を襲名(歌舞伎座)

児太郎の家は梨園でも格の高いお家で、

祖父、父ともに、女形として名高い役者です。

また、中・高と学生時代に夢中になったスポーツが

ラグビーということで、

昨年のワールドカップでは様々話題を提供していました。

なので、女形にしてはいいガタイをしています。

すごく綺麗ですが、なんとなく押しの強さを感じるのは、

その体格のせいもあるのかなって思っています。

*中村児太郎については、こちらにも書きましたので、よかったらお読みくださいね。

中村児太郎は、今最も期待されている女形の一人です。 祖父(7代目中村芝翫)も父(中村福助)も 女形として名を馳せた役者です。 ...



二代目 坂東巳之助(ばんどうみのすけ)のプロフィール

坂東巳之助 本名:守田 光寿(もりた・みつひさ)

家系:坂東三津五郎はお家の名、祖父は九代目、父は十代目を襲名。

母は、元宝塚スターの寿ひづる。姉が2人、守田菜生(女優)、守田幸奈

生年月日 1989年9月26日

血液型 O型

屋号 大和屋

定紋 三ツ大

初お目見え 1991年9月「傀儡師」唐子役 (歌舞伎座)

二代目坂東巳之助襲名 1995年11月「蘭平物狂」繁蔵役、「寿靱猿」小猿役(歌舞伎座)

日本舞踊坂東流の家元でもある

2006年から2007年にかけて、本名でアマチュアバンド「ZERO click」を結成

歌舞伎役者 坂東巳之助 複雑な家庭環境を経て役者として活躍

坂東巳之助のご両親は先にも書いたように、

歌舞伎役者の故十代目坂東三津五郎と

元タカラジェンヌの寿ひづる。

ですが、父の不倫(元アナウンサーの近藤サト)が発覚して離婚、

そしてその後再婚(約2年後)。

多感な思春期の時代、かなり荒れたといわれております。

高校を辞め、役者にはならないと言い、

音楽活動を始めたのもこの頃でした。

父も頭を痛めたようですが、こう語っていたそうです。

「僕もそのときは腹をくくりました(中略)君は僕の子どもだけれど、君の人生は君のものだ。それに「頼むからやってくれ」というのは絶対に嫌だった」

その後、役者の道へと戻り、そこからは精進の日々。

父は、師匠として厳しい稽古をつけており、

それは死の直前まで続いたとのこと。

しかし、父の十代目坂東三津五郎は、2015年2月、

すい臓がんのためこの世を去ってしまいます。

巳之助もまた、若いながらも坂東の家を背負っているのです。

*坂東巳之助についてはこちらに書いていますのでよかったらお読みくださいね。

二代目坂東巳之助は、 若いながらも、その個性光る演技で 注目を浴びている歌舞伎役者です。 実は、kaburinは、彼の襲名...

五代目中村米吉(なかむらよねきち)プロフィール

中村米吉 本名:小川 修平(おがわ しゅうへい)

生年月日 1993年3月8日

最終学歴 成城大学中退

家系 父:五代目中村歌六、母:おがわ恵子(元歌手)、弟:初代中村龍之助

屋号 播磨屋

定紋 揚羽蝶

襲名 2000年「宇和島騒動」武右衛門せがれ武之助役で、五代目中村米吉を襲名して初舞台。(歌舞伎座)

大学は自主卒業だそうです。

名題試験には2016年に合格したとのことなので、

こちらの勉強の方に力を入れられていたのかなという気もします。

現在でも毎月のように舞台を勤めていらっしゃいます。

歌舞伎役者と大学生の両立は厳しかったのかもしれませんね。

*中村米吉については、こちらもお読みくださいね。

今日は、歌舞伎役者の五代目中村米吉さんを紹介します。 可愛いと人気急上昇中の若手女形です。 タレ目がチャームポイントみたい。 ...



歌舞伎家話第4回の感想!市川中車・中村児太郎・坂東巳之助・中村米吉の関係がステキ

さてさてきになる、歌舞伎家話第4回目、

どんな話が出たのか気になるでしょ?

(上は、あやはなさんの作品。このまんまでした笑。 サイトはこちらです

はじめっから炎上状態??

年の差の違う4人。

中車は、香川照之という名も持つ俳優です。

そっちの名前の方が有名で、

おそらく知らない人はいないくらいの大物の一人と言えるでしょう。

しかし、

歌舞伎界には、40を過ぎてからの参入、

生まれた頃から歌舞伎の家に育って、

そのまま歌舞伎役者になった方々の世界においては、

新参者という意識が自分でも離れないようでした。

そんな中車にとって、

ざっくばらんに話ができるのが、

今回のゲストである、

中村児太郎、坂東巳之助、中村米吉だそうです。

フラットすぎて、

中車へのいじりが結構マジな感じ。

どうなるかと思ったけど、

最後はほんわかあったかい気持ちになった家話でした。

では、それも含めて印象に残ったことを紹介しますね。

歌舞伎役者たちは、自粛中は何をしていたの?

