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にっぽんの芸能に中村莟玉(かんぎょく)登場、歌舞伎「釣り女」に見る理想の結婚とは?追記:見逃し要チェック!

メディア出演
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日本の芸能、4月10日放映の番組に、

中村莟玉(かんぎょく)が登場します。

また、歌舞伎「釣り女」をとりあげ、

歌舞伎に見られる理想の結婚観を探ります。



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にっぽんの芸能、4月10日放送回は中村莟玉が登場します

4月から新司会者に高橋英樹を迎え、

リニューアルした「にっぽんの伝統」。

日本が誇る伝統芸能の素晴らしさを伝える教養番組です。

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4月10日放送回も、なかなか見所多いです。

・歌舞伎「釣り女」を見る

理想の相手を求めて大名と太郎冠者が大騒動を巻き起こす歌舞伎「釣女」を観るようです。

出演は、中村鴈治郎と片岡愛之助、多分2019年12月の南座かなって思います。

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・歌舞伎役者中村莟玉(かんぎょく)登場

昨年、襲名した中村莟玉がゲストです。

幼いころから歌舞伎に憧れ、運命の出会いに導かれ俳優の道へ。

梅丸から名前を改め飛躍が期待される彼の素顔に、高橋英樹が迫るそうです。

・いとうせいこう言葉の魔法は文楽

文楽の言葉から人間の心の奥底に迫る語りの芸を堪能します。



中村莟玉(かんぎょく)のプロフィールと襲名について

今回のゲストは、歌舞伎役者の中村莟玉です。

キリリとしたイケメンの彼は、期待の若女形ですよ。

中村莟玉のプロフィールについて

中村莟玉 本名:森正 琢磨(もりまさ たくま)

生年月日 1996年9月12日生まれ

家系 中村梅玉の部屋子

*7歳から見習いとして通い、10歳から部屋子として師事

屋号 松嶋屋

定紋  祗園銀杏

初お目見え 2005年 「御ひいき勧進帳」冨樫の小姓役 本名で出演(国立劇場)

部屋子披露 2006年 「沓手鳥孤城落月」小姓神矢新吾役、

「関八州繋馬」里の子竹吉役で中村梅丸を名のる(歌舞伎座)

襲名    2019年11月 「鬼一法眼三略巻 菊畑」虎蔵役 で中村莟玉を襲名(歌舞伎座)

「義経千本桜」鳥居前の静御前役

新歌舞伎「NARUTO−ナルト−」春野サクラ役 などを演じる

中村莟玉、中村梅丸から莟玉(かんぎょく)へ、異例の襲名

莟玉は、元々は歌舞伎の家の出ではありません。

一般家庭に生まれ育ち、歌舞伎への憧れを募らせて、

中村梅玉に弟子入りをします。

部屋子として、中村梅丸の名をもらい、

端麗な容姿と実力(これは努力の賜物だと思う)を認められ、

2019年11月に、正式に梅玉の芸養子となり、

中村莟玉を襲名しました。

まるるという愛称で女性ファンも多いのです。

詳しくはこちらからどうぞ。

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にっぽんの芸能、4月10日放送回を見たよ!見逃した方要チェックです!

リニューアル第2回目の放送が

待ち遠しくてたまりません。

絶対に見逃しませんよ。

歌舞伎「釣り女」を見る

えびす様ゆかりの「釣り女」を画面で見ます。

2019年南座で上演された舞台を

そのまま放映してくれました!

超感激です!

