歌舞伎観劇のお食事について。お弁当は持ち込む?予約する?おすすめは何?観劇を美味しくする幕の内弁当とは?

歌舞伎を観に行く時、ちょっと気になるのがお弁当です。

大体4時間ほどの長丁場、

休憩時間のお食事も観劇の楽しみの1つです。

今日は、歌舞伎観劇のお食事について紹介します。



歌舞伎観劇のお食事3つの方法、予約かお弁当か食べに出るか

観劇の時のお食事方法は、主に次の3つになります。

「劇場に予約する」「外から持ち込む」「外に食べに出る」。

順番に説明していきますね。

kaburinは、歌舞伎座と国立劇場での観劇が多いので、

こちらを例に説明しますこと、あらかじめご承知ください。



歌舞伎観劇のお食事その1:予約する

大きな劇場であれば、中に食堂が併設されています。

そこでお食事をいただくことができますが、

ほとんどは予約が必要です。

食堂を利用する場合

国立劇場であれば、2階の「十八番」か3階の「やまぼうし」。

事前の電話予約か、当日でも開演までに予約をすれば、

食堂で食べることができます。

歌舞伎座の場合は、食堂とお弁当を予約することができます。

インターネットと電話があり、お店によって対応も違うようです。

少々面倒なのが難点かな。

まずは、3種類ある食堂から。

いずれも事前予約が必要です。

2階は「鳳」

こちらは2日前までの電話予約が必要です。

1日20食限定の「ごちそう膳」が4000円。

3階は「花籠」

こちらは2日前までのインターネット予約が必要です。

空席があれば、当日劇場内の予約も受け付けるとのこと。

メニューは豊富で、2500円~6000円。

お重と御膳スタイルのお食事です。

もう一軒「吉兆」も3階にあります。

言わずと知れた名店の歌舞伎座店です。

風情あるつくりで、落ち着いた料亭の雰囲気も味わえます。

予約は電話のみ、

献立も月替わり6500円の松花堂弁当のみです。

お弁当を予約する場合

次に桟敷席のみのご予約弁当について

1階の桟敷席でも、2日前までに電話か店頭(事前)で

お弁当を予約することができます。

献立は桟敷幕の内か桟敷寿司で、どちらも3800円です。

これは、幕間に席まで運んでくれるというので、

劇場の雰囲気を一緒に味わえるサービスですね。

いつかは、私もここで観劇してお食事をいただきたいです。

さらには、劇場に折詰弁当を予約することもできます。

こちらは、座席でいただくことになりますが、

外で調達するのも手間だし、短い時間に食堂でというのもね~

という方向けかな。

1日20食限定の「花道弁当」。

インターネットで劇場に予約すると劇場で受け取り、

電話で「やぐら」というお弁当屋さんに予約するとそこで受け取り

ということになります。

以上が予約という方法です。



歌舞伎観劇のお食事その2:お弁当を持ち込む

もっとも多いのはこのパターンだと思います。

というか、いつも私はこちらです。

座席で手軽に好きなものをいただきたい向けはこの方法がおすすめです。

ロビーでいただく方もいらっしゃいますが、席が限られているので、

そのまま座席が多いかなあ。

ちょっと狭いから、身体が大きい方には厳しいですけどね。

持ち込む場合も、実は3つほど種類があります。

劇場内の売店でお弁当を買う

幕間の時間までに買っておくとすぐに食べることができます。

国立劇場では、私の場合はおにぎり弁当が定番です。

歌舞伎座は、外にも魅力的なお店が多いので、

どうしても買って持ち込むことが多くなります。

歌舞伎座周辺のお弁当屋さんで買う

歌舞伎座タワーの地下1階のお弁当売り場「やぐら」。

歌舞伎ならではの幕の内弁当が多数置いてあります。

予算的にも800円~2000円なのでお手軽です。

地下鉄東銀座駅から直結しているので、

ここで買ってそのまま1階へという流れは楽チンです。

また、1階に上がって交差点の向こう側にも木挽町辨松さんがあります。

ここは、通がよく利用する幕の内弁当がおいてあります。

630円からなので本格的な割りにはお値段低めです。

それ以外のところから調達する(デパ地下など)