みなさん、自宅生活だったようです。

それぞれが何をしていたかというと、

市川中車は、自炊自炊自炊・・・と言ってました。

今までやったことなかったのに、

少しはできるようになったらしい。

坂東巳之助は、まだ小さいお子さんがいるから、

一緒に過ごす時間が持てたって。

お料理は得意なので、

自分が料理して、奥さんに子どもの世話をしてもらったって

言っていました。

パパとしても夫としても得点高いなって思いました。

中村米吉も、家族と過ごしていたそうです。

毎日16時になると

家族で映画を見るんですって。

お好み焼きを失敗した動画が紹介されて、

家族の会話が楽しそうでしたよ。

中村児太郎は、

楽器を触っていたと言っていました。

こういう時だからじっくりと稽古をしたり、

古典を読んだり、したそうです。

また、父 福助のリハビリやトレーニングも

一緒に取り組んでいたそうです。

私はまだ、12月の阿古屋が記憶に残っています。

そういう日々の鍛錬あってこそのあの大役だったんだなあって

思いました。

そうそう、中車さんは昆虫も育てたって言って、

クワガタのサナギの動画がを見せてくれました。

歌舞伎役者たちにとって、きつかった役ってなんですか?

これは視聴者からの質問でした。

中車は、これ!といったものをあげていないのですが、

あれも、これも、と辛かったという言葉が

端々に出てきましたね。

やっぱり、途中から歌舞伎役者になるっていうのは

相当に苦しいようですね。

手も足も出なかった、という表現がよく出てきたところに、

私は、理解を超えたことへ挑戦している姿を

見たように思いました。

中村児太郎は、寺子屋の戸浪をあげていました。

2019年9月のお芝居でした。

義太夫から世話物へ変わる、ということを言っていたのですが、

そんな役どころが難しい役というのを

私は初めて知ったので、

ちょっと意外な気がしたんです。

誰もが知っている古典の芝居って、

役をやるにも順番があるんですよね。

確かに、大きな役どころなので、

今までの型とか台詞の言い回しとか、

いっぱい積み重ねがあるお役なんだろうなあ・・・。

児太郎は、

成駒屋の芸は古典ものにあるってことも言っていたので、

これからも古典にこだわり、

古典の中で自分を磨いていくのかなって感じましたよ。

阿古屋の話も興味深かったです。

阿古屋初演の時、客席にはそうそうの顔が並んだんですって。

父の福助さん、市川猿翁さん、七之助さんなどなど。

めっちゃ緊張していたところ、

幕が開いて一番最初に見えたのが、猿翁のおじさん、

だったとか・・・。

私は、阿古屋大好きです、

その緊張感もよ〜〜くわかります。

だって、そこも魅力なんだもん!

巳之助は逆に、

「野田版桜の森の満開の下」のハンニャ役をあげました。

古典の役だと何回も回ってくることがあるから、

その度にあれが苦手だったんだって思われるのが嫌だってことで、

この役について話していました。

これは野田秀樹の新作歌舞伎でした。

私はシネマ歌舞伎で観たのですが、

歌舞伎とはいえちょっとオペラチックなイメージがありました。

野田秀樹さんの演出に、

少ない稽古でなかなか入り込めなかったことと、

何が正解なのかがわからなくて、

今でもあれでよかったのかがわからない、、という言葉が印象に残りました。

確かに、新作って正解がわからないですよね。

お客様の反応が正解だったりもするので、

余計自分の感覚と違うと困惑するんだろうなと思いました。

中村米吉は、役というよりも、

2020年の浅草歌舞伎で、突如体調不良になったときのことを

話していました。

舞台に出ても力が入らなかったらしく、

その時に相手役をしていた巳之助も、

身体が芯のないぬいぐるみのようだったと、、、

大丈夫かなこの人って思ったと言ってました。

なんとか薬で乗り切ったそうですが、

舞台が始まると役者は本当に大変なんだなってことを

実感しました。

市川中車は、なぜ若手役者をゲストに呼んだのか?

最初に、炎上するかっていうくらい

中車がいじられまくったと書きました。

最後に改めて、彼ら3人を呼んだ思いを中車が話してくれました。

歌舞伎界に入って辛い日々を送っていた時、

楽屋でフランクに話しかけてくれたのが彼ら若手役者だったということ。

その存在があるから、

彼らとおしゃべりするのが楽しかったから、

楽屋に行く気持ちになれました、、、って。

それに対して、

巳之助からは、

本当はこの3人を呼ぶのは一旦ぽしゃりかけたんだけど、

中車さんが実現させてくれた、優しい先輩ですと。

米吉からも、

中車さんにはリスペクトの思いがある、

中年になってからこの世界に入られ、

初めましての時から親しくさせていただいている、

と、

毒舌の割には信頼感が伝わってきました。

児太郎は、「せごどん」に出演した時に

撮影についてきてくださったということ、

香川がカバン持ちできた、と本当にありがたかったと話していました。

その話から、香川照之という大物の役者が、

自分たちにフランクに接してくれることに

感謝する気持ちも伝わってきました。

まとめ

4人のトークは、

どこ言っちゃうのか、、とちょっとやきもきした場面もあったのですが、

すごく深い信頼関係でつながれているからこその

ざっくばらんなトークだったんだって

最後にものすごく感動したんです。

歌舞伎の世界はヒエラルキーが存在しているけど、

そうじゃない関係もあるんだよってことを

知ることができて温かい気持ちになりました。

そして、中車が生トークに弱いこと。笑

巳之助は案外大人で周りをよく見ていること、

米吉は進行がうまいこと、

もわかりました。

両手に抱えきれないくらいお土産をもらった気分です。

4人の歌舞伎役者に、感謝の気持ちでいっぱいです。

読んでくださり、ありがとう存じまする。