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坂東玉三郎は歌舞伎女形ベスト1。病気がきっかけで歌舞伎役者へ、バレエ界も絶賛の鷺娘は一度は見たい!

歌舞伎役者
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坂東玉三郎は、歌舞伎女方のベスト1といってもいいでしょう

その美しさ、華やかさ、艶やかさ、舞台上ではひときわ光を放つ役者です。

歌舞伎座4階の幕見席から見ても、その美、芸に見とれてしまうくらい、

圧倒的な存在感があるんです。

特に、舞踊「鷺娘」、「阿古屋」などは、

玉三郎にしかできないのではないかと思うほどに

その完成度が高いのですよ。

立っているだけで(座っていてもいいけど)芸術、と言える役者は他に類を見ないと思います。

その坂東玉三郎、実は病気をきっかけに梨園の養子になったのです。

また、バレエ界の巨匠ミハイル・バリシニコフとの共演もあります。

その坂東玉三郎について紹介します。



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歌舞伎女方ベスト1の坂東玉三郎のプロフィール、家系、本名、身長など

坂東玉三郎は、梨園の御曹司ではありませんでした。

一般の家庭から、歌舞伎界に入り、

日本中、いや世界中を虜にし、人間国宝にまでなった役者です。

五代目坂東玉三郎(ばんどうたまさぶろう)のプロフィール

坂東玉三郎:本名 守田 伸一(もりた しんいち) 通名/親市

旧姓は楡原(にれはら)

生年月日 1950年4月25日 

身長 173㎝

家系 養父:十四代目守田勘弥

学歴 聖学院高等学校卒業

趣味 ダイビング

屋号 大和屋

定紋 花勝見(はなかつみ)

芸歴 1956年 十四代目守田勘弥の部屋子となる

1957年 「菅原伝授手習鑑・寺子屋」の小太郎役で、坂東喜の字を名乗り初舞台を踏む(東横ホール)

1964年 14代目守田勘弥の芸養子となる。

「心中刃は氷の朔日」のお玉役で、5代目坂東玉三郎を襲名(歌舞伎座)

1984年 メトロポリタン歌劇団100周年記念公演に「鷺娘」出演

1986年 「ロミオとジュリエット」を初演出

1988年 モーリス・ベジャールの振り付けにより、パトリック・デュボン、ジョルジュ・ドンらと共演

2012年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定

2019年 文化功労者・高松宮殿下記念世界文化賞を受賞、日本芸術院会員になる

2020年 大河ドラマ「麒麟がくる」に正親町天皇役で出演

当たり役

「鳴神」雲の絶間姫

「鷺娘」鷺の精

「京鹿子娘道成寺」白拍子花子

「助六由縁江戸桜」揚巻

「伽羅先代萩」政岡

「壇浦兜軍記・阿古屋」阿古屋

など

歌舞伎の女方だけでも、素晴らしいのに、バレエ、演出家、映画監督など、

それ以外の分野でもすごい経歴があるのですね。

モーリス・ジャベールにも気に入られていて、

何回か共演されているんですって。

「美」には国境はない、ってことを証明するようなことだなあと思います。

受賞歴も、多すぎて全部記載することができませんでした。

さらに、大河ドラマ「麒麟がくる」に初出演、

これは、どこぞの姫、女房かと思っていたら天皇役でした。

歌舞伎役者が天皇役を務めるのは他にも例があるのですが、

気品がある、所作が美しいということも原因なのかなと思うところです。

当たり役もやっぱり多いのです。

私は、阿古屋、揚巻が大好き。

なんといっても豪華で、プライドの高さが魅力だと感じています。

素人が手をつけたら、あっという間に火傷しそう、、

そんな凄みさえ感じさせる玉三郎の女方に魅入られるのです。

 

 