家から持ってくるもよし、コンビニでもよし、

でも私の一押しはデパ地下弁当です。

歌舞伎座から銀座三越まで歩いて5分ほどです。

だから、銀座に出て三越でお弁当を買って、

歌舞伎座まで歩くのがkaburin流です。

ま、このパターン多いと思いますよ。

観劇前の時間はお弁当売り場混んでます。

デパ地下の魅力は「なんでもある」ってことですね。

お弁当の種類も多いので、

毎回何を食べるのか、そのチョイスも楽しいんです。



歌舞伎観劇のお食事その3:外に食べに出る

こういう方もいらっしゃると思うので一応紹介。

半券を持っていれば外に出て食べてくることも可能です。

ただし近くに食べられるところがあるかが勝負ですよね。

一番長い幕間でも30分です。

昨日5月の歌舞伎座夜の部は25分が最長でした。

歌舞伎座であれば、近くにある「歌舞伎蕎麦」が有名とのこと。

カフェもあるのでできなくはない方法です。



歌舞伎観劇豆知識:幕の内弁当の意味を知っておこう

「幕の内弁当」と歌舞伎には深いつながりがあります。

「幕の内弁当」とはどういうお弁当?

江戸時代の資料「守貞漫稿」(1837年ごろ)によると、

江戸時代末期には握り飯に副食物を添えた弁当を幕の内と呼んでいて、

芝居に出る役者や裏方のために作られたものだそうです。

それが、だんだん観客へと浸透していったとのことです。

お弁当の内容としては、

一般的なのが白飯を俵形に握ったもの。

そこにゴマを振って梅干しを入れたもの。

お弁当のご飯が波打っているのを見たことありますか?

あれが元祖なんですね、俵形に型押しをして

握りに見せているのだそうですよ。

白飯以外にも、お赤飯や炊き込みご飯というのもその後出てきましたが、

それが幕の内に分類されるかというと異論もあるらしいです。

私はどちらでも構わないですけどね。

おかずには、汁気のないものを少しずついろいろ詰め合わせるのが

一般的ですね。

特に焼き魚・玉子焼き・かまぼこ・揚げ物・漬物・煮物は

幕の内弁当の代表的なおかずだそうです。

お弁当という性格上、数時間で傷むものが避けられている一方、

全般的に高カロリーで脂質や塩分が多いのも難点らしいです。

「幕の内弁当」という名前の由来

では、なぜこの名前なのかということです。

だいたい5つほど説があるそうですよ。

(1)役者や裏方が幕の内がわで食べていたことに由来する

(2)幕間の時間に、役者が食べたことに由来する

(3)相撲取りの小結が幕の内力士だから、小さいおむすびが入ってることに関連しての由来。

(4)江戸芳町の料亭「万久」が売り出したことに由来する

(5)戦陣の幕内で食べた携行食に由来する

私的には、(2)が定説と思っていたので、

こんなに由来があることにびっくりしています。

何れにしても、この名が定着したのは江戸時代ということです。

(4)はお店のコマーシャルっぽいし、

(3)も(5)もこじつけじゃないかしら?なんて気もします。

はっきりとした由来はないのが現在のところのようですね。

確かに、いろいろな説はありますが、

短い幕間に座席で食べるには、「幕の内弁当」は本当にお手頃です。



まとめ:歌舞伎観劇のお食事は?

歌舞伎観劇のお食事は、主な方法が3つありました。

・劇場の食堂やお弁当を予約する方法

・お弁当屋さんなどで用意して持ち込む方法

・ささっと外に出る方法

どれも観る方の状況や気分に合わせて選択するといいのではないかと思います。

ただし、マナーとして周囲を汚さないことや、

時間を守ることは守りたいですね。

加えると、臭いにも注意したほうがいいかな。

客席にカレーの匂いがプンプンしています~じゃ、

幕が上がった時の気分が冷めちゃいますからね。

今日も読んでくださり、ありがとう存じまする。

写真は、最近kaburinnが食べたお弁当で~す。

歌舞伎座のお弁当関係はこちらのサイトからお調べくださいね。

https://www.kabuki-za.co.jp/eat/