2019年もあと何十分で終わりです。
今年の2月に誕生したこのブログ「歌舞伎三昧」。
10年くらいのブランクから歌舞伎沼に帰ってきた
kaburinがあれこれ歌舞伎について書き綴ったブログです。
書き始めた時は、おぼつかない記事もありました。
書けば書くほど、歌舞伎の奥深さに触れ、
手が止まったり、心臓がばくばくしたり、、、。
それでも好きだから書いてきた1年間でした。
来年も大好きな歌舞伎について、
歌舞伎ファンもそうでない人も楽しんでもらえるような
記事を書いていきたいと思います。
2月から12月まで、各月毎に、
一番読まれた記事はなんだったのか?
記事から2019年の歌舞伎を振り返り、
一挙に紹介します。
- 2月のベスト1は、「中村屋のヒストリー」
- 3月のベスト1は、「歌舞伎座3月大歌舞伎夜の部観劇レポート」
- 4月のベスト1は、「市川海老蔵の『古典の誘い』観劇レポート」
- 5月のベスト1は、「期待の若女形、中村梅枝のプロフィール」
- 6月のベスト1は、「話題作『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち』観劇レポート」
- 7月のベスト1は、「7月大歌舞伎初日のニュース!勸玄くんの『外郎売』と海老蔵の家族愛」
- 8月のベスト1は、「澤村國也、超歌舞伎で大ブレイク役者のプロフィール」
- 9月のベスト1は、「『東海道四谷怪談』、七之助、愛之助、中車の初チャレンジが心を打った舞台」
- 10月のベスト1は、「松島屋期待の新星、片岡千之助のプロフィール」
- 11月のベスト1は、「『スーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリ』公演情報と&観劇レポート」
- 12月のベスト1は、「年末年始のテレビ番組情報」
2月のベスト1は、「中村屋のヒストリー」
いだてんの放送開始に合わせ?
NHK総合局で放送された、
中村屋の歴史をめぐるドキュメンタリー番組。
在りし日の勘三郎さんや、
まだちっちゃかった勘九郎さん、七之助さん、
そして江戸時代にも遡るご先祖の偉業など、
描かれた骨太なドキュメンタリーでした。
中村屋、2019年は大活躍でしたね!!
3月のベスト1は、「歌舞伎座3月大歌舞伎夜の部観劇レポート」
歌舞伎座の夜の部の観劇レポートです。
盛綱陣屋、仁左衛門の盛綱、秀太郎の微妙の息がピッタリ。
勘太郎くんの小四郎も熱演でした。
白波五人男は、市川猿之助と松本幸四郎のコンビが、
生き生きしていて舞台に引き込まれました。
そんな見応えのあった舞台のレポートです。
4月のベスト1は、「市川海老蔵の『古典の誘い』観劇レポート」
市川海老蔵が主催する自主公演。
古典の演目にフォーカスし、
特に、成田屋の十八番を大事にしようとする
海老蔵の気持ちが伝わってくる舞台でした。
この時は、「嫐」という復活物。
かっこいい海老蔵の
かっこ悪い役柄が面白かったです。
来年の13代目市川團十郎まで、もう少し。
それも応援していきたいと思っています。
5月のベスト1は、「期待の若女形、中村梅枝のプロフィール」
中村梅枝は、今年じわじわとその魅力を感じてきた役者です。
1月に見た時は、綺麗だな、、、
で終わったんですけど(ファンの方ごめんなさい)、
12月の「阿古屋」「白雪姫」「神霊矢口渡」では、
それぞれ個性の違う役を、
絶妙な表現力で演じていらして、
すっかり魅入られました。
来年も、どんな役を演じてくれるのか
すごく楽しみな役者です。
6月のベスト1は、「話題作『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち』観劇レポート」
漫画「風雲児たち」を原作に書き下ろした三谷歌舞伎、
とても話題になりました。
チケットが取れなくて泣いていた人もいたみたいです。