歌舞伎役者坂東玉三郎ヒストリー~病気から梨園の養子になるまで~

プロフィールからもおわかりの通り、

坂東玉三郎は、梨園の生まれではありません。

生家は料亭ということなので、

ある程度裕福で芸術にも目が利くお家だったのかなって想像します。

玉三郎、本名は伸一と言いますが、

幼い頃から、踊りが大好きなお子さんだったんです。

物心がつく前から、扇子などを持って踊っていたという逸話も残っています。

ご実家に芸者さんとかが行き来していたのでしょうかね。

それを後押ししたのが、幼いときに患った病気です。

1歳半で、小児麻痺を患ったということなんです。

後遺症で、足がちょっと不自由になり、

そのリハビリのために

踊りを始めたのですが、それに取り憑かれてしまったようですね。

始めは、家にお師匠さんがいらして習っていたところ、

わざわざ、通うようにまでなってしまったんですって。

3、4歳の頃には本格的にお稽古を始め、

6歳の時に14代目守田勘弥の弟子入りをしてしまいます。

守田勘弥にも跡取りがいなかったので、

幼い伸一は、自分の子のように、可愛かったんじゃないかなあと思います

7歳で初舞台、14歳の時に、

とうとう芸養子として守田勘弥の家の子となり、

5代目坂東玉三郎という名前を襲名するのです。

この名は、養父も4代目として名乗っていた名です。

実は、14代目守田勘弥も13代目守田勘弥の養子だったんですよ。

現在では、坂東玉三郎 という名があまりにも大きな名になっていますが、

これはひとえに、玉三郎の努力の賜物と言えるでしょう。

玉三郎が、今後別名を受け継ぐことは想像し難いし、

それより、玉三郎を名乗りたいと思う若手が出てきても

おかしくないくらいの名跡だと思います。

当時は、養子が大きな役者になることは珍しかったようですが、

今は、片岡愛之助、中村莟玉が、

一般家庭から歌舞伎の家に養子に入り、役者として活躍しています。

好きで、才能があれば、誰でも活躍できるのはとてもいいことだと思います。

14歳から、本格的に歌舞伎役者として稽古を始めたのですが、

やはりこれは歌舞伎界では遅い方です。

だから、養父の勘弥は、

「今日からは専門家になるのだから、今までのような稽古のやり方ではなく、とても厳しいものになるよ」

と言って、様々なお稽古を玉三郎に経験させたそうです。

もともと好きでやっていた、踊りやお芝居。

その上に、三味線、鳴り物、義太夫、お茶、お花、ピアノなどなど、、、

こんなにお稽古を毎日毎日やっていたら、

私だったらきゃーって逃げ出してしまいます。

玉三郎もさすがに大変だったということで、

朝の10時からお稽古に行き、

午後5時15分の国立劇場の開演に間に合う時間まで、

何軒も回って行ったという日課だったらしいです。

歌舞伎役者は、10代はあまりお役がつかないのですよね、

だから、その時期にいっぱいいっぱいお稽古をして、

下地をつけてきたのでしょうね。

そういう生活は20歳頃まで続いたそうです。

現在、玉三郎は、多くの若手を指導していますが、

基本をしっかり身につけることや、

本物から学ぶということは、

玉三郎の経験に基づいたことなのだろうなと思いました。

 



坂東玉三郎、バレエ界の巨匠とも共演、世界が認めるその美と芸

坂東玉三郎は、日本の歌舞伎役者として、

世界でもその名を知られる存在です。

1983年にメトロポリタン歌劇場100年記念祭のガラで代表作「鷺娘」を上演し大絶賛を浴びます。

その後、アンジェイ・ワイダ(ポーランドの映画監督)や

ダニエル・シュミット(スイスの映画監督)、ヨーヨー・マ(チェリスト)

など世界の超一流の芸術家たちと多彩なコラボレーションを展開し、

国際的に活躍をしてきました。

今から30年も前に、すでにグローバルな活躍をしていたとは、

玉三郎の眼は、伝統の継承とともに、世界へも向いていたのでしょうね~。

まだ、それほど日本文化に関する情報や交流も少なかった時代なので、

海外の方達には強い衝撃を与えたのではないかと思いますね。

玉三郎は、自らバレエも踊るそうです。

世界的振付師であるモーリス・ベジャールとも親交があるそうで、

ベジャールの振り付けによる舞台も上演していますし、

名だたるダンサーとも共演をしてきたそうです。

以前、テレビで玉三郎が、身体の柔らかさを披露していたのですが、

体幹はしっかりしていながら、柔軟性の高い動きをされたのを見て

とてもびっくりした覚えがあります。

その時は、小さい頃からのお稽古が、舞踊に適した身体を作ったのだなあと

感動したものです。

その後1998年には、

バレエダンサー、ミハイル・バリシニコフと共演し、

「坂東玉三郎は役者としての演技だけでなく人間としてもすごい。」

と記者会見での言葉を引き出しているのですよ。

役者として才能がある方は多いと思いますが、

人間性をも認められる何かを玉三郎は持っているのでしょうね。

一つの芸を極め、誰をも魅了するということは、

才能だけでは語れない、人間力が成せることなのだなあと思いました。



 