因みに、その時の配役、釣り女のあらすじは次の通りです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

釣女(つりおんな)河竹黙阿弥 作

太郎冠者   片岡 愛之助

大名某    中村 隼人

上臈     中村 梅丸改め莟玉

醜女     中村 鴈治郎

太郎冠者は主人の大名某と二人で、

西宮の恵比寿神社に妻を得たいと

願掛けの参詣にやって来ます。

すると、その神前で眠りについた二人に

夢のお告げがあり、

釣り針が与えられます。

早速大名が釣竿を下げると、

世にも美しい上臈が釣り上げられます。

その場で祝言を挙げるのを見た太郎冠者は、

自分も美しい妻を娶りたいと、

釣竿を下げます。

やがて手応えを感じた太郎冠者が、

釣竿をあげると。衣を被った女を釣り上げ、

夫婦になろうと誓い合います。

しかし、衣を取った女は醜女、

太郎冠者は逃げ出そうとするのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

太郎冠者を演じたのは片岡愛之助。

番組にメッセージを寄せました。

「大名(中村隼人)と上臈:じょうろう(中村莟玉)は、

美男美女のカップル。

僕が演じる太郎冠者と醜女(中村鴈治郎)とはちょっとちがう。

でも、可愛いんですよ、鴈治郎兄さんは。」

と、この物語のおかしみは、

女性の美醜ではなくて、

ピュアで純粋な彼女の猛アタック、

そのやりとりがユーモアを誘うと話していました。

この醜女を演じた中村鴈治郎も大役者です。

この方の存在があって、

この舞台の楽しさが増しているんですよね。

芝居の最後に、

醜女がスライディングをするんでけど、

毎日何かしらやっていたようで、

「今日は鴈治郎兄さんは何をやるんだろう?」と

莟玉と中村隼人は話していたということでした。

 

その中村莟玉は、上臈のお役、これが初役だったそうです。

大先輩が居並ぶ中、

この役を演じるのは、緊張したようです。

しかも南座ですからね。

この舞台は、南座での中村莟玉の襲名披露でもあったんですね。

司会の高橋英樹さんと中條誠子さんは、

その莟玉の美しさを褒めていらっしゃいました。

いるだけで、品の伝わる美しさだったと・・。

それを聞いて嬉しかったでしょうね、莟玉さん。

中村梅玉(ばいぎょく)、中村莟玉襲名について語る

中村莟玉は、プロフィールにあるように、

一般家庭から、歌舞伎の世界に入った役者です。

その生い立ちや歌舞伎会に入ったきっかけも語られました。

2歳の時から、

母親に連れられ観に行った歌舞伎に関心を持つようになったこと。

7歳の時に、日本舞踊を習い始めたこと。

そして、中村梅玉のもとで修行をし、

中村梅丸という名で、女形として活躍の場を増やしてきました。

師匠の梅玉は、

「おおらかな大きな姿の舞台役者になってほしい。

覚えが良くない、でもそれがいいところ。

こちらが教えたことに、毎日のように食いついてきますから。」

覚えが良くない???

そんな一面があったのかと、ちょっとびっくりです。

その分、すご〜〜く精進したんでしょうね。

また、

「父の中村歌右衛門が行なっていた若手の勉強会が『莟会(つぼみかい)』。

その莟が、彼にぴったり、だから私の玉をつけて「莟玉」とした。」と名前の由来も語りました。

でも、その名前は、初めは嫌がったということ。

莟玉は、自分が神様のように思っていた方由来の名前、

と言うことでプレッシャーは大きかったそうです。

そうでしょうね〜。

中村莟玉、これからの目標は?

今後の目標を問われて、

中村莟玉は、次のように話しました。

「自分は、歌舞伎座の大きな舞台に似合った、

大きな役者となりなさい。と言われてきたので、

それを目標にしたいです。

そして、自分が小さい時に、

歌舞伎の素晴らしさを思わせてもらった、

今度は自分が思わせる側になりたいです。」

まだ23歳の若者です。

これからは、立ち役も師匠から学びながら、

芸の幅を広げていくのでしょうね。

とても楽しみなことです。

見た目も綺麗だしね、小柄だけど舞台映えがするんですよ。

早く、劇場に彼の姿も見に行きたいものです。

いとうせいこう:言葉の魔法「文楽」

文楽「仮名手本忠臣蔵」から

高師直のセリフを取り上げます。

イヤまたその元の奥方は、

貞女といひ

御器量と申し手跡は見事。

ご自慢なされ〜〜

むつとなされな嘘ではないわさ

 

八世竹本綱大夫の語りを聞いた時、

せいこうさんはどきっとしたとか。

高師直は、忠臣蔵では悪役です。

塩谷判官をネチネチいじめる悪い男です。

でも、綱太夫の語りからは、

いじめだけではなく、ちょっと羨ましいダメさをも

感じたんだとか。

そこから、同じセリフでも太夫の解釈によって、

言い回しが変わるってこと。

その語り芸を聴き比べようと言うのが、

この回のテーマでした。

演者の解釈の違いを楽しむのも古典芸能のよさ、

そう説明していました。

確かに確かに、聞いててすっと入ってくるものと

あまり入ってこないものもあります。

それは、演者の解釈の違いなんだなって思いました。

いやいや、古典芸能は奥が深いね〜〜

見てよかった、楽しかったな今回も!

にっぽんの芸能

NHKEテレ局 4月10日(金)23時~23時55分放映

再放送:4月13日(月) 午後0時~午後0時55分



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