舞台構成、ストーリーとも、
エンターテイメント性豊かな歌舞伎として堪能しました。
先日発表された大谷竹次郎賞、
「それぞれの登場人物を個性的に描くとともに、
歌舞伎の手法や独創的な趣向を用い、スケールの大きな作品に仕立てた」
と評価され見事に受賞しましたね。
7月のベスト1は、「7月大歌舞伎初日のニュース!勸玄くんの『外郎売』と海老蔵の家族愛」
7月は海老蔵に沸いた1ヶ月(私にとって)でした。
興味はあったけど、そこまでファンではなかったのですが、
真摯に打ち込む姿には、感銘を受けました。
長男の堀越勸玄くんが、「外郎売」を立派に務めたことも、
大きな話題でしたね。
途中、体調不良で休演した海老蔵がいない舞台も、
一人で務めたと、褒め称える方も多かったです。
話は逸れますが、役者の体調管理も今年は気になりましたね・・・。
8月のベスト1は、「澤村國也、超歌舞伎で大ブレイク役者のプロフィール」
8月の京都は、超歌舞伎で盛り上がりました。
主演の中村獅童以上に、注目を浴びたのが、
アンリミテッドバージョンで主役を演じたのが、
澤村國也です。
その活躍は、毎日ツイッターで呟かれ、
その勢いもあり、たくさんの方に読んでもらえた記事です。
10月には双子のパパとなり、
子煩悩な様子も微笑ましかったです。
来年も活躍楽しみにしています。
9月のベスト1は、「『東海道四谷怪談』、七之助、愛之助、中車の初チャレンジが心を打った舞台」
9月も京都南座ですね。
「東海道四谷怪談」は、中村七之助が、
坂東玉三郎の指導を受けながら初役を務めましたね。
このお岩の役は、故中村勘三郎がこよなく愛した役。
コクーン歌舞伎では、
この演目で多くの方たちを歌舞伎の虜にしました。
その大切なお役を、初めて演じた七之助、
この方も今年大注目の役者でしたね。
10月のベスト1は、「松島屋期待の新星、片岡千之助のプロフィール」
10月は、なんと松島屋のニュースター。
片岡千之助のプロフィール記事が最も読まれた記事に
なりました。
祖父の仁左衛門をウルトラマンと慕い、
大学生活と歌舞伎役者の2足のわらじ・・・
と思ったら雑誌のモデルまで!?
その可能性は未知数です。
インスタで見る素顔はとてもお洒落で、
今時の若者です。
11月のベスト1は、「『スーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリ』公演情報と&観劇レポート」
スーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリは、令和初のスーパー歌舞伎。
市川猿之助と中村隼人のダブル主演も
話題になりました。
どっちも観なきゃ、、、と
2ヶ月のロングラン、通いつめた方も
多かったようですね。
若手役者が生き生きと演じる姿、
斬新な舞台構成やテンポあるストーリー運び、
とても楽しく、心に残る舞台でした。
2月は博多座、3月は南座、
まだまだ進化が期待できるお芝居です!
12月のベスト1は、「年末年始のテレビ番組情報」
12月のベストは、ツイッターの追い風をいただき、
「テレビ番組情報」が1位となりました。
応援してくださった方々に本当に感謝しています。
私が、番組を見忘れそうだったので、
追いかけなくても住むようにまとめた記事ですが、
お役に立てたようで嬉しかったです。
今年ブログを書いてきて、
ちょっとは読んでくださった皆様に
恩返しができたかな・・・って思っています。
書いた割には、全部見られてないんですけどね。てへ
以上、毎月のベスト1でした。
来年も、歌舞伎がもっと楽しく、もっと好きになる記事を
いっぱい書いていきますよ。
2019年、どうもありがとうございました。
歌舞伎万歳!!!
読んでくださり、ありがとう存じまする。
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