坂東玉三郎の「鷺娘(さぎむすめ)」はバレエの巨匠をも魅了する

先ほど、1983年にメトロポリタン歌劇場で、

「鷺娘」を上演したと書きました。

この「鷺娘」は舞踊であり坂東玉三郎の代表作でもあります。

私は、幸運なことに、生を1度拝見しています。

きゃーキレイキレイキレイ~~~

と心の中で歓声をあげながら、舞台に見入った記憶があります。

この「鷺娘」に対し、世界を代表するバレエリストも

絶賛のコメントを送っています。

まず、共演したこともあるミハイル・バリシニコフからは、

彼のパフォーマンスでは優雅さ、テクニック、ビジョン、

そしてドラマがその不滅の肉体において一つになっている。

すべての瞬間は感情に満ち溢れ――時に抑制され、時に解放され――、

しかしながら常に、この現代最高峰の女方の圧倒的なコントロールのもとにおかれている。

というコメントがありました。

日本でも人気が高いバレーリーナシルヴィ・ギエムからは、

『鷺娘』を観た日、一緒に鑑賞した姪にこう言った。

「今まさに『美』を観たのよ。」

人生には、シンプルで純粋な感情を目撃した衝撃で、自分が永遠に変えられてしまう瞬間がある。

この舞台はそんな瞬間だった。

というコメントを贈られています。

バレエ界の巨匠2人からこんなに素晴らしい賛辞を贈られるとは

本当にすごいと思いませんか〜?

玉三郎は、フランスの文化勲章も受賞しているので、

海外からもその芸のクオリティは高く評価されているのですが、

「鷺娘」もその要因と言えるでしょう。

この演目は、

恋する娘の可愛らしさ、恋の終わりを知る切なさ、

そして、最後力尽きて倒れる姿まで、

一瞬の隙がないほど美しい舞踊なのです。

現在、衣装の重さや身体に負荷が大きい動きなどから、

玉三郎がフルで踊ることはなくなりました。

これは、きついからという以上に、

自分が掲げる理想の踊りを大切にしたいという思いが

あるように感じます。

ただし、「見たい」というファンも多い大人気の演目でもあることから、

映像とミックスした舞台は、まだ上演する機会もあります。

2020年9月の歌舞伎座では、第4部に「鷺娘」特別上演も予定されています。

ぜひ、生の「鷺娘」をご覧いただきたいです。

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生が難しい方は、シネマ歌舞伎やDVDでも見ることができますよ。

*シネマ歌舞伎「鷺娘」については、こちらにも書いていますので、よかったらお読みくださいね。

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坂東玉三郎、名コンビといえば・・・

坂東玉三郎は、女形として、

多くの役者さんと共演しています。

中でも名コンビと称されたのが、

古くは「孝・玉」、今では「仁左・玉」と言われる

片岡仁左衛門です。

このコンビは、いい男といい女、舞台の華です。

私生活でも交流があり、

若い頃からよく喧嘩もしたというくらい、

芝居に対して熱い思いを持っているんだとか。

私もこのコンビの舞台が大好きで、

目に焼き付いているシーンもたくさんあるんです。

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もう一人挙げるとしたら、

「海老・玉」で知られた、

故12代目市川團十郎です。

この二人もインパクトの強いコンビでした。



坂東玉三郎、「阿古屋」「伽羅先代萩」の若手への継承にかける思い

坂東玉三郎は、現在若手の指導にも力を入れています。

私は、女方のベスト1は坂東玉三郎、と確信していますが、

その次を継ぐのは誰なのか、、、

それはまだわからないというのが正直なところです。

でも、中村七之助、中村梅枝、中村児太郎に

昨今、重要なお役を指導しています。

「壇浦兜軍記・阿古屋」の阿古屋役と、

「伽羅先代萩」の政岡役です。

この3人は、違った美しさで人気の女方です。

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年齢的には、七之助、梅枝、児太郎の順になります。

七之助が中村屋、梅枝が萬屋、児太郎が成駒屋と

お家も違うので、芸風もちょっと違うのかなあ。

それでも見ていて、

3人とも、ぐんぐん演技が深くなっているなあと感じます。

2019年は、どちらのお芝居も歌舞伎座で上演されたので観に行きました。

「壇浦兜軍記・阿古屋」の阿古屋役は女方最高難度の役と言われています。

昭和の時代は六代目中村歌右衛門が、

平成の時代には、坂東玉三郎が、

ただ1人しか演じられる役者がいない役でした。

玉三郎は、今だから伝えねば、という思いがあったんじゃないかなと思います。

中村梅枝と中村児太郎は、

日頃から芝居や楽器のお稽古に熱心で、

その姿を見た坂東玉三郎から

お稽古をつけたということでした。

この時に玉三郎が2人に伝えたこととして、

「阿古屋であることを忘れないでね。」

「3つの楽器を奏でるだけでなく、役の中で演じなさい。」

ということがあったそうです。

役を作る、役になる、これは技能だけではできないことです。

役の心を作ることを玉三郎は伝えたかったのかなと

私は思いました。

3人3様の阿古屋はとても見ごたえがありましたよ。

やはり、玉三郎の阿古屋は圧巻なので、

これだけはお代わりしちゃいました。

「阿古屋」については、こちらに書いていますので、よかったらお読みくださいね。

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「伽羅先代萩」では、中村七之助が政岡役に挑みました。

玉三郎と、父の勘三郎が仲がよかったことから、

七之助は度々、玉三郎の教えを受けていたようです。

今回の「伽羅先代萩」では、

もちろん、全部教わったことは大事であるけど、

政岡と千松、鶴千代の3人の場面で、

その関係や世界観を見ているお客様に伝わるように演じる、

ということを、特に印象深く学んだそうです。

ここでも、その役をその世界を表現する、

という意味が伝わってきます。

七之助が、後日テレビ番組のインタビューで、

玉三郎のすごさについて語っていたことがあります。

玉三郎が演じている役の人物が見ている先に、

その役が見ている景色が浮かび上がってくるのですって。

舞踊では、特に、目の前にないものをあるかのように

表情や仕草で表現することがあります。

それを見て、

「ああ、今は昔もらったものを思い出しているんだな」とか、

「去っていく、後ろ姿を見送っているんだな」とか

情景を想像するんですね。

芝居でもそういうことはあると思うのですが、

舞台がそのまま情景を描き出してしまう演技力は、

すごいよなあと思います。

七之助の政岡も、丁寧に演じていて素敵でした。

2019年8月「伽羅先代萩」についてはこちらにも書いていますので、よかったらお読みくださいね。

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このように、若手への芸の継承を

熱心に行ってはいるものの、

その思いは決して楽観的なものではないそうですよ。

それは、玉三郎自身が、時間をかけ、修練を積み、

磨き上げてきた芸の道があまりにも厳しく苦難に満ちているからかもしれないですね。

女方の重鎮、中村歌右衛門との確執もあったという話ですし、

仕事のしすぎで体を壊したこともあったということです。

それでも、まっすぐに追い求める「道」の存在が、

坂東玉三郎をここまで運んできたように感じます。

現在は、その「道」の観念も希薄になったけれど、

伝えられる人には伝えたいという思いも強いそうです。

私は、まだまだ、坂東玉三郎の芸を見ていたいと思いますが、

若手の成長にも目を向けて、玉三郎の思いをどうつないでくれるのか、

それも見ていきたいなあと思いました。

 



 

坂東玉三郎は、人間国宝。第31回世界文化賞も受賞

坂東玉三郎は、2012年に人間国宝を受賞しています。

養子から歌舞伎界に入ってきた役者で、

ここまで実力、名声ともに上り詰めた方はいないのじゃないかしら。

2019年9月18日には、

世界の優れた芸術家に贈られる

第31回「高松宮殿下記念世界文化賞」の

2019年演劇・映像部門の受賞者として、

坂東玉三郎が選ばれました。

歌舞伎では、過去に故中村歌右衛門、坂田藤十郎も

受賞しているこの賞です。

坂東玉三郎は、至高の女形として、

広く認められたことをも表していると思います。

ファンとして、とても嬉しい、

おめでとうございます。

 

 

最高位の女方、ベストオブベストと言える

坂東玉三郎を、追いかけられる限り追いかけていきたいと思っています。

よかったら、一度玉三郎の舞台を観てはいかがでしょうか。

読んでくださり、ありがとう存じまする。

 



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